ダイエットや健康に!驚きの酢の効果。血圧改善や二日酔い予防、疲労回復も

公開日:2020-03-09 | 更新日:2021-04-16
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ダイエットや健康に!驚きの酢の効果。血圧改善や二日酔い予防、疲労回復も

ダイエットや健康に良いとは聞くけれど、実際お酢の効果ってどうなの?
この記事では、お酢の効果・効能について、栄養士が詳しく解説します。
より効果が期待できる食べ方や飲み方、摂取のタイミングなどもご紹介します。
ぜひ、毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。


監修者

神原 李奈 先生

株式会社Luce
栄養士・食育栄養インストラクター

神原 李奈先生

経歴

株式会社Luce・健康検定協会 所属
CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。

酢の効果・効能

肌質・髪質の改善


  • お酢により便秘が解消され、栄養素の吸収が良くなれば、肌細胞の代謝が良くなり、美肌に繋がります。

  • 髪の毛は頭皮の健康と関係しています。肌の健康と同様に、頭皮の細胞の新陳代謝が良くなれば、髪の毛も健康な状態を保てます。

ダイエット効果

酢酸は血糖値上昇を抑え、インスリンの過剰分泌による脂肪蓄積を抑制します。
また、便秘解消によりポッコリお腹の改善、栄養素の吸収が良くなり代謝が上がることも期待できます。
脂肪合成抑制作用からもダイエットに繋がると言えます。

健康効果

高血圧の改善

医師女性
酢酸が血圧を調整するシステムに作用し、血圧上昇を緩やかに抑制することがわかっています。
また、血管を拡げる作用もあるため、血圧を改善すると言えます。

他にも塩分を控えている人が食事に酢を取り入れることで、お酢の酸味が美味しさをキープし、塩分摂取を抑えられます
その結果、高血圧の予防や改善に役立ちます。

コレステロール値を下げる

一日15mlのお酢を摂ることで、血中総コレステロールを下げる作用があるという研究結果があります。

体脂肪・内臓脂肪の減少

酢酸には脂肪の合成を抑え、脂肪の分解を促す働きがあります。
実際にお酢の摂取により、内臓脂肪が減少したという研究結果があります。

血糖値の上昇を抑える

酢酸が糖を胃の中に留まらせ、糖の消化吸収を遅らせることで、食後の血糖値上昇を抑えます。

腎臓病の予防

クエン酸は、尿中でカルシウムと結びつき、シュウ酸とカルシウムが結合するのを抑えることで、尿路結石の予防になると言えます。

便秘解消

酢酸には蠕動運動を促す作用があり、便秘解消に繋がります。

二日酔いの予防

専門家女性
酢酸にはアルコールを胃にとどまらせ、緩やかに吸収させる作用があり、二日酔いの予防になると考えられます。

しかし、二日酔いになったあとに酢を摂ると、胃酸分泌が促進され、逆効果になる可能性があるので注意が必要です。

疲労回復

酢酸は体内でクエン酸に変化し、エネルギー産生を促すため、疲労回復に繋がる可能性があります。

種類によって効果が違う?

酢

専門家女性
どの食酢も主成分は酢酸であることから、酢酸による健康作用に関しては、どのお酢でも良いと言えるでしょう。
ただ、その中でも特徴のあるお酢が次の通りです。

肌・髪の毛には黒酢

強い抗酸化作用のあるメラノイジンを含むことから、血流を良くしたり、細胞の酸化を防ぐことで肌や髪の毛を健康に保ちます

バルサミコ酢で血圧改善

果実酢のひとつで、カリウムを多く含むため、血圧改善に良いでしょう。

もろみ酢で疲労回復

食酢ではないですが、もろみ酢にはクエン酸が多く、尿路結石予防や疲労回復におすすめです。
梅酢由来の梅酢ポリフェノールに、ウイルス増殖抑制作用があることが試験管での実験で分かりました。
今後ヒトでの実験もされることでしょう。

酢の効果を実感できるまでの期間

専門家女性
血圧に関しては、1日15mlの酢を毎日摂ることで、1~2か月後に改善されたという結果が出ています。
血中中性脂肪は、毎日摂り始めてから徐々に減り始めました。
1日15mlと30mlとでは、12週間経ったところで差が見られ、30mlを12週間摂りつづけた人の方が高い効果が得られました。

体脂肪に関しても、12週間の摂取で減少したことが分かっています。
このことから、継続的に摂取することが必要だと言えます。
個人差もあるので、一概に「どれくらいの期間」と言うのは難しいです。

