いなば耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科では、中耳炎、アレルギー性鼻炎、めまい、副鼻腔炎などの治療をおこなっており、幅広い年代のお悩みに対応しています。急性中耳炎は、鼓膜の奥にある中耳に、細菌やウイルスが感染して発症する疾患で、耳の痛み、耳だれなどの症状があります。お子様が風邪にかかったあとに感染しやすく、耳を触る、夜中に突然泣き出すなどは、急性中耳炎のサインです。治療では、抗生物質と抗炎症作用のある点耳薬を使用します。症状が強い場合は、鼓膜切開をすることもありますが、数日でふさがりますので心配はいりません。治療を中断しますと、滲出性中耳炎や慢性中耳炎に移行することがありますので、きちんと治療を続けることが大切です。

アレルギー性鼻炎には、花粉症などの季節性のものと、ハウスダストやダニが原因で起こる通年性のものがあります。症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどがあります。治療をおこなうときは、まずアレルギー検査をおこない、鼻炎症状を引き起こしている原因を特定します。内服薬、点鼻薬、点眼薬による治療をおこないますが、原因物質との接触を避けることも重要です。症状が強い方や治療による改善が見られない方には、手術をおすすめすることもあります。