高村メディカルクリニック

泌尿器科では、トイレに行く回数が多くなった方や血尿が確認された方が多く来院されています。頻尿の症状は過活動膀胱や前立腺肥大症などの病気が原因ということもあるため、超音波（エコー）検査で膀胱と前立腺の大きさを調べるなどします。診断後の治療はお薬の服用が中心となります。前立腺癌の可能性がある場合は院内での検査のほか、提携先の医療機関でCT検査や手術などのご案内もおこなっています。術後のフォローは当院でも可能です。過活動膀胱は腎臓に影響を与えることもありますので、早めにご相談ください。

病気の診断を素早くおこなうため、さまざまな検査を実施できる環境を整えています。過活動膀胱や前立腺肥大症では、膀胱や前立腺の超音波（エコー）検査のほか、採血で前立腺癌の腫瘍マーカーの有無を調べます。検診などで血尿が指摘された方や膀胱癌の疑いがある方には、膀胱内視鏡検査をおこないます。以前は筒状の硬い器具を尿道に挿入していたため痛みを伴いましたが、現在は柔らかい鏡を使用するため痛みは緩和されています。さらに痛みを軽減するべく、ゼリー状の麻酔も使用します。このように患者様の負担を軽減し、小さな病変も見逃さないように努めています。