筋肉の病気の初期症状チェック。痛み・しびれ・力が入らない…病院は何科?

更新日:2023-08-24 | 公開日:2021-01-29
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筋肉の病気の初期症状チェック。痛み・しびれ・力が入らない…病院は何科?

体を動かしづらくなった。手足の震え、しびれが気になる。

筋肉に異常が出る病気について、症状などをお医者さんにお聞きしました。
心配な方は、パーキンソン病やALSに当てはまるかをチェックしましょう。

監修者
河合 隆志 先生

フェリシティークリニック名古屋
医学博士

河合 隆志先生

経歴

’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設

筋肉に異常が出る病気の初期症状

次の症状に複数当てはまる場合は、筋肉に異常が出る病気かもしれません。

  • 歩きにくい
  • 話しにくい
  • 食事を飲み込みにくい
  • 肩、膝の筋肉が硬く、以前のように動かせない
  • 顔が動きにくくなり、表情を出しにくい
医師男性
症状が1週間以上続く場合は、病院で相談しましょう。

他にも症状がある場合は、早急に病院へいきましょう。

病院は何科?

脳神経内科を受診してください。放置すると、パーキンソン病、多発性硬化症、筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などを見逃し、悪化してしまうことがあります。

また、病気の早期発見ができれば、症状の進行を遅らせる可能性が高くなります。

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筋肉に異常が出る病気の例

医師男性

筋肉に異常が出る病気には

  1. パーキンソン病
  2. 多発性硬化症
  3. 筋ジストロフィー
  4. 筋萎縮性側索硬化症(ALS)

などがあります。

病気① パーキンソン病

ドーパミンという神経伝達物質が、脳から出なくなる病気です。
ドーパミンは体に指令を出す際に必要なため、不足すると運動機能に異常が起こります。

パーキンソン病の初期症状

  • 手足の震え
  • 筋肉のこわばり
  • 歩行障害

パーキンソン病が発症する原因

パーキンソン病の原因については、まだ解明されていません。
現段階では、遺伝的要因が関係していると考えられています。

パーキンソン病を発症しやすい人

50~60代の発症が多いです。

病気が進行するとどうなる?

徐々に運動機能が低下していくため、寝たきりとなってしまう場合もあります。

病気② 多発性硬化症

体の信号伝達に関わる「髄鞘(ずいしょう)」が、壊れていく病気です。

多発性硬化症の初期症状

  • 目の痛み
  • 視力低下
  • 歩きにくさ
  • 顔や手足のしびれ

多発性硬化症が発症する原因

はっきりと原因はわかっていません。
ただし、免疫機能の異常が関係していると考えられています。

多発性硬化症を発症しやすい人

30代前後の女性に発症しやすいです。

病気が進行するとどうなる?

体の機能が徐々に失われていきます。認知機能が同時に低下する場合もあります。

病気③ 筋ジストロフィー

筋肉が、壊れやすく再生しにくい状態になる病気です。

筋ジストロフィーの初期症状

  • 物を飲み込む力の低下
  • まぶたが垂れ下がる
  • 歩きにくくなる

転びやすい、つまずくことが多い子どもは、筋ジストロフィーの疑いがあるので、注意が必要です。

筋ジストロフィーが発症する原因

遺伝子の異常が関係していると考えられています。

筋ジストロフィーを発症しやすい人

男性に多く発症します。

病気が進行するとどうなる?

呼吸や心臓の動作に必要な筋力が、次第に低下していきます。
そのため、呼吸不全心不全で亡くなる方がいます。

病気④ 筋萎縮性側索硬化症(ALS)

筋肉の運動に必要な神経が、徐々に失われていく病気です。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の初期症状

  • 手が使いづらい
  • 飲み込みにくい
  • 話しにくい
  • 握力の低下

筋萎縮性側索硬化症(ALS)が発症する原因

詳しい原因はまだわかっていません。
神経の異常な老化や、遺伝子の異常に起因すると考えられています。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症しやすい人

男性に多い病気です。多くの場合60~70代に発症します。

病気が進行するとどうなる?

体をだんだん動かせなくなっていきます。
末期には呼吸するための筋力が低下し、呼吸不全となって亡くなります。

気になる場合は病院へ!

筋肉の病気 症状

症状にいくつか心当たりがあります…。病院に行ったほうが良いですか?
男子
医師男性
気になる症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

病気が早期発見されると、症状の進行速度を下げやすくなります。
一度、脳神経内科で診察を受けてみましょう。

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