女性も悩むミッドライフ・クライシス!医師に相談するタイミングは?

公開日:2018-11-29 | 更新日:2020-09-07
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女性も悩むミッドライフ・クライシス!医師に相談するタイミングは?

ミッドライフ・クライシス(Midlife crisis)は、日本語に訳すと「中年の危機」です。
中年期を迎え、「本当にこのままでいいのだろうか?」、「今までの人生は、自分らしい生き方だっただろうか?」と悩む人がいます。

やり残したことがたくさんあると思う一方で、時間や自分の可能性が限られていることに焦燥感を覚え、気分がすぐれない状態が続きます。
その状態を、ミッドライフ・クライシスと呼んでいます。
現代女性の生き方は、昔と比べると多様化しています。
そんな時代背景もあって、より“自分らしい人生”のあり方に悩むことが多くなっているように思われます。

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監修者

丸井 友泰 先生


医学博士

丸井 友泰先生

経歴

2010年名古屋大学医学部卒。2018年同大学院博士課程修了。医学博士。
名古屋大学医学部付属病院精神科などを経て、現在は複数の企業と契約し、労働者の総合的な健康状態の向上を目指して、助言や指導、研修や衛生講話を通じた安全衛生教育などといった産業保健活動に取り組んでいる。
また、総合病院心療内科にも勤務し、がん患者の終末期医療も担当している。その他、Webマガジン「現代ビジネス」で、メンタルヘルスを主なテーマに、記事の執筆・監修を行っている。

価値観を揺さぶられる?

「息子が就職して、家を出ました。なんだか、心にぽっかり穴が開いてしまいました」
「娘が結婚して、毎日のお弁当作りもなくなり、手が離れました。せっかくなので、仕事を始めようと考えたのですが、手に職もなく、自分は何もできないと感じます」
「仕事一筋でここまできましたが、私の人生は何も残らないのでは?」

こんなふうに、焦燥感や喪失感を訴える女性は、多くいます。
ミッドライフ・クライシスとは、中年期を迎えた時に起こる、心の問題です。

若い頃には思ってもみなかった、自分の本心に気付いて葛藤したり、価値観が揺さぶられたりします。

特に女性は、40代になると、出産できる体のタイムリミットが迫ります。
早い人では、更年期障害の症状が出始めることがあります。

頭の中で思い描いている自分と、心身の機能が衰えてきているなど、実際の自分とのギャップに、不安を感じることがあるかもしれません。

男性のミッドライフ・クライシスは仕事絡みの悩みが多く、次のような、個人の目標達成に左右されることが多いです。

  • ○才までにマイホームを建てると決めたのに、まだだ
  • 出世したいのに、結果を出せない。営業成績が悪くてできない
  • 同期はみな出世しているのに、自分は課長止まりだなど

しかし、女性の場合は、仕事だけの人生、子育てだけの人生では物足りないと思うことが多いようです。
仕事と子育てを両立している人でも「仕事も子育てもがんばってきたけれど、もう少し子供と過ごす時間を長くするべきだったのでは?」と悩むこともあります。
このように、男性と比べると、女性のミッドライフ・クライシスの背景は、より複雑です。

人生は選択の連続ですが、「あのときの選択が間違いだったのでは…」と感じた時、人は自分の価値観が大いに揺さぶられるような感覚を味わいます。

それがミッドライフ・クライシスなのです。

今の自分を見つめ直してみる

ミッドライフ・クライシスに陥った場合、多くは、“なぜかはわからないけど、満たされない感じがする”といったレベルにとどまります。
しかし、深刻化すると、身動きができないくらいに思い悩んでしまうことがあります。

ミッドライフ・クライシスを乗り越えるには、今の自分を見つめ直すことが大切です。
今できることに目を向け、人生の次のステップに進んでいくことです。

ミッドライフ・クライシスでもがき苦しんでいる自分を、客観視することから、始めていくのもいいでしょう。

医師に相談するタイミングは…?

ミッドライフ・クライシスでは、こんな症状が出たから病院へ行かなければならない、という決まりはありません。
ただし、次のような症状が出ている時は、一度病院を受診しましょう。
ミッドライフ・クライシスをきっかけにして、うつ病や適応障害(※)を発症している可能性があります。
※適応障害:つらく耐えがたい特定の状況やできごとによって、憂うつな気分や不安感が強くなり、生活に支障が出ること

  • 気分の落ち込みが激しい
  • 何も手につかない
  • 不安感が頭から離れない
  • 眠れない
  • 疲れやすい
  • だるい
  • 動悸(どうき)がするなど

ミッドライフ・クライシスに陥りやすい時期は、社会的に責任を負う年代でもあるので、立場的に非常に苦しい時期と言えます。
過去を振り返ることも大切ですが、より大事なのは、現在何をやるべきか、何が自分にできるのかを考えることです。

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丸井 友泰 先生


医学博士

丸井 友泰先生

経歴

2010年名古屋大学医学部卒。2018年同大学院博士課程修了。医学博士。
名古屋大学医学部付属病院精神科などを経て、現在は複数の企業と契約し、労働者の総合的な健康状態の向上を目指して、助言や指導、研修や衛生講話を通じた安全衛生教育などといった産業保健活動に取り組んでいる。
また、総合病院心療内科にも勤務し、がん患者の終末期医療も担当している。その他、Webマガジン「現代ビジネス」で、メンタルヘルスを主なテーマに、記事の執筆・監修を行っている。

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