魚の目の治療方法|自然治癒しないの?治療期間・治療費の目安も【医師監修】

公開日:2019-12-16 | 更新日:2021-10-05
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魚の目の治療方法|自然治癒しないの?治療期間・治療費の目安も【医師監修】

足の裏にできる魚の目。

「歩くたびに痛い…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
早く治すためにできる治療法について、お医者さんが解説します。


監修者

長谷川 佳子 先生

LECINQ clinic
院長

長谷川 佳子先生

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務
令和3年1月よりLECINQ clinic 院長に就任

魚の目は自然治癒する?

足

魚の目が治らないです…。
自然に治ることはないのでしょうか?
男性
医師女性
多くの場合、魚の目は自然治癒しないと考えられています。

魚の目は、角質の芯が皮膚内部の深い部分まで食い込み神経に触れることで痛みます。
そのため、その芯を除去しない限り痛みは軽減されません

※魚の目の症状が軽い場合、保護パッド等を使用しながら日々の生活の中で圧迫や摩擦等の刺激を減らすことで自然治癒するケースもあります。

魚の目を放置すると…

医師女性
そのまま放置すると、伸びた芯がどんどん皮膚内部に入り込んでいき、症状が悪化する可能性があります。

魚の目ができる際の角質層は、円錐状の芯のようになり皮膚の内側へと伸びていきます。痛みがないからといって軽症だと勘違いして、自分で削る等のセルフケアを行うと、逆に状態を悪化する恐れがあります。

病院を受診する目安

医師女性
魚の目ができている部分の皮膚が硬くなり、痛みを伴う場合には医療機関を受診してください。

何科にいけばいい?

 

医師女性
皮膚科形成外科を受診するケースが多いです。

皮膚科・形成外科を探す

魚の目の「治療方法」

※医師の裁量・魚の目の症状・患者さんの希望によって治療が変わることもあります。

固くなった角質をやわらかくする治療

医師女性
魚の目にサリチル酸メチル等の薬を数日間貼り続けて、厚く固くなった角質をやわらかくする治療法です。

円錐状の角質を除去する治療

 

医師女性
皮膚内部に食い込んだ角質を除去する治療です。

魚の目の大きさに合うように切ったスピール膏(硬くなった角質をやわらかくするパッチ) を、数日間貼り付けて角質をやわらかくしてから中心の眼(角質柱)部分をメスやはさみ等で切り取る方法です。

切り取る際に麻酔をする場合としない場合があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
除去後、1~5日くらい痛みが続くケースが多いようです。

▼費用の目安
費用は2000円程度です。

冷凍凝固療法

医師女性
液体窒素を用いて患部を凍結して壊死させる治療法です。

複数回の治療が必要で、痛みを伴うケースが多いです。

▼費用の目安
費用は1000円程度です。

手術

医師女性
局所麻酔後、魚の目部分をメスで切開し、中心の芯を除去する方法です。

魚の目自体の痛み以上に、手術後の方が痛くなるケースがあるため注意が必要です。

▼費用の目安
5000円以上であることが多いです。

「治療期間」はどれくらい?

医師女性
皮膚よりも深い部分に魚の目の芯はできるため、この芯を確実に除去できないと完治は望めません。

そのためには、魚の目の芯に対する治療を正しく行い、数か月間かけて皮膚再生を待つ必要があります

時間はかかりますが、諦めずにしっかり治療を続けることが、「完治させる近道」と考えられています。

市販薬って使ってもいいの?

医療機関でも使われているサリチル酸メチル液やスピール膏は、市販薬として販売されているため自宅でのセルフケアができます。

医師女性
しかし、セルフケアで万が一間違った方法を行うと、改善どころか悪化する恐れがあります。

できるだけ医療機関を受診し、安全で衛生的な治療を受けることをおすすめします。

市販薬の選び方

医師女性
角質をやわらかくする働きがあるサリチル酸メチルを含む市販薬が治療に有効と考えられています。

軽度の魚の目に対しては有効に働く場合もありますが、魚の目の芯が皮膚の真皮層にあると、セルフケアでは治療が困難なケースもあります。再発や悪化のリスクを高める恐れがあるため注意が必要です。

魚の目の「再発予防のために」

医師女性
一度魚の目を除去しても、「サイズの合わない靴を履く」「体の重心が安定しないヒールを履く」といったことで、再び同じ部分に魚の目ができるケースが多々あります。

魚の目の再発防止には以下のことを実践してみましょう。
  • 自分の足のサイズに合う靴を履く
  • 先が尖った形状でヒールがある靴を履かないようにする
  • 靴底が適度に固い靴を履く
  • 足底への衝撃を緩和するインソール等を使用する
  • 歩き方に癖がある場合は補正し両足に均等に体重が乗るようにする
  • 適度な運動で筋力を維持し、体重が増加しないようにして足への負担を軽減する
  • 足裏のマッサージを行い、血行を改善し代謝を促進する

ハイヒールはできるだけ避けて!

再発を予防するには特定部分の皮膚への慢性的な刺激の解消が必須です。
フラットシューズを履く、移動中だけはスニーカーを履く等、できるだけ足に負担をかけないことが大切です。

どうしてもヒールを履かなければいけない場合は、シューフィッターがいる店舗で足のサイズや形状を測定してもらいましょう。


監修者

長谷川 佳子 先生

LECINQ clinic
院長

長谷川 佳子先生

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務
令和3年1月よりLECINQ clinic 院長に就任

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