後藤けんクリニック

泌尿器科では、排尿時に痛みがある、残尿感があるといった症状について診療をおこなっております。こういった症状があった場合は、膀胱炎が考えられます。膀胱炎とは、細菌が膀胱に入り込み、炎症を起こす疾患のことで、排尿痛、残尿感のほか、尿に血が混じることもあります。薬の処方で改善できますが、膀胱炎の治療が遅くなると症状が長引いてしまいます。また、腎臓にまで炎症が広がってしまい、腎盂腎炎になってしまう場合もありますので、注意が必要です。

くしゃみをすると尿が漏れる、尿が漏れそうになる、または漏れてしまうといった尿失禁の症状について診療をおこなっています。尿失禁にはふたつのタイプがあり、何かの拍子に尿が漏れてしまうものを腹圧性尿失禁、尿意を感じたときに漏れそうになるものを切迫性尿失禁といいます。どちらか片方なのか、またはどちらも当てはまるのか、症状を詳しくお聞きし、患者様のタイプを見きわめます。タイプがわかれば、それに合った薬や体操で症状を改善することができます。尿失禁にお悩みの方は多いのですが、相談できずに我慢している方がいらっしゃいます。薬で改善できる疾患ですので、お気軽にご相談ください。