何これ?のどちんこの近くに“白いできもの”膿栓や扁桃腺炎かも?

公開日:2021-04-14 | 更新日:2021-04-30
7
何これ?のどちんこの近くに“白いできもの”膿栓や扁桃腺炎かも?

「のどちんこの近くの白いできものは、一体なに?」

考えられる原因には、膿栓や扁桃腺炎などがあります。
病院に行く目安と対処法を解説します。


監修者

瀬尾 達 先生

瀬尾クリニック
院長

瀬尾 達先生

経歴

大正時代祖父の代から続く耳鼻咽喉科専門医。クリニックでの診療のほか、京都大学医学部はじめ多くの大学での講義を担当。マスコミ、テレビ出演多数。
平成12年瀬尾クリニック開設し、院長、理事長。
京都大学医学部講師、兵庫医科大学講師、大阪歯科大学講師を兼任。京都大学医学部大学院修了。

のどちんこ(口蓋垂)の近くに白いできものが…これ大丈夫?

医師男性
喉の痛みなど、他に体の不調がない場合は心配いりません。
老廃物食べかすが、扁桃腺に白く溜まることがあります。

ただし…

  • 熱が出ている
  • 喉が痛む
  • 扁桃腺が腫れている

などの症状がある場合は、病気を疑う必要があります。

「白いできもの」の2つの原因

医師男性

のどちんこ(口蓋垂)付近の白いできものは

  • 膿栓
  • 扁桃腺炎

の可能性があります。

原因① 膿栓(臭い玉)

医師男性
老廃物と食べかすが溜まり、白いできものが発生します。
人体に悪影響はありませんが、口臭の原因になります。

つぶすと臭いことから「臭い玉」と呼ばれることがあります。
※ただし、「臭い玉」は医学用語ではありません。

主な症状

  • 白色または黄色の塊ができる
  • くしゃみや咳で飛び出して、取れる場合がある
  • 痛みを伴わない
  • 膿栓自体が強い悪臭を放つ

膿栓の原因

医師男性
口の中の乾燥ウイルス感染が原因で、膿栓が発生します。

口の中が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなるため、膿栓ができます。
風邪など細菌やウイルス感染すると、細菌と体が戦い、その細胞の死骸として膿栓がたまることがあります。

自分でできる対処法は?

医師男性
まずは、うがいをしましょう。

うがいをすると取れることがあります。
自身で無理やり取ろうとすると、喉を痛めることがあるのでやめましょう。

膿栓の発生を防ぐには?

医師男性
こまめなうがい、歯磨きを行ってください。口呼吸ではなく鼻呼吸をしましょう。
また、規則正しい生活を送ってください。

免疫を高めていれば、自然にたまりにくくなります。

また、口の中が乾燥すると細菌が増殖し、膿栓が発生しやすくなるので鼻呼吸をしてください。
膿栓の発生を防ぐために、口内環境を清潔に保ちましょう。

免疫力を整える行動

  • 軽い運動を1日30分程度行う
  • 朝起きたら、カーテンを開けて日光を浴びる
  • 寝るときの湿度は、50~60%を維持する
  • 1日7時間以上の質のよい睡眠をとる
  • 決まった時間に寝て、起きる
  • 栄養素バランスがよい食事を摂る
  • 朝食を摂る

病院に行く目安

医師男性
扁桃腺の腫れ、痛みを伴う場合は耳鼻いんこう科を受診しましょう。

原因② 扁桃腺炎

医師男性
扁桃腺付近にできる白いできものは、細菌やウイルスと戦った細胞の死骸です。

主な症状

  • 喉の痛み
  • 喉の腫れ
  • 熱が出る
  • 寒気がする

扁桃腺炎の原因

医師男性
ウイルス感染・細菌感染・ストレス・疲労・空気の乾燥・喉の乾燥・免疫力の低下などが原因で、扁桃腺炎を発症します。

免疫が低下する行動

  • 暴飲暴食
  • 過度のアルコール摂取
  • 喫煙
  • ドライマウス
  • 睡眠不足

自分でできる対処法は?

医師男性
安静にして、ゆっくり休みましょう。
3日ほどで緩和していきますが、1週間ほどは安静にしましょう。

安静にしても快方に向かわない場合は医療機関で治療を受けましょう。
医療機関では症状に合わせて、抗生剤や鎮痛剤、点滴治療などが受けられます。

病院に行く目安

のどちんこの近く 白いできもの

医師男性

のどちんこ付近の白いできものに加え

  • 喉が腫れている
  • 喉が痛む
  • 熱が出る

といった症状がある場合は、耳鼻いんこう科の受診をおすすめします。

喉の違和感や、飲み込みにくさを感じるときは、風邪や細菌感染が多いですが、まれに中咽頭がん(※)などの症状であることもあります。
白いできものの他に、何らかの違和感を覚えた場合は速やかに医療機関へ行きましょう。
早期診断でがんなどの悪性腫瘍を早く見つけられることもあります。

「中咽頭がん」とは

中咽頭(のどちんこの奥のあたり)にできるがんです。
耳の痛み・飲み込むときの違和感・片側の喉の痛み・吐血や、口を大きく開けにくい、口の奥やのどにしこりができるなどの症状があらわれます。
放置すると、がんが脳神経・耳下腺・眼のくぼみなどに転移するリスクがあがります。
最悪の場合、命を落とすことがあります。

耳鼻いんこう科を探す


監修者

瀬尾 達 先生

瀬尾クリニック
院長

瀬尾 達先生

経歴

大正時代祖父の代から続く耳鼻咽喉科専門医。クリニックでの診療のほか、京都大学医学部はじめ多くの大学での講義を担当。マスコミ、テレビ出演多数。
平成12年瀬尾クリニック開設し、院長、理事長。
京都大学医学部講師、兵庫医科大学講師、大阪歯科大学講師を兼任。京都大学医学部大学院修了。

お得すぎ!よく見るあの商品が…
サンプル百貨店

お菓子やドリンクなどの食品から日用品まで半額以下でお得に試せる「サンプル百貨店」。

初回限定お試しキャンペーン実施中です!

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 7
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
不正確な箇所についてのご指摘
※「上から2番目の画像が不鮮明」「最初の段落の◯◯という情報の追加を希望する」等、問題箇所についてご指摘いただけたら幸いです。

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

キーワード