大量の目やにが止まらない8つの原因。風邪?結膜炎?目薬使ってもいい?

更新日:2023-01-24 | 公開日:2020-03-11
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大量の目やにが止まらない8つの原因。風邪?結膜炎?目薬使ってもいい?

「目やにが大量に出るのはなぜ?」
「自然に治る?」
「病院へ行った方がいい?」
この記事では、目やにが大量に出る場合に考えられる理由を医師が詳しく解説します。
病気の可能性や原因別の対処法、病院へ行く基準についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

監修者
山内 明子 先生

田町三田やまうち眼科
眼科医

山内 明子先生

経歴

田町三田やまうち眼科。東京医科大学眼科入局

 

 

なぜ?大量の目やにがとまらない…

医師女性

大量の目やにがとまらないのは、

  1. コンタクトレンズの使用
  2. 風邪
  3. ものもらい
  4. 逆さまつげ
  5. 結膜炎
  6. 角膜潰瘍
  7. 涙嚢炎
  8. 先天性鼻涙管閉塞

以上、8つの可能性が考えられます。

子どもの場合は…「結膜炎」等の場合が多い

子ども 目やに

医師女性
子どもや赤ちゃんの場合は、結膜炎、ものもらい、先天性鼻涙管閉塞、逆さまつげが、よく起こる症状です。
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大量の目やには「自然治癒する?」

医師女性
軽症の場合(朝起きたときに目頭や目尻に少量の目やにがつく程度)、さほど心配する必要はなく、自然治癒するケースもあります。

特に、細菌性結膜炎で症状が軽症の場合、自然治癒することもあるようです
しかし、あまりに多くの目やにが出ている場合は、コンタクトレンズの使用は控えた上で、医療機関を受診することをおすすめします。

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「市販の目薬」使ってもいい?

医師女性
できるだけ自己判断で市販薬を使用するのはやめましょう。

目やにが出るという共通の症状が出現していても、原因が違えば有効となる薬も異なります。
眼科等の医療機関を受診して、症状に合った薬を処方してもらうことをおすすめします。

目やにが多いけど…病院に行ったほうがいい?

医師女性
普段よりも目やにが多いと感じるようであれば、病院への受診をおすすめします。
  • 目やにが一日中ずっと出続ける
  • 目のふち周辺にも目やにが溜まる
  • 目やにが黄色くてネバネバと粘性がある

というケースは早めに眼科を受診してください。

特に「早急に眼科を受診」すべきケース

  • 涙目、激しい充血を伴う
  • 大量の目やにに加えて、発熱等の症状も現れている
  • 目が開かないほどの目やにが出る
  • まぶたが赤く腫れて痛みを伴う

といった症状がある場合は、早急に眼科を受診しましょう。

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目やにの原因①コンタクトレンズの使用

医師女性
目がコンタクトレンズを異物と判定した場合、涙の分泌が促進され、目やにも多くなるケースがあります。

コンタクトレンズを一時中止し、メガネに変えましょう。
コンタクトレンズを衛生的に保つことはもちろん、コンタクトレンズの保存液やコンタクトレンズのメーカーを変えることで治ることもあります。

目やにの原因②風邪

風邪 目やに

医師女性
風邪をひくと鼻水が出るケースが多いため、その鼻水が鼻涙管(目と鼻を繋ぐ管)を逆流してきてしまうと、目やにとして出てくる場合があります。

また、目を覆っている涙は、鼻涙管を通過して鼻腔に流れていきますが、風邪をひいていると鼻涙管の通りが阻害されます。
すると、涙が目に溜まるようになり、目やにが増えると考えられています。
風邪で目やにが大量に出ている場合は、根本の風邪を治す薬を飲むと改善されることがほとんどです。
風邪が治っても目やにが改善されない場合は、細菌感染などの他の原因があるので、医療機関を受診しましょう。

目やにの原因③ものもらい

医師女性
まぶた裏の汗や脂を出す部分に細菌が感染して起こる急性化膿性炎症で、目やに・まぶたが赤く腫れる・目のかゆみ等の症状が出現します。

主な原因菌は、黄色ブドウ球菌です。
市販薬の場合は、抗菌成分や抗炎症成分が入っている“ものもらい”用の目薬があるので、そちらを使用しましょう。
市販薬でも改善されない、ひどく腫れているようであれば、医療機関を受診しましょう。

