つらい更年期「エストロゲンを増やすには?」食べ物やお薬について

更新日:2022-12-26 | 公開日:2018-10-24
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つらい更年期「エストロゲンを増やすには?」食べ物やお薬について

更年期とは閉経前後の約10年を指します。
この時期は女性ホルモンの分泌が乱れ、さまざまな症状が現れます。
更年期では、女性ホルモンの一つでエストロゲンという言葉がよく出てきますよね。でも、エストロゲンについてちゃんとした知識を持っている人は少ないのではないでしょうか。

今回は、女性なら知っておきたい、とても大切なエストロゲンの働きについて見ていきましょう。

監修者
前田 裕斗 先生


産婦人科医

前田 裕斗先生

経歴

日本産婦人科学会専門医
2013年 東京大学医学部医学科卒業
巷には情報があふれ、正しい情報の選択はますます困難になっています。何を信じればいいか、不安でたまらない人の助けに少しでもなれれば幸いです。

女性ホルモン「エストロゲン」が減ると…

医師男性
エストロゲンの分泌が減少することで更年期障害になるといわれています。

エストロゲン(卵胞ホルモン)は、主に卵巣から分泌されます。
思春期から分泌が活発になり、女性らしい丸みのある体づくりや月経に関わり、妊娠・出産に適した20~30歳で安定してきます。
日本人の閉経年齢は平均で51歳といわれており、この前後5年間でエストロゲンの分泌は減少していきます。

エストロゲンの働き

  • 自律神経を安定化させる
  • 骨を強くする(骨の形成を促進し、血管の収縮を抑える)
  • 女性らしい体をつくる
  • 肌や髪にツヤを与える
  • 乳腺の発達を促進
  • 子宮に働きかけ、子宮内膜を厚くして、受精卵の着床を補助する
  • 脳の働きを活性化
  • コレステロールの排出や分解を促進

不足ぎみのエストロゲンを補うには、食事や睡眠など生活習慣の改善が大事になります。

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エストロゲン分泌を「整える方法」

医師男性

エストロゲン分泌を整えるには

  1. 食べ物から摂取する
  2. 良質な睡眠をしっかりとる
  3. 体を温める

といった方法があります。

①食べ物から摂取する

医師男性
食事には大豆由来食品(豆腐、納豆、みそ、おから、油揚げ等)をとり入れましょう。

これらの食品には大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンとエストロゲンは分子構造が似ているので、大豆イソフラボンはエストロゲンの働きを助け、足りないところを補助します。
一方、自然のエストロゲンを食品で補うのは基本的に困難なので、やはり基本となるのはバランスのとれた食生活です。

②良質な睡眠をしっかりとる

医師男性
睡眠時間は最低でも6時間は確保してください。

女性ホルモンの分泌は微妙なバランスで保たれており、わずかのストレスでも分泌が乱れることもあります。
更年期においても睡眠不足は回避したほうがいいでしょう。
特にホルモン分泌が活性化する夜10時~深夜2時に深い睡眠をとると、女性ホルモンの分泌が活発になります。

③体を温める

医師男性
湯船につかって体を温めると、ストレスが軽減され、女性ホルモンの分泌が整います。

さらに、ストレスが緩和されて自律神経がスムーズに働くと、臓器血流がよくなってエストロゲンの分泌も活発になります。

エストロゲンを補う「治療法」

医師男性
エストロゲンを補う治療法には「ホルモン補充療法(HRT)」があります。
更年期症状、更年期障害の治療方法で、閉経前後に不足してきたエストロゲンを補充する治療です。

現在、日本では、飲み薬、塗り薬、貼り薬が保険適用で処方されています。

飲み薬:プレマリン、ジュリナなど
塗り薬:ディビゲルなど
貼り薬:エストラーナ、フェミエストなど

ホルモン補充療法を施すことで、ほてりや多汗などのホットフラッシュ、睡眠障害、関節痛等の緩和、抑うつ状態の改善、骨密度増加といった更年期障害の症状を軽減する効果があります。
また、ホルモン補充療法では、子宮体がんの発症を抑えるためにプロゲステロンという女性ホルモンを併用して用います。すると、月経のように、性器からの出血を周期的に起こします。

ホルモン補充療法には、副作用も

ホルモン補充療法を始めて1~2ヶ月ほどすると、次のような副作用が現れることがあります。

  • 胸の張り感
  • おなかの張り感
  • おりものの増加
  • 胃の不調

また、5年以上連続してエストロゲン・プロゲステロンを含むホルモン補充療法を行うと乳がんを発症する確率が高まるといわれています。
副作用やがんのリスクを医師に相談しながら、治療を受けるようにしましょう。

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