効果的な食べ方・飲み方

食べ方

専門家女性
1日大さじ1~2杯程度摂ると良いでしょう。
飲む場合は、そのままだと胃やのどが荒れるため、5倍以上に薄めてから飲んでください。
水で割るのが一般的だと思いますが、お好みで炭酸水、お湯、豆乳、牛乳などで薄めても良いです。
  • 酢キャベツ・もずく酢
    食物繊維を多く含むキャベツやもずくと一緒に摂ることで、さらなる便秘解消や血糖値上昇抑制を促します。
  • 酢ピーナッツ
    ナトリウムの排出を促すカリウムを含むピーナッツと合わせれば、血圧の改善に役立ちます。
<酢ピーナッツの作り方>
うす皮つきピーナッツ(無塩)を容器に入れ、酢を注ぐだけです。
お好みではちみつを加えるとまろやかになり、食べやすくなります。

食べ合わせの良い食材&悪い食材

専門家女性
食べ合わせが悪いものは特にありません。
食べ合わせが良い食材は次の通りです。
  • カルシウム
    お酢は、貝や魚の骨などのカルシウムを溶かすため、それらをお酢で調理することで、効率よく摂取することができます。

  • お酢は胃酸の分泌を促すため、鉄吸収を助けると考えられます。レバーの黒酢煮などがおすすめです。

毎日摂取して良い?

専門家女性
毎日摂取しても問題ありません。
食事による摂取は、妊婦や子どもも大丈夫です。

しかし、サプリメントの摂取による安全性に関してはデータがないため、控えた方が良いでしょう。

食べる・飲むタイミングは?

特に決まっていません。
毎日摂るのであれば、食事に取り入れると良いでしょう。

酢シャンプー・酢洗顔の効果は?

専門家女性
効果があるというエビデンスがありません。
さらに、実際に肌がピリピリとしたと言う意見もあり、あまりおすすめはできません。

酢洗顔に関しては、調理の際に肉を柔らかくするため、酢につける方法があることから、お肌も柔らかくなると感じているのかもしれません。
また、酢シャンプーについては、黒酢のように抗酸化作用のあるお酢を摂ることで血行が良くなり、頭皮も良い影響を与える可能性があることから、酢シャンプーにも効果があると考えているのかもしれません。

ただ、記載したようにエビデンスがないため、はっきりしたことはわかりません。

《参考文献》
株式会社 Mizkan Holdingsミツカングループ 食酢による高血圧者の血圧低下作用を検証
~1日当たり15mlを毎日摂取で血圧低下を確認~
https://www.mizkan.co.jp/company/newsrelease/2002news/020411-00.html

株式会社 Mizkan Holdingsお酢の継続摂取で内臓脂肪が有意に低下!メタボリックシンドロームの予防に期待
https://www.mizkan.co.jp/company/health/newsrelease/090514-00.html

株式会社 Mizkan Holdings 食酢の主成分『酢酸』による血中コレステロール値の低下作用を確認
https://www.mizkan.co.jp/company/newsrelease/2005news/050518-00.html

遠藤美智子・松岡孝 食酢の食後血糖上昇抑制効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/54/3/54_3_192/_pdf

株式会社 Mizkan Holdings 食後の血糖値上昇を緩やかに
https://www.mizkan.co.jp/company/health/report/04.html

厚生労働省委託事業 公益財団法人 日本医療機能評価機構 Mindsガイドラインライブラリ 3再発予防 CQ36 クエン酸による尿路結石の再発予防は有用か?
https://minds.jcqhc.or.jp/n/cq/D0003092

柳田藤治 酢の機能性について 
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan1988/85/3/85_3_134/_pdf

日本栄養・食糧学会誌 第67巻 第4号 171-176(2014) 酢酸の生理機能性
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/67/4/67_171/_pdf/-char/ja

株式会社 Mizkan Holdings お客様相談センター 
http://faq.mizkan.dga.jp/faq_detail.html?page=1&id=1011

2004年は前年比1.4倍の売上、2005年も黒酢ブームは継続の兆し 意外に知られていない黒酢の基礎知識 ~黒酢はなぜ黒いのか? 黒酢の健康機能のキーワードは「酢酸」~
https://www.mizkan.co.jp/company/newsrelease/2005news/050420-00.html

和歌山県・田辺市共同発表 梅酢ポリフェノールのウイルスへの作用に係る研究結果について
http://www.tanabe-ume.jp/files/5713/8440/2340/20131030.pdf


監修者

神原 李奈 先生

株式会社Luce
栄養士・食育栄養インストラクター

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