お薬手帳がいっぱいになったら、二冊目はどうする？スマホアプリのメリットも

お薬手帳がいっぱいになったら、どうすればいいの？

どこで新しいものを受け取れるのか、料金はかかるのか、お医者さんに詳しく聞きました。
また、お薬手帳を利用する機会が多い方におすすめの、お薬手帳のメリットも紹介していきます。

お薬手帳がいっぱいになったら、どう対処する？

お薬手帳がいっぱいになったときは、どうすればいいのでしょうか？

お薬手帳が最後のページまで使い切ってしまった場合は、調剤薬局や医療機関内の薬局で新しくもらえます。また、現在はスマートフォンアプリで管理することも可能です。アプリの場合は、いっぱいになる事はなく使い続けられます。

発行に「追加料金はかかる？」

新しいお薬手帳の発行には料金がかかるのでしょうか？

調剤薬局や医療機器で発行されるお薬手帳は無料です。

「古いお薬手帳も必要？」

今後新しくお薬手帳を発行するときに、古いお薬手帳も持参すべきなのでしょうか？

古いもの必要です。お薬や必要事項を次の手帳に引き継いでくれます。そのため、新しいものをもらいに行くときはいっぱいになった手帳も持っていきましょう。

また、最後のページに現在の併用薬が全部記録してないことがあるので、古い手帳もしばらくは一緒に持っていくと良いでしょう。

お薬手帳を忘れたときは？

お薬手帳を忘れてしまっても、調剤は問題なく受けられます。

ただし、料金は10〜30円ほど高くなる場合があります。

お薬手帳は「スマホアプリ」がおすすめ！

お薬手帳を利用する機会が多い方は、お薬手帳のアプリをダウンロードして利用するのがおすすめです。

アプリであれば、お薬手帳のページがいっぱいになってしまうこともなく、忘れてしまうリスクも少なくなります。

メリット①　処方箋受け取りの予約ができる薬局もある

お薬手帳アプリで操作することによって、処方箋の待ち時間を節約できることがあります。
事前に処方箋を調剤薬局に提出できるので、その場で待つ必要がありません。都合の良い時間に予約を入れて、その時間に取りに行くとよいでしょう。
医療機関へ行くのは、診察よりも色々かかる待ち時間が苦手という人には、特におすすめです。
また、患者本人は先に自宅に戻して、家族の人が買い物のついでに薬を取りに行くということも可能なので、家族間でも時間を有効活用できます。
※ただし、全ての薬局に対応しているわけではないので、事前に確認しましょう。

メリット②　薬の用法・容量も確認できる

紙ベースのお薬手帳は、毎回シールなどで付け足していくので、見比べるには手帳を何ページか見る必要がありますが、アプリ管理であれば飲んだ薬、その量、なども長期間さかのぼって、一括で検索も簡単にできるようになっています。

メリット③　家族の分まとめてアプリで管理できる

家族の健康、疾病の管理がまとめて行うことができます。
医療機関へ行かなければいけない時期やどんな薬を飲んでいるのかも家族分すぐに把握可能です。
特に複数のご家族の病気や薬の管理をしている方には家庭の仕事を楽にできるメリットがあります。

メリット④　「お薬手帳をなくす」リスクが減る

医療機関へ行くことが少ない人は、「お薬手帳をなくした」という経験はありませんか。久しぶりに医療機関へ行く必要がある時にお薬手帳を探す手間は避けたいですよね。アプリであれば、久しぶりの受診でも「忘れる、無くす」を避けられます。

メリット⑤　かさばらない、荷物にならない

お薬手帳は、どんどん溜まっていきます。特に通っている医療機関が多い人は、すぐにいっぱいになります。病気も複数持っていると、以前のお薬手帳が必要になることも多少あります。その場合、紙ベースだと以前のものを見返す必要があります。しかし、アプリ管理にしてしまえばその必要がなくなり、管理する手帳という書類も無くなります。