監修者
荒牧内科
院長
荒牧 竜太郎先生
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
つらい肩こり。市販薬で解消できたら嬉しいですよね。
そこで、薬局で市販されている肩こり用の塗り薬や飲み薬はどうやって選べばいいのか、お医者さんに解説してもらいました。
症状がひどくて市販薬が効かないとき、病院ではどんな薬を処方してもらえるのかも伺いましたので、ぜひ参考にしてください。
監修者
荒牧内科
院長
荒牧 竜太郎先生
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
飲み薬の多くは、緊張している筋肉を緩めてくれる成分や、血行を促進する成分が配合されています。飲み薬や漢方薬は、体全体に働きかけてくれます。
フェルビナクやインドメタシンなどの消炎鎮痛成分、ビタミンEが入った医薬品、または葛根湯や療方調律などが良いでしょう。また、肩こりや、それに伴う頭痛を感じている場合は、鎮痛剤を飲むと緩和されます。
貼り薬や塗り薬の大きな特徴は、直接患部に当てることができる点です。
冷たく感じる冷湿布は、痛みや腫れを感じたときにおすすめです。温湿布は、冷えや血流が悪く感じるときに使ってください。塗り薬も用法に記載のある症状であれば活用しましょう。
貼り薬や塗り薬には、痛み止めのイブプロフェンや血行を良くするビタミンEなども使用されています。
塗り薬や貼り薬は副作用が少ないですが、飲み薬には、眠気を感じるものもあります。
車の運転の前には、飲まないようにしましょう。
肩こりや、それに伴う頭痛がある場合には、頭痛薬、鎮痛剤を使用しても良いでしょう。
使用量を守って使用してください。
基本的に可能ですが、必ず使用量や用法を守ってください。
整形外科を受診してください。ただの肩こりではなく、病気が影響している可能性がないか医師が診断します。
レントゲンやMRIなどの検査機器を使い、肩こりを診察できるのは整形外科です。
温熱療法、薬物療法、局所注射、マッサージ療法など様々な治療があります。
薬は、シップ薬や筋弛緩薬が処方されます。
整形外科では、保険診療を受けられます。
一方、整骨院、接骨院での保険適用の治療は、脱臼の応急手当、骨折の応急手当、打撲、捻挫、うちみ(挫傷)などです。急に生じた外傷を治療する際には健康保険が適用されます。
対症療法が中心で、痛みを一時的に緩和します。
しかし、慢性的な肩こりや腰痛、病気が原因で起きる痛みなどには、健康保険は対象となりません。
治療費はそれぞれの、接骨院、整骨院で設定され、慢性的な肩こりや腰痛は、自由診療として全額自己負担で支払う必要があります。
整骨院と接骨院は、いずれも柔道整復師が治療を提供しています。
肩こりは、軽いうちに改善しておきましょう。適度な運動や、姿勢を正すのも一つの方法です。
肩がこりやすい場合は、一度整形外科を受診して、運動や姿勢の指導を受けるのもおすすめですよ。
監修者
荒牧内科
院長
荒牧 竜太郎先生
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業