【お悩み解決!】小児科医がムコダイン、ムコソルバンの違い教えます

更新日:2023-04-24 | 公開日:2018-10-11
25

本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。

【お悩み解決!】小児科医がムコダイン、ムコソルバンの違い教えます

病院で処方される風邪薬が、どんなお薬かしっかりと理解していないのに、お子さんに飲ませている方も多いのではないでしょうか。子どもが風邪をひいたときに処方されるお薬にはどんなものがあるのでしょう。お薬を飲み忘れたとき、どうすればよいかも解説します

監修者
武井 智昭 先生

高座渋谷つばさクリニック
院長

武井 智昭先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

うちの子に処方されてるお薬は?

熱や痛みを抑える

●カロナール・アンヒバ(解熱鎮痛薬) 一時的に熱を下げたり、痛みを抑えたりするお薬です。効き目がおだやかなので、赤ちゃんにも使われます。苦痛をやわらげ、体力の消耗を防ぐために使われます。熱があっても、元気そうであれば使用せず、熱や痛みでかなりつらそうなときに使用します。

せきやたんを抑える

●アスベリン(鎮咳薬) せきをしずめるお薬です。尿が赤くなることもあります。
●ムコダイン(去痰薬) たんを出すのを助けるお薬です。荒れている気管支の粘膜を改善したり、たんの成分を変化させてさらさらにしたりします。 ※名前が似ているムコソルバンというお薬も、たんを出すことを助けるお薬です。 こちらはたんを気道粘膜から滑りやすくして、出しやすくします。たんを出しやすくするという点では同じですが、作用が違うため、併用することもあるようです。
●ホクナリンテープ(気管支拡張薬) 炎症をおこして狭くなった気道を広げるお薬です。気管支を広げて呼吸を楽にして咳をおさえます。テープから成分が溶け出して体内に浸透します。

感染症に効くお薬

●メイアクトMS(セフェム系抗菌薬) ●クラリシッド(マクロライド系抗菌薬) ●オゼックス(ニューキノロン系抗菌薬) ●サワシリン(ペニシリン系抗菌薬) 菌が原因の呼吸器系の病気に処方されます。食後の方が空腹時よりも吸収が良いです。抗菌薬は、腸内の良い菌まで殺してしまい便がゆるくなることがありますので、整腸薬も処方されることがあります。 ※ビオフェルミンR(整腸薬) 腸内細菌のバランスが崩れた時に処方されます。おなかの調子を整えます。

お薬を飲み忘れたときの対処法

子どもにお薬を飲ませるのを忘れてしまったとき、また、子どもが眠っていて飲ませそびれてしまったときは、次の薬の時間に飲ませれば大丈夫です。 ただし、そのときに2回分をまとめて飲ませることはしないでください。1回の必要量の2倍をあげてしまうことは、副作用がおきることもあり危険です。 決められた時間から、あまり時間がたっていないときに、飲ませ忘れに気づいたり、子どもが起きたりした場合は、その時点で飲ませてください。次の薬の時間を遅らせれば大丈夫です。 目安として、一日に3回薬を飲むときは、4時間以上、一日に2回の場合は6~8時間以上あけるようにしてください。 念のため、主治医に確認すると安心ですね。

まとめ

今回は、子どもが風邪をひいたときのお薬について、代表的なものを取り上げました。お薬の飲ませ忘れのときの対応はぜひ覚えておいて欲しい内容です。もし病院でお薬を処方されたときに、気になることがありましたら、気がねせず医師や薬剤師さんに相談してみてください。

無料で試せるストレスタイプ診断

スマホを触る女性

完璧主義や心配性など、あなたのタイプを簡単に診断!

日々のストレスに対処するスキルを身につけましょう

「Awarefy」のストレス診断
無料で受けてみる

※ストレスタイプ診断は無料ですが、結果を見るには無料のアカウント登録が必要です

\3000円相当のポイントプレゼント実施中/

メザニン

「メザニン」
まずは無料相談

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 25
※記事の内容は公開日時点の情報です。掲載後の状況により、内容に変更が生じる場合があります。
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
不正確な箇所についてのご指摘
※「上から2番目の画像が不鮮明」「最初の段落の◯◯という情報の追加を希望する」等、問題箇所についてご指摘いただけたら幸いです。

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

おすすめ記事
関連記事