ダニ刺されが治らない!どう対処する?跡が消えない時は?医師監修

更新日:2022-08-31 | 公開日:2021-02-24
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ダニ刺されが治らない!どう対処する?跡が消えない時は?医師監修

「ダニに刺された部分が治らない!」

なかなか引かない赤みやかゆみの“正しい対処法”を、お医者さんに聞きました。
悪化すると跡が残ってしまう恐れがあるため、きちんとケアしましょう。

監修者
経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長 就任

なぜ?ダニに刺されて治らない…

医師女性
他の虫刺されと比べて、ダニの場合は皮膚の炎症が深部にまで渡るため、しつこいかゆみが出ます。

ダニ刺されの症状

  • かゆみ
  • 皮膚の赤み
  • 野外のダニに刺されると、焼け付くような痛みを感じることもある

ダニに刺されやすい部位
太もも、わき腹、二の腕、陰部など、皮膚の柔らかいところ。

こんなダニに刺されませんでしたか?

▼家の中にいるダニ(ツメダニ、イエダニ等)

  • 布団やカーペット、畳に生息(ツメダニ)
  • ネズミに寄生しているダニに刺されることもある(イエダニ)
  • 肉眼で見えにくい(体長0.3~1mm)

▼野外にいるダニ(マダニ)

  • 草むらや森林などに生息する
  • 肉眼で見えやすい(体長3~10mm)

これはNG!症状の悪化を招く3つの行動

医師女性

早く治したい場合は、

  • 掻きむしる
  • 長時間の入浴する
  • 運動する

この3つは避けるのがおすすめです。

掻きこわすと、赤みやかゆみが長引く恐れがあります。
また、長時間の入浴・運動を行うと、体を温まることでかゆみが強くなってしまいます。

早く治すにはどう対処すればいいの?

ステロイド

医師女性
炎症を抑えるステロイド成分が配合されている市販の塗り薬を使いましょう。
また、一刻も早く治したい場合は、皮膚科に相談するのが良いでしょう。

皮膚科を受診する出ことで「本当にダニが原因なのか」の診断と、あなたの症状に合ったお薬の処方をしてもらえます。

野外でダニに刺されたら早めに皮膚科へ!

 

野外(森林や公園など)に生息するマダニに刺されると、重い感染症を引き起こすリスクがあります

 

マダニに刺されて感染症になると、

  • 頭痛
  • 発熱
  • 体のだるさ

などの症状が現れます。
感染症にはつつが虫病、日本紅斑熱、ライム病が挙げられ、重症化すると命に関わるケースもあります。

散歩やキャンプの最中など、野外でダニに刺された場合は早めに皮膚科を受診し、適切な治療を受けましょう。

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なかなか跡が消えない…きれいに治す方法は?

医師女性

ダニの跡をきれいに治したい場合は

  1. 刺された部分を日光に当てない
  2. 刺された部分に刺激を与えない
  3. 生活習慣を整える

の3つを実践しましょう。

次から詳しく解説します。

その① 刺された部分を日光に当てない

医師女性
ダニに刺された部分は、紫外線に当たるとシミが残りやすくなります。


これは体の防御反応として、皮膚の弱っている部分にメラニン色素が多く排出されるからです。

外出時に日傘を差すなど、患部を日光に当てないようにしましょう。

その② 刺された部分に刺激を与えない

医師女性
患部に刺激を与えると皮膚のメラニン排出量が高まるので、シミが残るリスクが高くなります。

また、刺激が多いとかゆみや赤みがぶり返すため、かゆみ止めを塗って患部を触らないようにしましょう。

その③ 生活習慣を整える

医師女性
質の良い睡眠、栄養の整った食生活、適度な運動は、皮膚の回復を促すために必要です。

不規則な生活を送っている人は、生活習慣を見直しましょう。患部に炎症があるときこそ、自然治癒力を上げることが大切です。

また、皮膚の再生を促すたんぱく質、ビタミンCなどを、積極的に食事に入れましょう。

おすすめ食材

たんぱく質 肉類、魚、卵、乳製品、大豆製品
ビタミンC イチゴ、キウイフルーツ、ブロッコリー

こんなときは皮膚科で治療しよう

ダニ刺され 治らない

医師女性
  • 患部の腫れや痛みがひどい
  • 市販薬を使っても症状が治まらない
  • 2、3日様子を見ても、改善が見られない

といった場合は、皮膚科を受診しましょう。

悪化すると傷がひどくなり、改善にさらに時間がかかるケースもあります。

また、ダニ刺されによる感染症は、命に関わる恐れがあるため注意が必要です。
発熱倦怠感、頭痛を伴う場合は、早急に受診しましょう。

お医者さんにどう伝えたら良い?

医師女性
  • いつから症状がでているか
  • 何か思い当たる原因はあるか 
  • 発症してからの症状の変化
  • 自分で行った対処法

など説明しましょう。

皮膚科ではどんな治療をするの?

医師女性
塗り薬・飲み薬を処方し、患部の炎症やかゆみの改善を図ります。

シミ(色素沈着)になりそうな場合は、ホワイトニングの薬などを処方できます。
なお、ホワイトニングの薬には保険が適用しないケースもあるため、希望する治療法を医師と相談しましょう。

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