さかきばら耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科では、耳の聞こえ、めまい、鼻づまり、のどの痛みなどの症状に対応しており、「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」の女性医師が診療をおこなっています。耳の疾患である中耳炎には、急性と滲出性などがあります。急性中耳炎は、耳の奥にある中耳へ細菌やウイルスが入って炎症が起き、耳の痛みや聞こえにくさなどの症状が現れます。滲出性中耳炎は、浸出液が耳の奥にたまって聞こえにくくなる疾患で、聴力検査や鼓膜の動きの検査をし、薬で治療をおこないます。投薬治療で改善が見られなければ、チューブを使って浸出液を排出し、耳のなかの換気を良くする治療をおこないます。

めまいの症状を訴える患者様には、聴力検査や眼振検査、平衡機能検査などをおこないます。治療では主に薬を使いますが、良性発作性頭位めまい症の場合は、症状改善のために頭を動かす体操をおこないます。良性発作性頭位めまい症は、耳の奥にある三半規管に、耳石が入り込むことで起こる症状です。そのため、この耳石を三半規管から取り除けるように頭を動かします。めまいの原因は、患者様によってさまざまで、対処法も異なります。脳に原因がある場合は、MRI検査などで、より詳しい検査をおこなう必要がありますので、まずはご相談ください。