アーバンハートクリニック

内科では、風邪などの感染症や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の診療をおこなっています。なかでも脂質異常症については、あまり詳しくない患者様がいらっしゃいますので、資料などを用いて疾患の特徴などについて説明しています。脂質異常症は、血管に中性脂肪や悪玉コレステロールが増える疾患で、動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があります。治療には、運動や食事による体質改善をおこない、場合によっては薬を併用していきます。主となるのは生活習慣の改善ですので、患者様のモチベーションを高めていくことが大切です。

日中に眠たくなる、家族に無呼吸状態を指摘される、夜中にトイレに立つことがある方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いです。睡眠時無呼吸症候群の原因には、首やのどの周りに脂肪がついていて呼吸を妨げているほか、扁桃肥大や舌が大きいなど、もともと無呼吸を起こしやすい要因を持っていることが挙げられます。酸素をうまく取り込めない状態が続くことで、血管や心臓に負担がかかり、生活習慣病を引き起こすリスクが高まります。当院では、簡易検査をおこない、睡眠時無呼吸症候群の兆候がある方には、引き続き、精密検査をいたします。治療では、専用のマスクで空気を送り込むことで気道を広げ、無呼吸状態の改善をおこないます。