まぶたの乾燥で、皮がむける、腫れや赤み、かゆみが気になる…という方は必見です。
「ワセリンなど保湿クリームを塗っても良い?」「まぶたの乾燥に良い薬はあるの?」
こういった疑問にお答えします。
まぶたの乾燥の原因から改善方法、女性の場合はメイク時の注意点について、皮膚科医に詳しく伺いました。
監修者
小田原銀座クリニック
形成外科医
長谷川 佳子先生
北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務
まぶたは、皮膚が薄く、他の部分と比べて水分の保持がしにくいです。皮脂腺も少ないので、皮膚を守る皮脂膜も少ない構造になっていて乾燥しやすい箇所です。
ヘパリン類似物質やワセリン、ビタミンEなどの保湿性分が配合されているクリーム(軟膏)やローションを活用しましょう。
用途に顔や目の周りと書いてあるものを選ぶと良いですが、わからない時は薬剤師、販売登録者に相談しましょう。
ホットタオルをまぶたの上において保温することで保湿効果もあります。タオルを取った後は、保湿クリームを塗っておくと良いですね。
まぶたもそれ以外の皮膚同様にたっぷり保湿してください。
まぶたや目の周りだけ乾燥があるようであれば、化粧水だけではなく最後に保湿成分のあるクリームやワセリンなどを重ね付けしてください。
擦らずに優しくなじませるようにつけてください。
通常のスキンケアと同時に行います。日中でも乾燥が気になるときには、プラスして保湿してください。
乾燥が原因のしわでも、深く刻まれ、真皮にまで落ち込むと保湿では改善できなくなります。
特にまぶたは、レーザーなどの美容機器も使用できないので、こまめに保湿を行い肌へ負担をかけないようにしましょう。
必要ないときは、コンタクトレンズの着用は避け、メガネの使用をおすすめします。
また、保湿成分(ヒアルロン酸)や血行促進成分(ビタミンE)の入っている目薬や、スキンケアクリーム、ジェルをたっぷりつけます。
アイカラーは、筆でつける方が皮膚には優しいです。クレンジングも擦らず、手にたっぷりのオイルやクリームを乗せて優しくなじませます。コットンを使う方は、コットンの刺激を感じない量のクレンジング剤を使用してください。
まぶたに腫れやかゆみ、痛みがある場合は、その部分にはメイクをのせないようにしましょう。
症状がひどい場合は、薬での治療が必要です。市販薬でも一定の働きは期待できますが、つけるタイミングや症状によりどこまでよくなるかは異なります。
乾燥による傷が深い(切り傷や範囲が広い傷、しわなどの肌の深い部分のトラブル)は、病院を受診しましょう。まぶたは、人から見える位置にあります。
早く綺麗に良くしたいのであれば、皮膚科、外科、美容外科などの専門医を受診しましょう。