ストレスが多くても…結核になりやすい人8選!【予防方法を確認】

公開日:2018-12-10 | 更新日:2020-09-15
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ストレスが多くても…結核になりやすい人8選!【予防方法を確認】

結核は、昔からある病気のひとつ。
以前は、結核が原因で死亡している人も、多くいました。
現在では、その多くが、治療で健康な状態に戻るようになっています。
それでも、まだ毎年一定数の人が感染し、発症しています。
結核は、早期発見・早期治療がとても大切です。

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監修者

荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

主な症状は、だるさ・息切れなど

結核の初期症状は風邪に似ていて、咳(せき)やたん、発熱などの上気道炎症状(※)です。
上気道炎症状:ウイルスが鼻や喉の粘膜に感染し、くしゃみや鼻づまりなどの症状が現れること

結核は、風邪と違って、数日で症状が治まらず、体重減少・食欲の低下など、徐々に悪化していきます。
さらに症状が進むと、次のような症状が出ます。

  • だるさ
  • 息切れ
  • たんに血液が混ざる
  • 喀血(かっけつ・血を吐いてしまうこと)など

呼吸困難が起こり、死に至る場合もあります。
現在では、しっかりした治療法があるので、早期のうちに、症状に適した治療を行えば、死につながるケースはあまりありません。

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ストレスが多いと、感染しやすいの?

結核は、咳やくしゃみに混ざって、結核菌が体外に排出されます。
結核菌の一部は空気中を浮遊し、他の人の体内へと入り込みます。

しかし、結核菌を吸い込んだからといって、必ずしも感染するわけではありません。
人間には、抵抗力が備わっています。

体内に結核菌が入り込んでしまっても、多くの方は排除することができます。
感染してしまう場合の多くは、体力が低下し、抵抗力が弱っているときです。

結核菌は、体内に入り込んでも、すぐに発症せず、体内に長期間とどまっている場合もあります。
菌が体内にとどまっている場合、免疫機能が働き、その結核菌を封じ込めるために“核”をつくります。

この状態になると、体内に結核菌が入っていても、発症しません。
発症するとすれば、免疫力が低下しているときです。
免疫力が落ちると、結核菌は、活発に活動を始めます。
結核菌が増殖し始めると、発病し、今度は治療が必要になります。

とりわけ、結核にかかりやすいのは、次のような人たちです。

  • 乳幼児
  • 高齢者
  • 栄養不良の状態の人
  • ストレスが多い状態の人
  • 糖尿病患者
  • 胃潰瘍患者
  • 喫煙者
  • エイズウイルス(HIV)感染者など

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治療には、6~9ヶ月もかかる?

治療は主に、薬の服用になります。
通常なら約半年、長い場合は9か月程度の治療期間になります。

たんに菌が出ていると、入院することもあります。
入院期間は、早くて2~3か月程度になると思います。
しかし、治療期間中、ずっと隔離が必要になるわけではありません。

結核は、医師の指示に従って、きちんと薬を飲み続ければ、健康な状態に戻る病気です。
自己判断で、薬をやめないようにしましょう。
薬をやめてしまったり、決められたとおりに薬を飲まなかったりすると、耐性菌(※)を生じてしまうリスクがとても高くなります。
耐性菌:抗生剤が効かない細菌

耐性菌ができても、まったく治療ができないわけでは、ありません。
通常の薬は効かなくなりますが、他の薬が効くこともあり、治療を行うことが可能です。

しかし、通常よりも治療に、時間やお金がかかるケースが多く見られます。
結核治療に使えるお薬の種類は、それほど多くないので、なるべく耐性化させないことが重要です。
結核菌を耐性化させないためにも、決められた薬の量を、決められた期間、服用することが大切になってきます。

予防方法は、子供には、BCGワクチンの予防接種が有効です。
大人の場合、予防接種が予防につながらないケースもあると、言われています。
そのため、免疫力を低下させないように、生活習慣に気をつけることが大切になります。
結核は、免疫力が低下したときに、感染・発症しやすくなる病気だからです。
免疫力を維持するために、規則正しい生活と、バランスの良い食生活を心がけて、栄養不足にならないようにしましょう。

まとめ

結核は、昔ほど恐れるような病気ではなくなりました。
しかし、今もまだ一定数の人が発症しているので、油断はできません。
免疫力が低下してしまうと感染し、発症しやすくもなるので、予防法としては生活習慣を整え、免疫力を高めることが大切になってきます。
早期発見・早期治療がとても大切なので、風邪のような症状が2週間も続いた場合は、すぐに病院を受診しましょう。

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【参考文献】
一般社団法人日本呼吸器学会
感染性呼吸器疾患
http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=6

結核予防会結核研究所
http://www.jata.or.jp/about_basic.php

一般社団法人日本呼吸器学会
感染性呼吸器疾患
http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=6


監修者

荒牧 竜太郎 先生

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院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
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平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
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