突然ふくらはぎがつる!足が頻繁につる場合「病気の前兆」のケースも

公開日:2018-12-17 | 更新日:2021-04-28
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突然ふくらはぎがつる!足が頻繁につる場合「病気の前兆」のケースも

ふくらはぎの筋肉が、異常に収縮して起こる症状が「こむら返り」です。

一般的には、「足がつる」という言い方をします。
ふくらはぎがつる原因や、病気の可能性について、お医者さんが解説します。


監修者

荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

痛い!「ふくらはぎがつる」2つの原因

医師男性
  1. 脱水
  2. 血流不足
によって、ミネラルなどのバランスが崩れると、足がつることがあるといわれています。

原因❶ 脱水

運動をするなどで大量の汗をかくと、脱水状態になることがあります。

水分が不足し、筋肉を安定させている電解質(カルシウム・マグネシウムなど、ミネラル)が不足すると、筋肉は十分な代謝を行うことができなくなります。
そうすると、ふくらはぎがつるリスクが高くなります。

原因❷ 血流不足

血液は、たまに逆流したり、うっ滞静脈内に血液が停滞することしたりします。
すると、血液中にあるミネラル(電解質)に異常が生じ、ふくらはぎの筋肉に異常な収縮が起きると考えられています。

\その他、こんなことも原因に!/

  • 体の疲れ
  • 体の冷え
  • ふだん使わない筋肉への負荷
  • 夜(足の甲とすねが一直線になる状態が長時間続き、感覚器官の働きが鈍くなるため)

ストレッチやマッサージをしよう!

医師男性
こむら返りは一過性のことが多いです。
その場合は、ストレッチやマッサージを行うと快方に向かうことがあります。

ふくらはぎが痛い場合は、次のようなストレッチをしてください。

  • 膝を伸ばして座る
  • 足の指先を手前にゆっくり引き寄せる
  • 立ちながら足を前後にずらしてアキレス腱を伸ばす

こむら返りが長時間続くことはほぼないため、安静にしていると改善するケースがほとんどです。

食生活にも気をつけて

医師男性
偏った食事や、栄養不足などが原因で、「こむら返り」が起こる場合もあります。

食生活の面では、ビタミン・ミネラルが不足すると、電解質のバランスが崩れ、こむら返りが起こりやすくなると考えられています。

また、一時的な糖分の過剰摂取も、代謝のためにビタミンが消費されるため、こむら返りが起こることがあります。

よくこむら返りになるという人は、「ビタミン・ミネラルの摂取ができているか」を振り返るなど、日々の食生活を見直すことをおすすめします。

よく足がつるのは「病気」のケースも

医師男性
生活に支障をきたすほど頻繁に足がつる場合には、何らかの病気が潜んでいる可能性があります。

原因としては…

  1. イオンバランスの異常
  2. 血管系疾患
  3. 内分泌系疾患
  4. 神経筋疾患
  5. 代謝異常
  6. 骨関節疾患

など、様々なことが考えられます。

それぞれどんな病気や症状について解説します。

①イオンバランス(※)の異常

プラスイオンと、マイナスイオンのバランスに異常があると(プラスイオンが増えてバランスが崩れると)人体にさまざまな影響を与えると考えられています。

  • 熱中症
  • 腎疾患(人工透析の場合)
  • 脱水
  • 下痢
  • 嘔吐(おうと)

②血管系疾患

  • 下肢静脈瘤
  • 血管炎
  • 閉塞(へいそく)性動脈硬化症など

③内分泌系疾患

  • 甲状腺機能低下症
  • 副甲状腺機能低下症
  • アジソン病など

④神経筋疾患

  • 脳梗塞
  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄(きょうさく)症
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 筋ジストロフィーなど

⑤代謝異常

  • 糖尿病
  • 肝硬変
  • 低栄養状態など

⑥骨関節疾患

  • 関節炎など

これらの他、薬剤の副作用によってもこむら返りが起こることがあります。

  • 高血圧症
  • 脂質異常症
  • ぜんそく
  • 抗ガン剤
  • ホルモン剤などの薬

病院に行くべき?

医師男性
こむら返りを何度も繰り返す場合、気になる方は早めに医療機関を受診して、医師に相談してください。

元々患っている病気(基礎疾患)が原因で、こむら返りが起こっている恐れもあります。

また、こむら返りに使用される漢方薬に、「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」があります。芍薬甘草湯は、服用後10分ほどで働きが出て、即効性も期待できます。
しかし、副作用も生じやすいため、服用回数を医師と相談する必要があります。

内科を探す

参考
メルクマニュアル 筋痙攣 — プロフェショナル版

監修者

荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

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