なぜ?皮膚の感覚がおかしい…対処法は?病院は何科?医師監修

公開日:2021-02-19 | 更新日:2021-02-26
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なぜ?皮膚の感覚がおかしい…対処法は?病院は何科?医師監修

なんだか皮膚の感覚がおかしい。
これってもしかして…病気?

皮膚の感覚異常とその対処法について、お医者さんに聞きました。
病気の可能性がないか、ご自身の症状をチェックしましょう。


監修者

長谷川 佳子 先生

小田原銀座クリニック
形成外科医

長谷川 佳子先生

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務

なんだか皮膚の感覚がおかしい…これ大丈夫?

医師女性
長時間同じ姿勢で作業をしていると、血行が悪くなり皮膚にしびれが起きやすくなりますが、特に危険な症状ではないため、一旦様子を見ても大丈夫でしょう。

この場合は、感覚がおかしい部分を温めたり、ストレッチをして、血流をよくすることで症状が緩和できるケースがあります。

しかし、「何もしていないのに急に発症した」、「原因に心当たりがない」という場合は、何か病気が隠れている可能性があります。

皮膚の違和感はどう対処する?

医師女性
原因不明のしびれが数日続く場合は、病院に行くことをおすすめします。

また、血糖値や血圧値が高めな人は生活習慣病による合併症の可能性があるため、早めに受診しましょう。

特に注意が必要な症状

  • じんじんする感覚
  • 大きな手につかまれるような感覚
  • 体の片側だけ感覚が異常
  • 呂律が回りにくい

という場合は注意が必要です。
脳梗塞などのリスクがあります。

受診するのは何科?

医師女性
皮膚の感覚異常だけのときは、まず皮膚科を受診しましょう。
その他にも症状があるという場合は、脳神経内科、脳神経外科を受診しましょう。

皮膚科を探す

脳神経内科・脳神経外科を探す

皮膚の感覚がおかしい「3つの原因」

医師女性

皮膚の感覚異常は

  1. 自律神経失調症
  2. 椎間板ヘルニア
  3. 糖尿病性神経障害

が原因となっているケースが多いです。

それぞれを詳しく解説していきます。

原因① 自律神経失調症

医師女性
自律神経のバランスが崩れてしまい、心身に不調が起こる病気です。

自律神経失調症は、極度の過労やストレスによって、自律神経の乱れが起き、それが戻らなくなっている状態です。自律神経失調症になると体の様々な部分が不具合を起こします。皮膚の感覚の異常もそのひとつです。

皮膚の違和感の特徴

医師女性
しびれる感覚や、痛みなどを生じます。
片方だけに出るケースもよくあります。

皮膚の感覚異常が出やすい場所

  • 手足

など

どんな人が発症しやすい?

ストレスの多い人に発症しやすい傾向があります。
女性では、更年期を迎える時期に多く見られます。

自分でできる対処法は?

医師女性
  • 休息をとる
  • 生活リズムを整える
  • 過度のアルコール・カフェイン摂取を制限する

の3つを意識してください。

自律神経は、少しの生活習慣の乱れやホルモンの乱れでも混乱しやすい器官なので、適度な休養や休暇が必要となります。
休暇や休息は、家族や職場の協力も必要になります。

病院は何科?

医師女性
心療内科、精神科を受診しましょう。

病院に行かずに症状を放置するとうつ症状が悪化したり、治療に時間を要するようになります。症状が1ヶ月以上続く場合は受診をしましょう。

心療内科・精神科を探す

原因② 椎間板ヘルニア

医師女性
背骨一つ一つの間にある「椎間板」という骨の間にあるクッション材が、飛び出てしまう病気です。

長時間の運転する人、猫背の人、同じ姿勢で仕事を続けなければいけない人など、椎間板を圧迫する姿勢を長く取っていると発症しやすいです。

皮膚の違和感の特徴

医師女性
椎間板が飛び出すと、皮膚の神経が圧迫されて、しびれピリピリと電気が走ったような感覚を感じるようになります。

皮膚の感覚異常が出やすい場所

 

<腰の椎間板ヘルニアの場合>

  • 腰周りや太もも
  • すね
  • 足指
  • 足の甲
  • 足の裏

<首の椎間板ヘルニアの場合>

  • 肩や腕
  • 手のひら
  • 手指

に多く現れます。

自分でできる対処法は?

医師女性
自己流ケアで治そうとするのはおすすめできません。
椎間板ヘルニアは、放置せず専門医の治療を受けましょう。

悪化すれば、強いしびれ・痛みで歩行困難になる人もいます。

病院は何科?

医師女性
整形外科を受診しましょう。

整形外科を探す

原因③ 糖尿病性神経障害

医師女性
糖尿病によって生じる合併症の一つです。神経に不調を生じさせます。

糖尿病を持っている中高年以上の男女、運動不足、食べ過ぎ、不規則な再喝が長く続いている人に多いです。

皮膚の違和感の特徴

医師女性
違和感は、左右対称に起こるのが特徴です。
しびれ刺すような痛み、じんじんする感覚、虫が這っているような感覚などを生じさせます。

皮膚の感覚異常が出やすい場所

  • 足の先
  • 足の裏

※ただし、手・指・顔など、いたるところで発生する。

自分でできる対処法は?

医師女性
血糖値のコントロールが必要です。
糖尿病がある人が、足の異常を感じたらすぐにかかりつけ医に相談するようにしましょう。

医師の指示のもと食事療法、運動療法、薬での治療を受けてください。

病院は何科?

医師女性
内科、糖尿病内科を受診しましょう。

病院に行かずに症状を放置すると、合併症を発症したり、指が壊疽したりする恐れがあります。

内科・糖尿病内科を探す

早期受診をおすすめする理由

医師女性
もし重病だった場合、早期受診が治療の鍵となります。
心当たりのある方は、早めに病院へ行きましょう。
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