2019|高熱が出ないインフルエンザ!症状が軽く、周囲にうつす場合も

公開日:2019-05-14 | 更新日:2020-12-23
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2019|高熱が出ないインフルエンザ!症状が軽く、周囲にうつす場合も

インフルエンザは一般的に、高熱と寒気、筋肉痛、咳(せき)、鼻水などの症状を伴います。一番分かりやすい症状が、38~39℃の発熱。でも、インフルエンザに感染しているものの39度の高熱にならず「やっぱり風邪か!」と思っていたら、しっかりインフルエンザに感染してしまっていた、という隠れインフルエンザのケースもあります。

自分が感染していると気づかないうちに、周囲の人をインフルエンザに感染させてしまう恐れがあるため、注意が必要です。ではさっそく気をつけるべき点について、説明していきましょう。


監修者

荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

インフルエンザなのに症状が軽い?

インフルエンザは、主に高熱(38~39℃)と寒気、関節痛、筋肉痛、全身倦怠(けんたい)感(だるさ)が急激に現れ、風邪と同じように咳(せき)、鼻水、のどの痛みなどもあります。子どもや高齢者など、抵抗力の低い人が感染した場合、肺炎になる恐れがある疾病です。

隠れインフルエンザは、このような一般的なインフルエンザの症状が軽度なため、知らないうちに、周囲の人を感染させてしまうことがあります。

ここに注意!隠れインフルエンザ

注意点

隠れインフルエンザは、インフルエンザ特有の高熱症状が見られないことが多く、気づきにくいのが特徴です。

また、予防接種をしているとインフルエンザに感染しないと思い込んでいる人も多く、インフルエンザに感染していても風邪と間違って対処し、周囲の人に感染させてしまう場合もあります。

インフルエンザに感染しているかどうかは、医師による診察と検査によって判断されるため、風邪に似た症状の場合は、マスクをして、早めに病院を受診しましょう。

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大切なのはやはり予防!

そもそもインフルエンザに感染しないためには、インフルエンザウイルスを体内に入れないことです。インフルエンザウイルスが付着した手で、口や鼻を触ると、口や鼻の粘膜からインフルエンザウイルスが体内に入りこむことで感染します。手洗い、うがいをこまめに行い、インフルエンザウイルスを防ぎましょう。

また、免疫力が低下していると、感染リスクが高まるため、日ごろから免疫力を高める生活を心がけることです。
特に、栄養と睡眠を十分にとることが免疫力を高め、インフルエンザやさまざまな感染症から身を守ってくれます。

エネルギー源となる主食、ビタミン・ミネラル豊富な旬の野菜や海藻・きのこ、体の基礎作りに欠かせないタンパク質が含まれている食事や、栄養バランスに優れた食事を心がけ、十分な睡眠がとれるよう早めに横になることです。

予防接種にまつわる誤解

予防接種をしても重症化することがある

「予防接種をしたからインフルエンザに感染する心配はない」ということはありません。厚生労働省は「インフルエンザの発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、『一定の効果』がある」と報告していますが、予防接種をすればインフルエンザにならないということではありません。
また、予防接種でうけたインフルエンザの型が違えば、インフルエンザの予防接種をしていても、重症化することもあるのです。

予防接種は2回したほうがいい?

予防接種は年齢によって、接種回数が多少異なります。
13歳以上であれば、原則1回とされていますが、医師の判断により2回予防接種を行ったほうが良いと判断されれば、2回予防接種する場合もあります。医師と相談しましょう。
また、13歳未満であれば、予防接種は2回行います。ワクチンも数に限りがあるため、予防接種を行う場合は、かかりつけの医院に早めに相談することが大切です。

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まとめ

インフルエンザの流行シーズンは、12月~翌年3月ごろですが、2019年では4~5月まで再流行をみせています。乳幼児や高齢者など、抵抗力が低い人が感染すると重症化することがあるので気をつけましょう。
まずは、手洗い、うがいで予防し、感染しないことが大切です。特に人混みや人が多く集まる場所では感染リスクが高いと思って行動しましょう。
マスクを正しく着用し、自分の身を守り、自身の感染が疑われる場合は、周囲の人を感染させないためにマスクをしましょうね。

【参考文献】
厚生労働省のインフルエンザQ&A https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

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