紅茶専門店＆菓子工房　パディントン

横長で長方形の黄色い看板に、緑の文字で「パディントン」というロゴマークが書かれた大きな看板がお店の目印です。こちらの看板はロンドン市内にあるパディントン街をイメージしたという色調鮮やかなデザインで、お客さんに遠くからでも見えやすいよう大きな文字が描かれています。イギリスのパブやカフェをコンセプトにした外観は、イングリッシュグリーンで統一され、上品な英国風の雰囲気を感じることができます。建物の外壁はレンガで敷き詰められ、大きな窓のそばに設置されたグリーンとオフホワイトのストライプのテントが印象的な外観です。 お店の周りには多くの緑や季節の花が植えられ、自然豊かで穏やかな空間を作り出しているのも見どころのひとつです。入り口の形状はおしゃれな引きドアになっていて、ドアの前には少し段差がありますがそれほど大きな段差ではなく、特にスロープ等は設置されていませんが必要であればいつでもスタッフがサポートしています。

落ち着いた茶色で統一された店内は、入り口から入って一番奥がレジ、その隣にケーキが並んだショーケースと焼き菓子コーナーがあります。ショーケースには定番のケーキから季節に合わせたケーキまで色鮮やかに15種類ほどが並び、見る人を楽しませています。 イートインが可能で、窓側に2席、カフェテーブルに6席用意されていて外にはテラス席も1席あります。多めにとりつけられた窓からは心地よい陽光が差し込み、ゆっくりとした穏やかな時間を過ごすことのできるお店です。 テーブル席の奥には暖炉風のインテリア家具が置かれ、紅茶文化が息づく英国の雰囲気を本場さながらに楽しむことができます。暖炉の上に飾る小物をシーズンに合わせて変えたり、緑やお花を飾ったりするさりげない演出も1年中お客さんを楽しませています。店内にはお手洗いもあり、小さな子供連れのお客さんからご年配まで幅広い年代のお客さんが過ごしやすい空間になっています。

お店の一番奥のレジ横に設置されたショーケースには、素材にこだわった常時12～15種類ほどの色鮮やかなケーキがラインナップされています。そのうち定番商品は5種類ほどで、その他は季節限定のケーキがショーケースを彩り、季節によっていろんな味のバリエーションを楽しむことができます。 中でも人気のカットケーキは、定番商品の「バニラシフォン」と「紅茶シフォン」、さらに見た目のつややかさが美しいチョコムースの「バローナ」がトップ3になっています。 またシェフイチオシの「ビクトリアンケーキ」はぜひ紅茶と合わせて食べたいケーキです。他にも生クリームたっぷりの「ティアラ」、「いちごシフォン」や「木いちごシフォン」、「レアチーズ」、さらに紅茶によく合う「スコーン」もあります。ホールケーキは、シフォンケーキにデコレーションをほどこした「シフォンデコ」、定番のプレーンの「シフォンケーキ」、卵抜きのケーキやアンパンマンなどの「キャラクターケーキ」がトップ3になっています。さらにWeb予約が可能な季節のフルーツをたっぷり使った「季節のフルーツシフォン」、チョコレートクリームとフルーツが絶妙にマッチする「チョコレートクリームケーキ」も好評です。

シェフのこだわりは、素材のよさを引き出し、地産地消にこだわったお菓子作りをすることです。使用する素材によってお菓子の風味も変わってくるため素材選びにも厳しいチェックが入ります。例えば、現在お店で使用している水は、「π(パイ)ウォーター」というミネラル分を豊富に含んだ体にとってもやさしいものを使用しています。 他にも北海道産小麦100％の薄力粉を使い、口どけのよさやしっとり感を出しています。 それらこだわり食材の中でもシェフのイチオシはストレスがかからないように飼育された鶏が産む岡山産の「卵」です。添加物を一切とらずに成長した鶏から産まれた卵は特有の臭みもなく体にやさしいのが特徴で、パティンドンさんで作られるすべてのお菓子に使用されています。 また季節限定の商品など新作ケーキを開発する際には、素材はもちろんその時のお菓子のブームやトレンドをどのように取り入れるかを考え、常連のお客さんやリピーターの方にも常にフレッシュさを感じてもらえるようなケーキ作りにこだわっています。