菅原医院

糖尿病内科では、自覚症状の少ない糖尿病について診療をおこなっています。糖尿病は治療せず放置してしまうと、網膜症や神経障害などの合併症を引き起こし、認知症やうつ病になる割合が高くなります。糖尿病の患者様は生活習慣が乱れていたり、高血圧などほかの疾患もお持ちだったりします。このため、当院ではひとつの疾患だけに目を向けるのではなく、総合的な治療の提供に努めています。治療としては食事の改善や運動指導をおこない、お薬を使うこともあります。病状や体質はそれぞれですので、患者様の状態や希望に合わせた治療を心掛けております。なお、当院には管理栄養士が常勤しており、食事指導などを担当しております。

リウマチ科では、自己免疫疾患と呼ばれる関節リウマチや膠原病について診療をおこなっています。関節リウマチは、本来ウイルスや細菌を攻撃し、身体を守ってくれる「免疫」が、何らかの原因で関節を包む膜を攻撃してしまいます。このせいで関節に炎症が生じ、それが進行し続けると関節を破壊してしまうのです。治療は、免疫の動きを抑える抗リウマチ薬や痛み止めなどの飲み薬と、注射を組み合わせておこないます。お薬は相性があるため、患者様一人ひとりの症状・体質を考えながら処方します。また関節リウマチの場合、日常生活の中で患部に負担をかけないように過ごすといった注意も必要です。