女性の糖尿病の初期症状|手のしびれや目のかすみに注意。なりやすいのは?

更新日:2022-04-22 | 公開日:2021-03-26
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女性の糖尿病の初期症状|手のしびれや目のかすみに注意。なりやすいのは?

「手足がしびれる、目がかすむ…」
これは糖尿病の初期症状かもしれません。

糖尿病の初期症状や治療方法などについて、お医者さんにお聞きしました。
更年期の女性は、特に注意が必要です。


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

女性の糖尿病の初期症状

  • 全身の倦怠感、疲労感
  • 異常にのどが渇く
  • 目がかすむ
  • 視力低下
  • 手足のしびれ、冷え、むくみ
  • 皮膚のかゆみ、乾燥
  • 立ちくらみ
  • やけどの痛みを感じにくい
  • 頻尿、尿量の増加
  • 残尿感
  • 尿の臭いが気になる
  • 急に太ってきた
  • 食べているのに痩せる、すぐにお腹が減る

女性が糖尿病を発症しやすい年齢

医師男性
女性が糖尿病を発症しやすい年齢は、更年期以降(40歳以上)と考えられています。

女性ホルモンの“エストロゲン”には、血糖値の上昇を抑える“インスリン”の作用を向上させる働きがあります。
閉経に伴ってエストロゲンの分泌量が減ると、インスリンの作用も低下するため、更年期以降は糖尿病の発症リスクが高まるのです。

また、閉経で女性ホルモンが減少すると、内臓脂肪が溜まりやすくなります。
この内臓脂肪の増加によっても、糖尿病の発症リスクが上昇すると考えられています。

若い女性は発症しないの?

医師男性
糖尿病は、若い女性も発症する病気です。
食生活の変化に伴い、近年では20~30歳代の患者も増えています

女性の糖尿病はホルモンの問題だけでなく、活動量の変化、食生活の変化、精神的ストレス等も大きく関与していると言われています。

糖尿病を引き起こす生活習慣

医師男性
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • ストレスの多い生活
  • 糖質ばかり摂取する
  • 外食中心の食生活
  • 座っている時間が長い

といった習慣は、糖尿病の発症リスクを高めます。

筋肉量が少ない人、太っている人要注意です。
また、遺伝が原因となって糖尿病を発症するケースもあります。

「私、糖尿病かも…」医療機関は何科?

女性の糖尿病の初期症状

医師男性
糖尿病が疑われるときは、まずは内科を受診してください。

糖尿病の合併症には心筋梗塞、脳梗塞などがあり、放置すると命に関わる恐れがあります。
初期のうちに治療を開始することで、重い合併症を防ぎやすくなります。

「糖尿病かもしれない…」と疑う場合は、一度医療機関で検査を受けましょう。

内科を探す

どんな治療を受けるの?

医師男性

糖尿病の治療には、

  1. 食事療法
  2. 運動療法
  3. 薬物療法 など

があります。

①食事療法

医師男性
血糖値の上昇を抑えられるよう、医師が食生活を指導します。

食事の方法としては、

  • 栄養バランスの良いメニュー
  • 食事は毎日3食とる
  • 寝る前や夜遅くの食事は控える
  • 食物繊維→たんぱく質→炭水化物の順番で食べる
  • ゆっくりよく噛んで食べる(20分以上かける)
  • 腹八分目に留め、過食に気をつける

といった点を意識する必要があります。

食べる順番の例として、最初に野菜類・海藻類・きのこ類から食べ始め、次に肉・魚・大豆製品・卵、そして最後にごはん、パン、麺類(血糖値を上げやすい食べ物)を摂る、という順番を守ってください。
特に食物繊維には糖質の吸収を抑える作用があり、この順番で食べることで血糖値の急上昇を防ぎやすくなります。

また、腹八分目の具体的な目安には、身長と身体活動量から算出できるエネルギー量を参考にします。

1日の摂取カロリーの目安


1日のエネルギー量(kcal)は、標準体重(kg)×身体活動量から算出します。


また、1日のカロリー量は

  • 50~60%を炭水化物
  • 20%をたんぱく質
  • 残りを脂質

で摂取する必要があります。

②運動療法

医師男性
有酸素運動を1日15~60分程度を目安に、週3~5回行ってもらいます。

ウォーキング・水泳など、無理なく続けられる運動がおすすめです。

有酸素運動は、エネルギーや脂肪を効率よく燃焼できると考えられています。
15~20分ほど運動を続けると、エネルギー消費が糖質から脂質へと移行するため、減量にも有効です。

運動は食後1~2時間以内に行うようにしましょう。
なお、運動によって症状が悪化するケースもあるため、運動療法は医師の指導のもとで行う必要があります。

③薬物療法

医師男性
薬を使って治療する場合は、飲み薬注射薬を用いるケースが多いです。

飲み薬には、インスリン分泌を促す薬、インスリンの作用を改善する薬、糖の吸収を緩やかにする薬、腎臓からの糖分排出を促す薬などがあります。
また、注射薬には、インスリン注射薬とインスリン分泌を増やす“インクレチン(消化管ホルモン)”に作用する注射薬があります。

薬物治療は、インスリン分泌量や糖尿病を患っている期間、合併症の有無、肥満状況等に合わせて行われます。
処方された薬は自己判断で減らしたり止めたりせず、医師の指示通りに使用する必要があります。

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監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

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