【背中の黒ずみを取る方法】市販品の選び方＆セルフピーリングのやり方｜皮膚科の治療も

• 公開日2022-09-22
• 更新日2022-09-22

「背中の黒ずみを取る方法が知りたい…！」
「なんで背中は黒ずんでしまうの？」
背中の黒ずみについて、エステティシャンに聞きました。
黒ずみの原因や、正しいセルフケア方法などを解説します。

監修者

株式会社Luce/健康検定協会

日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン

徳満友美 先生

経歴

大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。

なぜ？背中に黒ずみができる「原因」

背中の黒ずみは、
・紫外線
・摩擦
・肌荒れによる色素沈着
が原因だと考えられます。
また、背中は皮脂分泌が多いので、皮脂の酸化による黒ずみも起こりやすいです。

背中は自分では見えにくいため、肌荒れに気付かないことが多いです。
こまめにチェックし、早めにケアしていきましょう。

＼背中に黒ずみができやすい人の特徴／

• サイズの合わない衣類を着ている
• 紫外線によく当たる
• 背中の肌荒れを放置している
• 背中をしっかり洗浄できていない
• 肌が弱く、刺激や摩擦の影響を受けやすい

背中の黒ずみを取る「セルフケア方法」

背中の黒ずみを取るには、
・擦らず優しく洗う
・丁寧に保湿をする
・紫外線ケアを怠らない
このようなセルフケアがおすすめです。

ケア①　擦らず優しく洗う

泡立てたボディソープを、
・手のひら
・ボディタオル
に乗せて優しく洗いましょう。

ゴシゴシ洗いはNGです！
肌を擦ると、摩擦でメラニンが生成され、黒ずみの原因になります。
ボディタオルは、肌に優しい綿や絹などでできたものがおすすめです。

ケア②　丁寧に保湿をする

ローションやクリームを塗り、背中の保湿を行いましょう。
塗りにくい場合、ボディブラシなどを使用するのがおすすめです。

保湿をすることで、乾燥による黒ずみを予防・ケアできる可能性があります。
また、保湿アイテムは、美白にアプローチする成分が配合されているものがおすすめです。

▼おすすめの美白にアプローチする成分

ケア③　紫外線ケアを怠らない

背中にも日焼け止めを塗り、紫外線対策をしましょう。
スプレータイプであれば、比較的塗りやすいです。

背中も、衣類の隙間から紫外線の影響を受けています。
服を着る前に、日焼け止めをつけるようにしましょう。

週1回のセルフピーリングもおすすめ

週1回セルフピーリングを取り入れるのも良いでしょう。
ピーリング成分が入った石鹸を使用することで、肌が柔らかくなり、透明感のある肌を目指せます。

背中は自分でケアしづらいです。
そのため、柔らかいボディタオルを使用すると良いでしょう。

▼ピーリング成分一覧

 背中のセルフピーリングのやり方

1. 背中を濡らす
2. ピーリング石鹸を泡立てる
3. 泡をボディタオルにのせ、優しく洗う
4. 洗い流す

要注意！黒ずみを悪化させる「NG行動」

黒ずみを悪化させないために、
・汗をかいたまま放置する
・保湿しない
といった行動は避けましょう。

NG①　汗をかいたまま放置する

汗を放置すると、酸化してしまいます。
酸化した汗は、肌へダメージを与え、黒ずみを悪化させる原因になります。

汗をかいたら、清潔なタオルやボディシートなどでこまめに拭きましょう。
可能であれば、汗をかいたら着替えることをおすすめします。

NG②　保湿しない

保湿を怠ると、肌の乾燥につながり、黒ずみが悪化します。

特に、

• ムダ毛の自己処理後
• 入浴後

などは肌が乾燥しやすいので、すぐに保湿しましょう。

早くきれいにしたい場合は皮膚科の治療も！

早く変化を実感したい場合、皮膚科の治療がおすすめです。

皮膚科での黒ずみ治療は、

• 外用薬（塗り薬）
• ケミカルピーリング

などの選択肢を挙げられることが多いです。
どちらも、保険適用外の自由診療です。

治療法①　外用薬（塗り薬）

外用薬は、
・ハイドロキノン（美白作用）
・トレチノイン（ターンオーバー活性化）
といった塗り薬が処方されることが多いです。

個人差はありますが、3ヶ月程度で変化を実感できるでしょう。

以下の方は、トレチノインでの治療を受けられません。

• 妊娠中
• 妊娠の可能性がある
• 授乳中

トレチノインには、胎児の奇形や流産を引き起こす副作用があると考えられています。
妊娠を希望する方も、トレチノインの使用は控えましょう。

▼費用・作用・副作用など

治療法②　ケミカルピーリング

肌に薬剤を塗ることで、メラニンを含む古い角質や汚れを取り除く治療です。

個人差はありますが、4週間に1回、6回程度治療を行うと変化を実感できるでしょう。

▼費用・作用・副作用など

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