のぐち血管外科クリニック

心臓血管外科では、下肢静脈瘤・閉塞性動脈硬化症・深部静脈血栓症など血管の病気を診療しております。聴き慣れないものが多いと思いますが、いずれも身近に起こりうる病気です。当院で特に力を入れているのは、足の血管が浮き出る下肢静脈瘤の診療で、これは太ももからふくらはぎあたりの血液が逆流して血管が拡張し、かゆみや痛み、むくみなどの症状を引き起こす病気です。比較的女性に多く、当院では手術や弾性ストッキングによる圧迫、硬化剤を使った注射などから、症状に対しておこなえる治療法を提案させていただきます。医師から強制はせず、患者様が治療法を選べるようにしておりますので、気になる症状がある方は気軽にご相談ください。

当院では、閉塞性動脈硬化症と深部静脈血栓症にも対応しています。閉塞性動脈硬化症とは、動脈硬化によって手足に血液が十分に行き渡らなくなる病気です。重症化すると、休憩しながらでないと歩けなくなったり、皮膚のただれや壊死（えし）を起こしたりすることもあります。当院では内服薬による対症療法をおこないますが、手術が必要な場合は連携先の医療機関をご案内いたします。また、深部静脈血栓症とは足の静脈に血栓ができる病気で、足の腫れ・痛み・だるさ・熱っぽさなどの症状が見られます。超音波検査で確認し、血栓を溶かす内服薬や点滴で治療をしていきます。