「腰を反らすと痛い」のは何の病気サイン?椎間板ヘルニア・ぎっくり腰かも

更新日:2022-08-12 | 公開日:2021-08-06
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「腰を反らすと痛い」のは何の病気サイン?椎間板ヘルニア・ぎっくり腰かも

「腰を反らすと痛い…これは何?」

原因には、“椎間板ヘルニア”や“ぎっくり腰”などが考えられます。
心当たりのある症状がないか、確認してみましょう。

病院に行くべき症状も併せて解説します。

監修者
河合 隆志 先生

フェリシティークリニック名古屋
医学博士

河合 隆志先生

経歴

’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設

腰を反らすと痛い…これって病気?

医師男性

腰を反らすと痛いという症状には

  • 腰の骨や椎間板の病気
  • 腰周辺に位置する内臓の病気

などが隠れているケースがあります。

ただし、長時間の無理な姿勢や急な激しい運動によって、一時的に痛みが出る場合もあります。

この痛みは大丈夫?病院行くべき?

医師男性
痛みが軽い場合は、一旦様子を見てみましょう。

痛みの出はじめは患部を冷やすようにして、できるだけ無理しないようにしてください。
3日程経過して痛みが少し軽くなった頃に、入浴などで患部を温めると、快方に向かいやすくなります。

こんな症状は病院へ

医師男性
  • 痛みがどんどん強くなっている
  • 動かせないほどの痛みがある

といった場合は、早急に医療機関を受診しましょう。

上記の症状には腰の病気が考えられます。
原因をきちんと特定して対処しなければ、悪化する恐れがあります。
特に「腰椎椎間板ヘルニア」は、歩行や排尿に支障をきたすこともあるため、注意したい病気です。

病院は何科?

腰を反らすと痛い 病気

腰を反らすと痛むときは、まず整形外科を受診しましょう。

整形外科を探す

考えられる2つの病気

医師男性

腰を反らすと痛いのは

  1. 腰椎椎間板ヘルニア
  2. ぎっくり腰(急性腰痛症)

の病気が原因として挙げられます。それぞれ詳しく解説していきます。

病気① 腰椎椎間板ヘルニア

腰を反らすと痛い 病気

医師男性
腰椎の骨と骨の間にある“椎間板”というクッション材が、飛び出してしまう病気です。
骨と骨が接触しやすくなるため、腰を反らしたときに痛みが出ることがあります。

腰椎椎間板ヘルニアの症状

  • 腰痛
  • 腰を前に曲げると、より強く痛みやすい
  • 太ももから下の足のしびれ、痛み
  • 重いものを持つと余計に痛む

腰椎椎間板ヘルニアの原因

  • 日頃の姿勢が悪い
  • 中腰姿勢での長時間作業
  • 腰への強い負荷
  • 喫煙

などが原因で発症します。

長距離運転を仕事にしている人、重い荷物を持つ作業が多い人に発症しやすい病気です。

自分でできる対処法は?

医師男性
痛みが良くなるまでは、腰に負担をかけないように過ごしてください。

なお、セルフケアだけで改善させるのは難しいため、並行して医療機関で治療を受けることをおすすめします。

病院は何科?

医師男性
整形外科を受診しましょう。

腰椎椎間板ヘルニアの場合、まずは安静にして炎症を抑える必要があります。
治療では、

  • コルセットの装着
  • 炎症を抑えるお薬(飲み薬、座薬)
  • 神経ブロック注射

などで改善を図ります。
痛みが弱くなったら、運動療法、牽引療法などでリハビリを行います。
ただし、尿が出ないといった重い症状がある場合は、手術も検討されます。

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病気② ぎっくり腰(急性腰痛症)

腰を反らすと痛い 病気

医師男性
腰の関節、骨、椎間板などに損傷が起こり、突然腰が強く痛む病気です。
痛みによって、腰を反らすことができなくなります。

ぎっくり腰の症状

  • 腰の強い痛み
  • 後ろだけでなく前に動かすのもつらい
  • 強い痛みで体を動かせないこともある

ぎっくり腰の原因

  • 運動不足
  • 加齢
  • かかとの高い靴を履く
  • 肥満

などが原因として挙げられます。
普段運動しない人に多く発症する傾向があります。
特に重い物を持つ、急に腰を動かすといった動作が、発症のきっかけになりやすいです。

自分でできる対処法は?

医師男性
症状が軽い場合は、無理せず過ごしているうちに良くなることも多いです。
痛み止めの飲み薬、湿布を用いてケアしても良いでしょう。

ただし、痛みが強いときには医療機関の受診をおすすめします。
根本的な原因を探って対処しなければ、痛みを繰り返すリスクがあります。

病院は何科?

医師男性
整形外科を受診しましょう。

ぎっくり腰の場合、ヘルニアなど他の病気がないか調べる必要があります。
そのため、まずレントゲンMRIなどで検査が行われます。

治療では、炎症を抑える薬を処方して、痛みを取り除きます。
強い痛みがある患者さんには、神経ブロック注射を行います。

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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

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