なぜ?指の第二関節を曲げると痛い…腫れ・むくみは要注意!病院は何科?

公開日:2021-04-23 | 更新日:2021-04-28
2
なぜ?指の第二関節を曲げると痛い…腫れ・むくみは要注意!病院は何科?

指の第二関節を曲げると痛い…これって大丈夫?

その痛みは「手指腱鞘炎」や「関節リウマチ」によるものかもしれません。
原因別の対処法を、お医者さんに聞きました。


監修者

河合 隆志 先生

フェリシティークリニック名古屋
医学博士

河合 隆志先生

経歴

’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設

指の第二関節を曲げると痛い…これはなぜ?

医師男性
指の第二関節で炎症が起きているため、指を曲げるときに痛みを感じると考えられます。

この痛みは大丈夫?病院に行くべき?

次のような症状があらわれている場合は、一度医療機関を受診することをおすすめします。

  • 指関節の痛みが2週間以上続く
  • 痛みがどんどんひどくなる
  • 痛い部分がどんどん拡がっていく
  • 指関節に痛みを伴う腫れや熱感がある
  • 指に違和感がある(特に起床時)
  • 指を動かしていないのに痛みがある
  • 関節が変形している

病院は何科?

医師男性
指を曲げると痛いときは、まずは整形外科を受診してください。

整形外科を探す

考えられる2つの病気

医師男性

指の第二関節を曲げると痛い場合

  • 手指腱鞘炎
  • 関節リウマチ

を発症していると考えられます。

病気① 手指腱鞘炎

医師男性
「手指腱鞘炎(しゅしけんしょうえん)」では、指の腱と腱鞘が擦れて炎症が起こり、痛みを感じます。

主に親指、人差し指、中指に痛みが生じます。

手指腱鞘炎になってしまう原因は?

医師男性
手指腱鞘炎は、日常的に指を酷使することで発症するケースが多いです。

指を使い過ぎると、腱と腱鞘に過剰な負担がかかり、炎症を起こしやすい状態になります。
また、女性ホルモンのバランスの変化が原因になることもあると考えられています。

手指腱鞘炎になりやすい人

  • 更年期の女性
  • 妊娠中の女性
  • 手指を酷使する仕事をしている
  • ピアノ等の楽器を演奏している
  • パソコンをよく使用している
  • 文字をよく書く
  • 糖尿病
  • リウマチ
  • 腎臓の病気で人工透析を受けている など

手指腱鞘炎の症状の特徴

  • 指を曲げるときに、関節が引っかかったような感じでかくんとなる
  • 症状のある指を動かしたり触ったりすると痛みがある
  • 起床時に指の痛みやこわばりがある
  • 指関節に腫れや熱感がある
  • 指を曲げた後、元の位置に戻らなくなる
  • 指の付け根に痛みが生じる

自分でできる対処法は?

指 曲げると痛い 第二関節

医師男性
軽症であれば、痛みが生じている部分を動かないよう固定し、刺激を与えないようにしてください。
また、軽いストレッチや患部を冷やす等により、症状が和らぐ場合があります。

ストレッチの方法(※上イラスト参照)
手のひらを上に向け、指を反対の手で持ち、心地よいくらいにそらします。

病院を受診する目安

医師男性
  • 3日以上も症状が変わらない
  • 指を曲げるときに激痛がある

という場合は、医療機関を受診してください。

また、日常生活に支障がある場合も受診しましょう。

病気② 関節リウマチ

医師男性
「関節リウマチ」になると、軟骨が減少し、指の靭帯がゆるんで、骨と骨が触れて摩擦を起こし、痛みを感じます。

50歳前後の閉経した女性に多くみられ、関節のこわばりがあるのが特徴です。
指の第二関節、第三関節、親指関節に痛みが出やすいと考えられています。

「関節リウマチ」では、指関節の骨と骨の間でクッション的役割を担っている軟骨が減少し、骨と骨を繋いでいる靱帯がゆるんでしまいます。

その状態で指関節を動かすと、骨と骨とが触れて摩擦を起こし、痛みが生じます。また、症状が悪化して骨同士がくっついてしまうと、指が動く範囲が狭くなることがあります。

関節リウマチになってしまう原因は?

免疫の働きに何らかの異常が起きて、関節を包む滑膜(かつまく)という器官が炎症を起こして腫れや痛みが生じます。

関節リウマチになりやすい人

更年期(閉経後)の女性に多くみられます。また、次のような人も発症のリスクが高いと考えられています。

  • ストレスが多い
  • 喫煙者
  • 感染症を起こしている

そのほか、妊娠中や産後の女性、ピアノ等の指をよく使う楽器を演奏する人、パソコン等を日常的に使用する人、糖尿病を患っている人なども関節リウマチになりやすいです。

関節リウマチの症状の特徴

  • 指が変形する
  • 指関節が腫れて膨らみ、押すとブヨブヨする
  • 関節を動かしていない状態でも痛みがある
  • 起床時に指のこわばりがある
  • 指に力が入らない
  • 指を動かす範囲が狭くなる
  • 発熱(微熱)がある
  • 全身に倦怠感がある
  • 疲労感がある

自分でできる対処法は?

医師男性
軽症であれば、動かさずに安静にすることで症状が和らぐ場合があります。

テーピングやサポーターで指を固定することで、患部への負担軽減を期待できます。

炎症で痛みや熱感がある場合は、患部を冷やすと痛みが和らぐことがあります。
血行不良で痛む場合は、手指を温めて血行を良くすると痛みが和らぐ場合があります。

また、腕を上げて振る、手でグーパーを繰り返し行う等の動作も痛みの軽減に有効と考えられています。

医療機関を受診する目安

医師男性
  • 朝起きたときのこわばりが1週間以上続く
  • 痛みがどんどん悪化する

というときは、医療機関を受診してください。

早期受診をおすすめする理由

医師男性
治療を受けずに、指の痛みを放置してしまうと、徐々に症状が悪化して、指が曲がったままで元の位置に戻らなくなる(関節が変形してしまう)、炎症が緩和せずに日常生活に支障が出る等が起こる場合があるので、要注意です。

早期受診で症状が悪化する前に治療や薬の処方等を受けられるため、症状の緩和や重症化の予防が期待できます。

整形外科を探す

※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。


監修者

河合 隆志 先生

フェリシティークリニック名古屋
医学博士

河合 隆志先生

経歴

’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設

”集中美容”スタート!
POLA

おいしく続けられる
”キレイの習慣”はじめませんか?

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 2
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
不正確な箇所についてのご指摘
※「上から2番目の画像が不鮮明」「最初の段落の◯◯という情報の追加を希望する」等、問題箇所についてご指摘いただけたら幸いです。

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

キーワード