Patisserie　Momo（パティスリー　モモ）

ナチュラルな茶色と緑をテーマカラーにした木造りのケーキ屋さんです。オーナーシェフが旅行中のパリで見つけたパン屋さんに一目惚れ！その対面販売のスタイルを基本に、自らが設計したオリジナルの建物です。欧米ではよく目にするテイクアウト専門のお店のスタイルで、グリーンのテントと木目、木立に囲まれたたたずまいには、ほっこりとした空気感があります。店先にはかわいい2人掛けのベンチも置かれていて、ひと休みすることもできます。看板はありませんが、テントとガラス窓には大きく「MOMO」のロゴがあり、最後の「O」には桃が描かれています。ショーケースにはカットケーキや焼き菓子などがきれいに並べられていて、通りからでもよく見えるので、ケーキ屋さんだということが一目でわかります。外からじっくり品定めして、少量であっても気軽に購入できる対面販売なので、普通のケーキ屋さんには入りづらい、単品買いの方や男性にも立ち寄りやすいお店です。

店内はお菓子作りの工房になっているので、お客さんは入店することができません。とはいえお店はガラス張りなので、お菓子作りの様子をつぶさに見ることはできます。神社の参道に面しているため、散歩の途中でのぞき込んでいるうちに、お菓子作りに興味を持ったり、使われている旬の食材から季節を感じたりして、ショーケースに並んでいるケーキやクッキーを思わず買い求めてしまうお客さんも珍しくありません。ガラス越しに覗ける店内は、そんな不思議な魅力にあふれているワンダーランドのようなお菓子の工房です。 使い終わった調理用具が、アルコール消毒でしっかり殺菌・滅菌されている様子などもしばしば見受けられます。免疫力が弱い人や衛生面に敏感な人でも安心して楽しく食べられるように、徹底した衛生管理がなされているのです。さらには、店頭で路面販売という形態なので、ステップを設けてお客さんの目線の高さに商品を並べるなど、細かい点にも気を配っています。

ショーケースの中には、旬のフルーツや野菜を使った、様々なケーキが豊富に並んでいます。パティスリーモモさんでは、ケーキ屋さんの定番である「イチゴのショートケーキ」は、イチゴの旬の季節のみに作られる季節商品です。ほのかな柚子の香りと味噌の芳ばしい香りが広がる「味噌のロールケーキ」や桑の実が入ったやさしい味の「桑の実のベイクドチーズケーキ」、赤くなる前のトマトを使用した「緑トマトのフレッシュチーズケーキ」など、旬のスイーツや野菜を使ったこのお店ならではの珍しいケーキもあります。 ケーキの種類は日替わりで少しずつ、季節ごとにはガラッとかわるので、お店に来るたびに新しいケーキに出会うことができます。桑の実、いぬびわ（イチジクのようなもの）、いたどり（葉っぱや茎を使う。ルバーブのようなもの）などの自生する野生の食材も使用しています。野生ではありませんが、黒イチジクも濃厚でおすすめです。旬の野菜やフルーツを使ってケーキを作っているので、素材の味をしっかり味わうことができます。野菜嫌いの人でも食べられる絶品のケーキには、驚くほどのおいしさがあり、子育て中や健康志向の老若男女から多くの方からの評判を得ています。

できるかぎり、地元のフルーツや野菜、無農薬の素材を使っているため、スイーツに加工しても素材がもつ本来のおいしさを失うことがありません。とくに夏場は、自家農園で育てたものでケーキを作っているので、採れたて野菜や摘みたてハーブの新鮮さを楽しむことができます。他店では定番であっても、パティスリーモモさんでは季節商品になることがあります。旬のおいしい季節にしか作らないイチゴのショートケーキもそのひとつですが、かわりに旬のフルーツや野菜を使ったこだわりのショートケーキが堪能できます。子供が安心して食べられるように、できるかぎりお酒は使わず、本物のおいしさを味わってほしいと、バニラエッセンスなどの香料も使っていません。軽度の糖質制限を受けている方や、様々なアレルギー体質の方にも対応しています。特別な事情のある人でも安全のおいしさを心ゆくまで楽しめる、子供から大人まで安心して食べることができる、カラダにやさしいスイーツです。