「体が小刻みに震える」のは病気のサイン?ストレス・自律神経の乱れが原因のケースも。病院は何科?

更新日:2021-07-12 | 公開日:2021-07-12
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「体が小刻みに震える」のは病気のサイン?ストレス・自律神経の乱れが原因のケースも。病院は何科?

「体が小刻みに震えるのは、なぜ?」

体の震えは、問題のないケースもあり、震えの原因が病気であるとは限りません。
ただし、本態性振戦パーキンソン病などの病気も考えられます。

「病院に行く目安」や、受診すべき「診療科」もあわせて紹介します。


監修者

永澤 守 先生

かつしかキュアクリニック
院長

永澤 守先生

経歴

平成14年福井医科大学(現福井大学医学部)卒業
岐阜大学高齢科神経内科入局後松波総合病院にて内科研修、
岐阜大学高次救命救急センター出向。
美濃市立美濃病院内科。
東京さくら病院及び同認知症疾患センター勤務の後
令和元年7月かつしかキュアクリニック開業。

体が小刻みに震えるのは「これって病気のせい?」

医師男性
震えだけで病気を判断することはできません。
例えば、なんらかの病気によって脳に異常が起こっていると、体が小刻みに震えることがあります。
その他にも、自律神経の乱れによって生じるケースもあります。

「私は大丈夫?それとも病気?」どう見分けるか

医師男性

以下に当てはまる方は、特に問題はないと考えられます。

  • ストレスや疲れ、眠気があるときの震え
  • 不安や恐怖、緊張を感じたときの震え
  • 寒さを感じるときの震え

これらは誰にでも起こる「生理的な震え」です。

ほかに体の異常が見られないのであれば、一旦様子を見てみましょう。

こんな症状は病気を疑いましょう

医師男性

震えだけでなく、

  • 汗を異常にかく
  • 脈が速い
  • 筋肉がこわばる

といった症状を伴うときは、病気を疑う必要があります。

病気が隠れていた場合、悪化すると歩行に支障が起こるケースもあります。
心当たりのある方は、放置せずに早めに医療機関を受診しましょう。

病院は何科?

体が小刻みに震える 病気

医師男性
体が小刻みに震えるときは、脳神経内科を受診してください。

病気が原因となっているケースも考えられるため、気になる場合は早めの受診をおすすめします。

医療機関を受診すると、診察を検査によって震えの原因を調べてもらえます。
病気が発見された場合は、進行を遅らせるための治療も行えます。

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考えられる2つの病気

医師男性

体が小刻みに震える病気として、

  1. 本態性振戦
  2. パーキンソン病

などが挙げられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

病気① 本態性振戦

医師男性
体の小刻みに震える場合、本態性振戦の可能性も考えられます。
この病気は、震え以外に症状が出ることはありません。

本能性振戦は65歳以上の人に発症しやすい傾向があります。
また、加齢とともに症状が悪くなるケースも見られます。

発症には遺伝も関わっていると言われており、どの年齢でも発症する可能性はあります。

震えが出やすいタイミング

  • コップを持ち上げるとき
  • ボタンを押すなどの動作
  • 重力に対して腕や手を維持する姿勢のとき

本態性振戦の原因

医師男性
発症の原因はよくわかっていません。

なんらかの原因によって、小脳や視床、脳幹など、手足の動きに関係する脳の一部に異常が起こり、震えが生じると考えられています。

自分でできる対処法は?

医師男性
十分な睡眠をとり、ストレスをため込まないようにしましょう。
リラックスすることで、症状が軽減しやすくなります。

ただし、根本的な改善を目指すのであれば、医療機関での治療が必要です。

病院は何科?

医師男性
本態性振戦は、脳神経内科で治療を受けられます。

医療機関では、交感神経に働きかけるβブロッカー抗てんかん薬、精神安定剤などの薬を使って治療します。
薬物療法でも改善しない場合は、震えに関与している脳のエリアに電気で刺激を与える“脳深部刺激療法”を行うこともあります。

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病気② パーキンソン病

医師男性
安静時に震えが生じる場合は、パーキンソン病が疑われます。
この病気になると、体の運動を上手く調節できなくなり、歩行にも支障をきたします。

50歳以上の人に発症することが多く、年齢の上昇とともに発症リスクが上昇していきます。

なお、発症には食事の内容や地域差もなく、特別な原因となるものはないといわれています。

症状の特徴

  • 手を膝に置いているときの震え
  • 歩くのが遅くなる
  • 小刻みに歩くようになる
  • 動きが遅くなる
  • 便秘
  • 気分の落ち込み
  • 幻覚を見る

パーキンソン病の原因

医師男性
脳から筋肉へと運動の調節を伝える“ドパミン”という神経細胞が減ることで発症します。
ただし、ドパミンが減る原因は、未だよく分かっていません。

近年では、神経細胞の中に異常なタンパク質である“αシヌクレイン”が蓄積して、ドパミンが減るのではないかと考えられています。

自分でできる対処法は?

医師男性
パーキンソン病には、ご自身でできる対処法はありません。
薬を使った治療が必要であるため、早めに医療機関を受診してください。

悪化すると運動機能が大きく低下し、生活に支障が出るケースもあります。

病院は何科?

医師男性
パーキンソン病は、脳神経内科で治療を受けられます。

パーキンソン病と診断した場合、症状や年齢に合わせて、ドパミンを補う薬を使用します。
薬での治療が難しい場合は、脳のドパミンに関係する部分に電気で刺激を与える“脳深部刺激療法”を行うことがあります。

また、運動機能を維持するために、治療と併せてリハビリテーションを行うことも大切です。

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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。


監修者

永澤 守 先生

かつしかキュアクリニック
院長

永澤 守先生

経歴

平成14年福井医科大学(現福井大学医学部)卒業
岐阜大学高齢科神経内科入局後松波総合病院にて内科研修、
岐阜大学高次救命救急センター出向。
美濃市立美濃病院内科。
東京さくら病院及び同認知症疾患センター勤務の後
令和元年7月かつしかキュアクリニック開業。

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