目やにの原因④逆さまつげ

医師女性
逆さまつ毛の場合、まつ毛が眼球に当たり刺激を与えるため、涙の分泌が促進され、目やにも増えるケースがあります。

逆さまつ毛の度合いによって、自然に治る場合もありますし、簡単な手術を行うこともあります。まずは医療機関で相談しましょう。

目やにの原因⑤結膜炎

医師女性

結膜炎には、

  1. ウイルス性結膜炎
  2. 急性出血性結膜炎
  3. アレルギー性結膜炎
  4. 細菌性結膜炎

以上4つケースがあります。

細菌やウイルス等の異物が目に侵入した場合、白血球がそれらの異物を除去しようと働くことで目やにが生じる場合があります。(免疫反応)
また、花粉やハウスダスト等のアレルギー物質が原因で目に炎症が生じると、涙の分泌量が増えて、目やにが多くなるケースもあります。

1.ウイルス性結膜炎

医師女性
目やにが大量に発生する・白目の充血・まぶたが腫れる・涙が止まらない等の目の症状に加えて、リンパ節腫脹・発熱・のどの痛み等の症状を伴うケースもあります。

アデノウイルスによる感染が原因で発症するケースが多いです。
アデノウイルスは何種類かの型があり、8型、19型、37型は流行性角膜炎の原因になります。発熱がある場合、39度前後まで上がることがあります。
片目の症状から始まるケースが多いですが、数日遅れてもう一方の目にも症状が現れることがあります。
ウイルス性結膜炎に有効とされる治療薬はないため、対症療法が行われるケースが多いです。そのため、市販の目薬で対処するのではなく、医療機関を受診し、症状に適した処置をしてもらいましょう。

風邪の症状が出る場合も
アデノウイルスとは別の種類で、3型、4型、7型に感染すると、結膜炎と併せて風邪症状が現れるケースが多いと考えられています。(咽頭結膜熱)
目やにに加えて、のどの炎症・発熱(38度以上)・結膜が赤い等の症状が現れる場合が多いです
抗菌成分(スルファメトキサゾール)の目薬を使うと改善されます。

2.急性出血性結膜炎

医師女性
感染後すぐ症状が出現し、目やにの増加・目の充血・白目部分の出血等の症状が現れます。

エンテロウイルスが原因で発症する結膜炎です。

3.アレルギー性結膜炎

医師女性
充血・目やにの増加・涙の増加・かゆみ等の症状が現れます。

アレルゲンが目の表面に付くことで起こるアレルギー反応によって生じる結膜炎です。
花粉やハウスダスト等が原因になるケースが多いです。
症状が軽い場合には、抗ヒスタミン剤を配合した目薬が有効な場合もあります。

4.細菌性結膜炎

医師女性
目やに(膿をもつ)・充血・涙が増える等の症状が生じる場合があります。

インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、淋菌等が原因で発症します。
症状が軽い場合には、市販の目薬を使用して様子をみるという方法もあります。
市販薬を使用する場合は、スルフォメトキザール(抗菌作用)を配合する目薬を選ぶケースが多いようです。
その他、下記の成分を配合している市販薬も症状緩和に有効と考えられています。

  • 炎症を鎮めるグリチルリチン酸二カリウム
  • かゆみを鎮めるクロルフェニラミンマレイン酸塩
  • 血行を促進するビタミンE等

目やにの原因⑥角膜潰瘍

医師女性
角膜組織が障害されて、角膜実質部分まで異変が生じる状態で、異物感・痛み・目やに・涙・充血等の症状が出現するケースが多いです。

感染によって起こる場合と外傷によって起こる場合で使う薬が変わります。
まずは医療機関で原因を確認し、感染であれば、原因菌に対して抗生物質や抗菌剤などの点眼や内服などで治療します。
外傷などによってであれば、抗炎症薬の投与になります。

目やにの原因⑦涙嚢炎

医師女性
涙嚢中(涙の通り道)で菌が増殖し、目頭の痛み・目やに・涙の増加・涙嚢周辺の皮膚が腫脹する等の症状が現れる場合があります。

抗菌薬での治療になりますので、眼科を受診しましょう。

目やにの原因⑧先天性鼻涙管閉塞

医師女性
生後、鼻涙管から鼻腔を通る部分に膜が残存している場合があります。
すると、涙が鼻涙管を通過して鼻に抜けられず目に溜まることで目やにが増える場合があります。

基本は、目の内側や鼻の付け根あたりを毎日4回ほどマッサージして溜まった場所を改善させます。
炎症が起こっている場合は、抗菌薬を投与しますので、医療機関を受診しましょう。

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