生理で「だるい、何もしたくない」の対処法は?薬で治る?医師監修

公開日:2020-09-17
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生理で「だるい、何もしたくない」の対処法は?薬で治る?医師監修

生理のときはいつもだるい…。
何もしたくなくて、仕事に行くのもつらい…。

そんな倦怠感や無気力を解決する方法を、お医者さんに聞きました。

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監修者

石野 博嗣 先生

石野医院

石野 博嗣先生

経歴

医療法人社団 石野医院
日本医科大学
日本医科大学付属病院
日本医科大付属第二病院
国立横須賀病院
東部地域病院
石野医院

なぜ?生理前の「倦怠感」と「無気力」

医師男性
はっきりとした原因は明らかにされていませんが、生理前に女性ホルモンの分泌量が低下することで、だるさやイライラ感が生じると考えられています。

排卵~生理までには、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが分泌されます。

生理前の“黄体期”になると、これらの女性ホルモンの分泌量が急激に減少し、神経伝達物質や脳内のホルモンに異常をきたして、様々な不調があらわれます。

女性ホルモンの分泌量変化の他、ストレスや疲れ、食生活なども、生理中のだるさなど体調に影響を及ぼすといわれています。

「何もしたくない」ときの正しい対処法

医師男性
ストレスを避けるため、いつも以上に休息をとり、リラックスするようにしましょう。

ゆっくり入浴して、体全体の血流を良くすると、だるさが軽減できる場合があります。
また、軽い運動やヨガもおすすめです。血流を改善し、気分転換にもなります。

これはNG!だるさを増長させる行動

  • 栄養ドリンクやコーヒーを多飲する

だるさや眠気をとばすために、栄養ドリンクやコーヒーを飲み過ぎると、カフェインの摂り過ぎで症状を悪化させる可能性があります。

  • チョコレートなどの甘い物を摂り過ぎる

甘いものを過剰に摂取すると、血糖値が急激に変動するため、イライラする症状を悪化させることがあります。食べ過ぎに注意しましょう。

  • 塩分を多く摂る

塩分は、お腹の張りを悪化させ、体調不良を悪化させる原因となります。味の濃い漬物や汁物、ラーメンなどの食べ過ぎにも気を付けてください。

市販薬でよくなる?

医師男性
女性ホルモンに働きかけるタイプの市販薬や漢方薬は、生理前の倦怠感や無気力の改善が期待できます。

ただし、市販薬やサプリメントは、飲み合わせによっては薬と併用できない場合もありますので、使用の際には医師や薬剤師に相談して下さい。

\ココに注意/
気分の落ち込みがひどい場合には、病院で処方される薬で治療したほうが良い場合があるため、市販薬を使わずに病院を受診してください。

普段からの心がけも大切

PMSを軽減させるために、普段から規則正しい生活習慣を送ることが大切です。

食事

医師男性
1日3食、規則正しく食事をしましょう。
食欲がない場合でも欠食せずに、牛乳やヨーグルト、チーズなど、食べやすいものを口にするように心がけてください。

<意識して摂るべき食べ物>

  • カツオ、ナッツ、海藻類(ビタミンB6)

ビタミンB6は、女性ホルモン(エストロゲン)の代謝に関与していて、ホルモンバランスを整えるといわれています。

  • 牛乳、ヨーグルト、しらす、ひじき(カルシウム)

カルシウムには、イライラやストレスを軽くする働きがあるため、PMSによる精神的な症状を和らげることができます。

  • 果物、野菜、海藻(食物繊維)

お腹の調子を整えてくれる食物繊維は、便秘やお腹の張りの改善が期待できます。

  • くるみや青魚(オメガ3脂肪酸)

オメガ3脂肪酸(EPA、DHA、α‐リノレン酸)という良質の油は、気分の落ち込みやイライラの緩和に作用します。

  • 豆類(食物性エストロゲン)

豆類に多く含有されている植物性エストロゲンは、PMSの緩和に働きかけます。

\ココに注意/
上記の栄養素をサプリメントで摂取する場合は、過剰にならないように気を付けましょう。
また、カフェイン、糖分、塩分、アルコールの摂り過ぎは、症状を悪化させる可能性があるため、控えめにしてください。

運動

医師男性
毎日無理なく続けられる有酸素運動を取り入れてみましょう。
30分程度のウォーキングやジョギング、ヨガや太極拳がおすすめです。

睡眠

医師男性
毎日決まった時間に就寝・起床するように心がけ、最低でも7時間は寝るようにしましょう。
夜更しや睡眠不足は避けてください。

入浴

医師男性
お風呂はシャワーだけにせず、できるだけ毎日入浴しましょう。体が冷えないようにすること、ストレスを溜めないことが大切です。

仕事に行けないほどつらい…どうすれば?

医師男性
思い切って仕事を休んでしまうのも一つです。
もし、毎月生理の度に、強い倦怠感や無気力症状で悩んでいたり、セルフケアを行っても症状がよくならないという場合は、一度病院で相談してみることをおすすめします。

その他にも

  • 腹痛や頭痛
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • イライラする、怒りっぽくなる、涙もろくなる

といった症状で困っている場合は、婦人科に行きましょう。

婦人科を探す

婦人科受診のススメ

婦人科では、はじめに医師が問診を行い、どのような症状があらわれているのか確認します。

必要に応じて、

  • 内診
  • 超音波検査
  • 血液検査

等を行います。

症状を伝えるポイント

医師に次のことを伝えられるようにしておくと、スムーズに診察が進みます。

  • 初潮の年齢
  • 生理周期
  • 生理の期間
  • 最後にいつ生理がきたか
  • どんな症状があるのか
  • 症状はいつから始まったのか
  • どんな時に症状がひどくなるか
医師男性
答えづらいと思う内容は、メモに書き出すなど情報を整理しておくと、診察の際も安心して医師に伝えることができます。

監修者

石野 博嗣 先生

石野医院

石野 博嗣先生

経歴

医療法人社団 石野医院
日本医科大学
日本医科大学付属病院
日本医科大付属第二病院
国立横須賀病院
東部地域病院
石野医院

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