ホワイトニングは「歯がもろくなる」or「強くなる」?危険性は?後悔しないためのポイントも

更新日:2023-04-25 | 公開日:2021-10-22
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ホワイトニングは「歯がもろくなる」or「強くなる」?危険性は?後悔しないためのポイントも

「ホワイトニングすると、歯がもろくなる?」
「ホワイトニングをしない方がいいケースは?」

気になる歯のホワイトニングについて、歯医者さんに聞いてみました。
歯に優しいホワイトニングもあるのでチェックしてみましょう。

監修者
菊地 由利佳 先生


歯科医

菊地 由利佳先生

経歴

歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。

ホワイトニングは、歯がもろくなる?強くなる?

医師女性
通常行われている漂白剤でのホワイトニングは、何度も続けると歯がもろくなることがあります。

漂白剤を使用するホワイトニングは、歯の中の色素を分解し、歯に細かいデコボコを作って光を乱反射するようにして歯を白く見せるため、歯がもろくなる原因になります。

ホワイトニングに危険性はないの?

医師女性
もともと歯の状態が良好な場合は、ホワイトニングによる危険性や影響を過剰に心配する必要はありません

ホワイトニングの薬剤が歯の神経に強い刺激を与えてしまい、知覚過敏が起こるケースもありますが、一時的な症状である場合がほとんどです。

歯に優しいホワイトニングってあるの?

医師女性
歯を強くするフッ素を使ったホワイトニングは、歯を傷つけずに白くできるため、歯に優しいホワイトニングです。

これは、「フッ化アパタイト」という物質を歯の表面に塗り行う方法です。
フッ化アパタイトを歯の表面に塗ることで、歯の表面でアパタイトの成分が結晶化を起こし、歯が白くなるのと同時に歯の強化を行えます

ただし、漂白剤のものよりも白くする作用は弱いため、ご自身が理想とする歯の白さに合わない場合もあります。

ホワイトニングをしない方がいいケースは?

医師女性
  1. 虫歯や治療中の歯がある
  2. 神経が死んでいる歯がある
  3. 無カタラーゼ症の人

のなど場合は、ホワイトニングをしない方がいいケースの可能性もあります。

それぞれ詳しく解説していきます。

その① 虫歯や治療中の歯がある

医師女性
虫歯の治療途中でホワイトニングを行うと、治療後の歯の白さに差が出てしまうことがあります。
また、詰め物がある場合、自身の歯と詰め物の部分で色の差やムラが出てしまいます。

ホワイトニングを受けたい場合は、治療を終えた後など、お口のコンディションを整えてから施術を受けることをおすすめします。

その② 神経が死んでいる歯がある

医師女性
神経が死んでいる歯は、神経組織の取り残しや血液成分によって変色しているため、通常のホワイトニングをしても白くならないことがあります。

別の漂白方法が必要、もしくはホワイトニングの効果が期待できないパターンもあるので一度歯科に相談してみましょう。

その③ 無カタラーゼ症

医師女性
ホワイトニングには「過酸化水素」を使用します。
無カタラーゼ症(※)の人は、過酸化水素が分解されないまま体内に残り、体の組織が壊死する恐れがあります

そのため、無カタラーゼ症の人にはホワイトニングをすることができません

※通常の人にはカタラーゼがあり、過酸化水素が即分解されるので無害です。

(※)無カタラーゼ症とは?

カタラーゼという物質を持っていない人を無カタラーゼ症という。
カタラーゼには、歯をホワイトニングするときに使う過酸化水素を分解する働きがある。
傷口にオキシドールを塗っても白い泡が立たない場合は、無カタラーゼ症が疑われる。

ホワイトニングで後悔しないためのポイント

ホワイトニング 歯がもろくなる

ポイント① ホワイトニング後、色の濃い飲食物や喫煙は避ける

医師女性
ホワイトニング直後の歯は、歯の表面に凹凸がつくため、色素がつきやすく、目立ちやすいです。

ホワイトニング後24時間は着色しやすいものを避けてください。
もし着色しやすいものを摂取した場合は、すぐに歯磨き、うがいをして色が残らないようにしましょう。

▼着色しやすいもの

コーヒー、赤ワイン、カレー、タバコ など

ポイント② 熱いものや冷たいものを避ける 

医師女性
ホワイトニングをすると一時的に知覚過敏を発症することがあるため、熱いものや冷たいものなどしみやすいものは避けましょう

なお、知覚過敏を発症しても、通常当日から数日で症状が落ち着きます。

ポイント③ 定期的にクリーニングを行う

医師女性
歯医者で定期的にクリーニングを受けると、色の後戻りや着色汚れを防ぎやすくなるため、ホワイトニング効果も持続します。

また、定期的に歯医者に通うことで歯周病や虫歯のチェックも同時に行えるため、歯の健康づくりにもつながります。

「ホワイトニングをやってみたいけど、歯がもろくなると聞いて心配」と悩んでいる方は、一度歯医者を受診して相談してみることをおすすめします。

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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

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