なんだか皮膚の感覚がおかしい。
これってもしかして…病気?
皮膚の感覚異常とその対処法について、お医者さんに聞きました。
病気の可能性がないか、ご自身の症状をチェックしましょう。
監修者
小田原銀座クリニック
形成外科医
長谷川 佳子先生
北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務
もくじ
この場合は、感覚がおかしい部分を温めたり、ストレッチをして、血流をよくすることで症状が緩和できるケースがあります。
しかし、「何もしていないのに急に発症した」、「原因に心当たりがない」という場合は、何か病気が隠れている可能性があります。
また、血糖値や血圧値が高めな人は生活習慣病による合併症の可能性があるため、早めに受診しましょう。
という場合は注意が必要です。
脳梗塞などのリスクがあります。
皮膚の感覚異常は
が原因となっているケースが多いです。
それぞれを詳しく解説していきます。
自律神経失調症は、極度の過労やストレスによって、自律神経の乱れが起き、それが戻らなくなっている状態です。自律神経失調症になると体の様々な部分が不具合を起こします。皮膚の感覚の異常もそのひとつです。
皮膚の感覚異常が出やすい場所
など
ストレスの多い人に発症しやすい傾向があります。
女性では、更年期を迎える時期に多く見られます。
の3つを意識してください。
自律神経は、少しの生活習慣の乱れやホルモンの乱れでも混乱しやすい器官なので、適度な休養や休暇が必要となります。
休暇や休息は、家族や職場の協力も必要になります。
病院に行かずに症状を放置するとうつ症状が悪化したり、治療に時間を要するようになります。症状が1ヶ月以上続く場合は受診をしましょう。
長時間の運転する人、猫背の人、同じ姿勢で仕事を続けなければいけない人など、椎間板を圧迫する姿勢を長く取っていると発症しやすいです。
皮膚の感覚異常が出やすい場所
<腰の椎間板ヘルニアの場合>
<首の椎間板ヘルニアの場合>
に多く現れます。
悪化すれば、強いしびれ・痛みで歩行困難になる人もいます。
糖尿病を持っている中高年以上の男女、運動不足、食べ過ぎ、不規則な再喝が長く続いている人に多いです。
皮膚の感覚異常が出やすい場所
※ただし、手・指・顔など、いたるところで発生する。
医師の指示のもと食事療法、運動療法、薬での治療を受けてください。
病院に行かずに症状を放置すると、合併症を発症したり、指が壊疽したりする恐れがあります。
▼参考