爪に…カビ?黒や緑に変色する「グリーンネイル」は自然治癒する?受診目安も

公開日:2020-06-10 | 更新日:2020-09-07
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爪に…カビ?黒や緑に変色する「グリーンネイル」は自然治癒する?受診目安も

「爪にカビが…。」
「緑色に変色している…。」

グリーンネイルの原因と対処法をお医者さんに聞きました。

自然に治るの?放置するとどうなるの?
病院へ行くべき症状や、何科に行けばいいかを解説します。悪化させる恐れのあるNG対処もあるので気をつけてください。

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監修者

長谷川 佳子 先生

小田原銀座クリニック
形成外科医

長谷川 佳子先生

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務

爪がカビっぽく変色。正体は「グリーンネイル」

医師女性
爪が緑色に変色しているのは、グリーンネイルだと考えられます。

グリーンネイルって何?

医師女性
グリーンネイルとは、緑膿菌(腸内細菌の一つ)による爪の疾患です。
爪が緑色になっている状態です。

この緑色は、食品に付く青かびのような色に見えるため、「爪にカビが生えた!」と勘違いしがちですが、カビではありません。

<グリーンネイルの症状の特徴>

  • 痛みやかゆみはない
  • 爪が緑色になる
  • 独特の臭いが生じる場合がある(膿が生じているときの臭み)

※グリーンネイルの状態は、緑膿菌数は増加していても、炎症は起きていないため、痛みはありません。

グリーンネイルの原因

医師女性
「緑膿菌」という、私たちの皮膚に存在している常在菌が原因で起こります。
「緑膿菌」は、湿っている狭い隙間を発見すると、一気に増殖します。そして緑色の色素を生成し、爪を緑色に変えてしまいます。

通常は、細菌同士で集団を形成して人間の健康をサポートしてくれています。しかし風邪やストレスといった免疫力の低下などで細菌同士のバランスが破綻してしまうと、体に悪影響を及ぼしてしまうことがあるのです。

ネイルアートをしていなくても…

ジェルネイルなどのネイルアートをしていなくても、グリーンネイルになることはありますか?
女性
医師女性
あります。

もともと、爪カンジダ症や爪白癬(爪の水虫)を発症している場合、弱体化している爪に二次的に緑膿菌が感染してしまう場合があります。

また、爪が浮き上がった状態(爪甲剥離症)の場合も、爪の下に緑膿菌が入り込んで増殖し、緑色になることがあります。

グリーンネイルは人にうつる?

医師女性
グリーンネイルは人にうつることはほぼないと考えられています。

しかし、高齢者や免疫力が低下している人には稀に感染する場合があると考えられています。

自然治癒する?

医師女性
グリーンネイルが爪表面に起きている場合は、正しいケアを行うことで自然治癒が見込めます。

ジェルを落としてから爪に何も付けずに生活をすれば、2週間ほどで改善すると考えられています。

自然に治らないケースも…

  • 爪が剥がれてしまった
  • 爪が浮き上がった状態になっている

は医療機関の受診が必要と考えられています。

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放置するリスク

病院へ行かずにグリーンネイルを放置すると、爪の変色が改善されないのはもちろんですが、爪の周囲や深部にまで感染が広がる可能性があります。

病院を受診すべき症状

病院

  • 爪が緑色から黒っぽい色に変化した
  • 爪自体が変形してきた
  • 爪の周囲に炎症が生じた
  • 爪が先端部から剥離してきた

といった場合は病院を受診しましょう。

何科で診てもらう?

皮膚科の受診をおすすめします。

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グリーンネイルのセルフケア方法

ネイルケア

 

<セルフケア方法>

  1. 石鹸をしっかり泡立てて丁寧に汚れを落とす
  2. 爪表面を優しくこすりながら緑色の色素を除去する
  3. 流水でしっかりすすぐ
  4. タオルで拭いて乾燥させる

セルフケアを行った後、2週間程度は何も付けずに自爪で過ごしてください。
手をしっかり洗い、清潔な状態を維持しましょう。

やってはいけないNG行動

医師女性

グリーンネイルになっている場合、

  • 緑色に変色した爪部分を削りとる
  • グリーンネイルが起きているのにジェルネイル等を行う
  • ジェルを落として乾燥させた後、オイルやマニュキアを塗る
  • 水仕事をした後、しっかり水分を拭きとらない

といった行動をとると、悪化する恐れや治りが遅くなることがあるため、気をつけましょう。

参考
公益社団法人 日本皮膚科学会 爪の病気 緑色爪
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa38/q16.html

監修者

長谷川 佳子 先生

小田原銀座クリニック
形成外科医

長谷川 佳子先生

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務

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