松本産婦人科医院

婦人科では、子宮などの疾患、月経にかんする不調などの診療をおこなっています。女性が受診しにくい診療科ですが、女性特有の疾患は、婦人科でなければ、診断や治療が難しいです。女性のさまざまな不調に対応していますので、放置せずに、できるだけ早く受診してください。月経前症候群（PMS）は、月経周期にともない、身体的・精神的な不調が現れます。排卵後の女性ホルモン上昇による体調の変化が、PMSの患者様には過剰に現れるため、症状が重いときは、治療が必要になります。PMSの治療では、患者様に合わせて、漢方薬や安定剤などを処方しています。

貧血は、閉経前の女性に多い症状です。女性の貧血は、徐々に進行し、めまいなど症状が目立ちにくいため、気付かないまま、放置されていることがあります。貧血の状態では、酸素が十分に行き渡らず、身体に負担をかけ続けていることになります。そのため、だるい、疲れやすい、といった症状が出ます。女性の貧血は、多くが鉄欠乏症貧血と呼ばれるもので、鉄やビタミンの補充をします。婦人科では、月経の状態を考慮した治療をおこなっています。