顎を動かすと耳の中で音がする…顎関節症?病院は何科?放置のリスクも

公開日:2021-04-09 | 更新日:2021-04-28
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顎を動かすと耳の中で音がする…顎関節症?病院は何科?放置のリスクも

「顎を動かすと耳の中で音がする…」
「ミシミシと鳴るけど、これって何?」

それは、“顎関節症”の可能性が高いです。
症状の特徴や対処法を詳しく解説します。


監修者

迎 和彦 先生

むかい歯科
歯科医

迎 和彦先生

経歴

平成2年 昭和大学歯学部卒 昭和大学第三歯科補綴学教室入局
平成8年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生 都内歯科医院管理者(院長)勤務
平成15年   同上退職
平成16年   大田区大森にて「むかい歯科」開業

その症状は“顎関節症”の可能性大!

医師男性
顎を動かすと耳の中で音がするのは「顎関節症」を発症している可能性が高いです。

顎関節症の症状の特徴

  • 顎を動かすとミシミシ音がする(顎関節雑音)
  • 顎を動かすとシャリシャリ音がする(顎関節雑音)
  • 顎が痛い(顎関節痛・咀嚼筋痛)
  • 口が開かない(開口障害)

顎関節症になってしまう原因

「顎関節症」は顎の関節や顎を動かす咀嚼筋に異常が起こることで発症します。
その原因として

  • 精神的ストレスが溜まっている(筋肉が緊張する)
  • 合唱やカラオケなどで口の開け閉めをよく行う
  • ガムを日常的に噛んでいる
  • 歯ぎしりをする
  • 食いしばりの癖がある
  • うつ伏せで寝ている
  • 噛み合わせが悪い
  • 頬杖をつく癖がある

などが挙げられます。

自分で治せる?病院行くべき?

一時的な痛みであれば、セルフケアや生活習慣の改善によって治るケースもありますが、

  • 痛みが強い
  • 口が開けづらい
  • 日常生活に支障をきたしている(食事がつらい等)
  • 2週間以上経っても症状が改善しない
  • 日に日に症状が悪化している

といった場合は、歯科や歯科口腔外科など医療機関に行くことをおすすめします。

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顎関節症の「正しいセルフケア」

医師男性
「顎の筋肉のマッサージ」「顎関節のストレッチ」「関節や咀嚼筋への負担を減らす」といった、3つのセルフケアを行うことで、顎関節症の改善が期待できます。

痛みが強い場合は、マッサージやストレッチを控えてください。
余計に悪化させてしまう可能性があります。

その① 顎の筋肉のマッサージ

顎の筋肉をマッサージすることで、痛みを和らげたり、口を開けやすくしたりします。

筋肉のマッサージ

  1. 人差し指と中指を痛みの部分に置きます。
    こめかみをマッサージすると側頭筋、耳と頬の間をマッサージすると咬筋をほぐすことができます。
  2. 円を描くように指を動かして筋肉をほぐしていきます。
    その際、気持ち良いと感じるくらいの強さで押してください。

 

1日5分、2〜3回を目安に行ってください。

その② 顎関節のストレッチ

顎関節のストレッチを行うことで痛みを和らげたり、口を開けやすくしたりします。

顎関節のストレッチ

  1. こめかみに手を添えて、顎を右に動かす
  2. 同じように、顎を左に動かす
  3. 顎を前に突き出す
  4. 口を大きく開ける

 

これを10回1セット、1日に5セット行いましょう。

その③ 顎関節や咀嚼筋への負担を減らす

顎関節や咀嚼筋への負担を減らすことで、症状が軽くなる場合があります。
日常生活のなかで、症状と関連している行動や癖を治しましょう。

負担を減らす方法

  • 硬い食べ物を控えましょう
  • 長時間の咀嚼は避けましょう
  • 頬杖をやめましょう
  • 大きなあくびは控えましょう
  • 低いまくらを使いましょう
  • 猫背にならないよう姿勢を正しましょう
  • 上下の歯が接触していることに気付いたら、意識的に歯を離しましょう
  • 心理的ストレスを強く感じる環境を避けましょう
  • リラックスして過ごしましょう

病院は何科?

顎を動かすと耳の中で音がする

医師男性
顎関節症が疑われる時は、歯科や口腔外科を受診しましょう。

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どんな治療を受けるの?

医師男性
医療機関では、「薬物療法」「理学療法(物理療法と運動療法)」「アプライアンス療法」を行います。

薬物療法

消炎鎮痛薬を飲み、痛みを和らげます。
症状にあわせて、薬の種類や服用方法を調整しながら、決まった期間・時間に薬を服用します。

理学療法(物理療法)

  • ホットパックを患部に当てて温める
  • 低周波治療を行い、筋肉へ電気刺激を与える
  • 筋肉をマッサージする
  • 痛みを抑えるためにレーザー照射する

といった方法があります。

理学療法(運動療法)

  • 筋肉や靭帯などの伸張性や柔軟性を改善するストレッチを行う
  • 顎の関節へ直接アプローチし、関節の動きを良くして口が開く範囲を増やす(下顎可動化訓練)
  • 疲れやすい筋肉を鍛えて、耐久性をあげる(筋力増強訓練)

といった方法があります。

アプライアンス療法

マウスピースやスプリントと呼ばれるものを口に入れる治療法です。
寝ている間の歯ぎしりやくいしばり時の咀嚼筋の緊張を和らげたり、顎関節部への負荷を減らしたりできます。

よく使われる「スタビライゼーション型アプライアンス(マウスピース)」は、上顎や下顎の全ての歯を覆います。

放置はNG!悪化すると…

医師男性
放っておくと、痛みが強くなったり、口を大きく開けられなくなったり不快な症状が続き、食事をすることが難しくなるなど、日常生活に支障をきたす可能性があります。

また、顎関節症の痛みが慢性化するリスクがあります。
頭痛・肩こり・耳鳴りを引き起こす場合もあるので、顎を動かすと音がするときは、早めに病院へ相談しましょう。


監修者

迎 和彦 先生

むかい歯科
歯科医

迎 和彦先生

経歴

平成2年 昭和大学歯学部卒 昭和大学第三歯科補綴学教室入局
平成8年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生 都内歯科医院管理者(院長)勤務
平成15年   同上退職
平成16年   大田区大森にて「むかい歯科」開業

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