ぶつぶつ独り言が多い人は病気?うつ病や統合失調症の心配も|医師監修

公開日:2018-11-07 | 更新日:2021-02-08
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ぶつぶつ独り言が多い人は病気?うつ病や統合失調症の心配も|医師監修

気づくと独り言を喋ってる…
「これって病気?」
「何か原因があるのかな?」

独り言は病気なのか、お医者さんに聞きました。
病気の可能性治療法についても解説します。


監修者

岩瀬 利郎 先生

武蔵の森病院
院長

岩瀬 利郎先生

経歴

浜松医科大学 ・同大学院修了・博士(医学)
埼玉医科大学精神医学教室
石心会狭山病院(現埼玉石心会病院)精神科部長
医療法人弘心会 武蔵の森病院副院長を経て平成23年4月より現職

「独り言が多い」こと自体は、問題ではない

医師男性
世の中には独り言が多い人がいます。
独り言が多いからといって「病気だ」とは限りません。

そもそも独り言とは、どういうものなのでしょう?
一人で過ごしている時間が長くなると、だんだんと孤独感が起こり、考えごとをするようになります。そのようなときに、無意識に考えを声に出してしまうことを独り言といいます。

独り言は、自分の声を聞くことで、不安や寂しさなど心理的なストレスを解消し、心と身体のバランスを図ろうとする無意識な行動です。
また、独り言には、考えていることをまとめる働きもあります。
一人で黙々と仕事をするエンジニアなどに多く見られるのですが、彼らは考えていることを音にして整理し、納得して答えを見つけようとしているのです。こういった独り言は病気ではないので、問題はありません。

どこからが病気レベル?

怒る男性

では、どこからが病気レベルなのでしょうか?
テレビにツッコミを入れたり、「あっ、あれしなきゃ」「買いもの忘れちゃった」などの独り言は心配ありません。しかし…

医師男性
  • 突然怒りだす
  • 一人なのに誰かと会話をしているような話し方をする
  • 急に笑い出す

といった症状が現れたときは、すみやかに受診してください。

どんな病気の可能性があるの?

医師男性
独り言が増えると、うつ病統合失調症などの病気や、発達障害が疑われます。

その症状に本人はなかなか気づかず、家族や周りにいる人が気づくことのほうが多くあります。
そのようなときは、本人に症状を説明して病院を受診するようにしましょう。

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周りの人は、どう対応すべき?

医師男性
うつ病患者の周りにいる人は、態度を変えず、今までどおり接してください。

励ますと逆効果となってしまうので、自然に見守っていくようにしましょう。
会社がストレスのようであれば、会社を休み、ゆっくりと休養することが大切です。また、重大な決断を迫ったりせず、決めなければならないことがあっても、できるだけ先延ばしにすることも大事です。

治療は「続ける」ことが大切です

医師男性
うつ病は良くなったり悪くなったりを繰り返すので、調子がいいから病院に行かない、改善しないから行かないなどでは、逆に治療が長引いてしまいます。

症状が改善しないからといってあせらず、治療を続けることが大切です。
自分に合った医師を見つけ、通院するようにしてください。

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