魚の目の治療|痛い?病院へ行く目安と治療費。自分で取る・放置はNG!

公開日:2019-12-16 | 更新日:2020-05-21
119
魚の目の治療|痛い?病院へ行く目安と治療費。自分で取る・放置はNG!

足の裏や指にできる魚の目。
歩くたびに痛いからなんとかしたい!とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
「自分で治せるの?」「病院での治療方法は?」
こういった疑問にお答えします。
市販薬や再発を予防する方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

皮膚科・形成外科を探す


監修者

長谷川 佳子 先生

小田原銀座クリニック
形成外科医

長谷川 佳子先生

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務

魚の目の治療を病院で受ける目安

足

魚の目は自然治癒する?

医師女性
多くの場合、魚の目は自然治癒しないと考えられています。

魚の目は、角質の芯が皮膚内部の深い部分まで食い込み神経に触れることで痛みが生じるため、その芯を除去しない限り痛みは軽減されません
しかし、魚の目の症状が軽い場合、保護パッド等を使用しながら日々の生活の中で圧迫や摩擦等の刺激を減らすことで自然治癒するケースもあるようです。

魚の目を放置すると…

医師女性
そのまま放置すると、伸びた芯がどんどん皮膚内部に入り込んでいき、症状が悪化する可能性があります。

魚の目ができる際の角質層は、円錐状の芯のようになり皮膚の内側へと伸びていきます。痛みがないからといって軽症だと勘違いして、自分で削る等のセルフケアを行うと、逆に状態を悪化する恐れがあります。

病院を受診する目安

魚の目ができている部分の皮膚が硬くなり、痛みを伴う場合には医療機関を受診してください。

皮膚科・形成外科を探す

病院でうける魚の目治療。痛みは?

受診するのは皮膚科や形成外科など

皮膚科や形成外科、フットケアを得意とする医院 を受診するケースが多いようです。

皮膚科・形成外科を探す

治療方法

医師女性
魚の目の治療法には以下のような方法を用いることが多いです。

サリチル酸等の薬を使用する治療法

魚の目にサリチル酸メチル等の薬を数日間貼り続けて、厚く固くなった角質をやわらかくする治療法です。

角質柱の除去

円錐状になり皮膚内部に食い込んだ角質を除去する治療です。
魚の目の大きさに合うように切ったスピール膏(硬くなった角質をやわらかくするパッチ) を、数日間貼り付けて角質をやわらかくしてから中心の眼(角質柱)部分をメスやはさみ等で切り取る方法です。
切り取る際に麻酔をする場合としない場合があるため、事前に確認しておくと良いでしょう
除去後、1~5日くらい痛みが続くケースが多いようです。
費用は2000円程度です。

冷凍凝固療法

液体窒素を用いて患部を凍結して壊死させる治療法です。
複数回の治療が必要で、痛みを伴うケースが多いです。
費用は1000円程度です。

手術治療

局所麻酔後、魚の目部分をメスで切開し、中心の芯を除去する方法です。
魚の目自体の痛み以上に、手術後の方が痛くなるケースがあるため注意が必要です。
費用は5000円以上であることが多いです。

レーザー切除

局所麻酔をしてから、炭酸ガスレーザーで切除する治療法です。
外科手術より痛みが少なく出血もほぼないですが、傷の改善に1ヶ月程度かかる場合があります。
自費治療扱いのため、費用が高額になる場合があるので、受診する医療機関で確認してください。

どれくらいの期間で良くなる?

医師女性
皮膚よりも深い部分に魚の目の芯はできるため、この芯を確実に除去できないと完治は望めません
そのためには、魚の目の芯に対する治療を正しく行い、数か月間かけて皮膚再生を待つ必要があります

時間はかかりますが、諦めずにしっかり治療を続けることが確実に完治させる近道と考えられています。
また、治療に関しては、医師の裁量・症状・患者さんの希望によって治療が変わることもあります。

市販薬で魚の目を治療するには

市販薬でも魚の目の改善は期待できる?

医師女性
医療機関でも使われているサリチル酸メチル液やスピール膏は、市販薬として販売されているため自宅でのセルフケアができます。

しかし、セルフケアで万が一間違った方法を行うと、改善どころか悪化する恐れがあります。
できるだけ医療機関を受診し、安全で衛生的な治療を受けることをおすすめします。

市販薬の選び方

医師女性
角質をやわらかくする働きがあるサリチル酸メチルを含む市販薬が治療に有効と考えられています。

液体タイプや絆創膏タイプがあります。(スピール膏)
軽度の魚の目に対しては有効に働く場合もありますが、魚の目の芯が皮膚の真皮層にあると、セルフケアでは治療が困難なケースもあります。再発や悪化のリスクを高める恐れがあるため注意が必要です。

魚の目の再発を予防するには?

足

医師女性
一度魚の目を除去しても、サイズの合わない靴を履いたり、体の重心が安定しないヒールを履いたりすることで、再び同じ部分に魚の目ができるケースが多々あります。
魚の目の再発防止には以下のことを実践してみましょう。
  • 自分の足のサイズに合う靴を履く
  • 先が尖った形状でヒールがある靴を履かないようにする
  • 靴底が適度に固い靴を履く
  • 足底への衝撃を緩和するインソール等を使用する
  • 歩き方に癖がある場合は補正し両足に均等に体重が乗るようにする
  • 適度な運動で筋力を維持し、体重が増加しないようにして足への負担を軽減する
  • 足裏のマッサージを行い、血行を改善し代謝を促進する

ハイヒールの靴はできるだけ避けて

再発を予防するには特定部分の皮膚への慢性的な刺激の解消が必須です。
どうしてもヒールを履かなければいけない場合は、シューフィッターがいる店舗で足のサイズや形状を測定してもらいましょう。フラットシューズを履くようにしたり、移動中だけはスニーカーを履いたり等、できるだけ足に負担をかけないことが大切です。

(参考URL)
http://www.jocd.org/disease/disease_24.html
日本臨床皮膚科医会
https://www.edogawa-med.jp/info/ken_dt.php?id=116
一般社団法人江戸川区医師会
http://saitamahifuka.org/public/dermatosis/%E3%81%86%E3%81%8A%E3%81%AE%E3%82%81/
埼玉県皮膚科医会
http://www.kutsuigaku.com/q-and-a/#other
日本靴医学会
https://www.hyogo.med.or.jp/health-care/063%E3%80%80%E5%8F%96%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%99%E3%81%90%E5%86%8D%E7%99%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E9%AD%9A%E3%81%AE%E7%9B%AE%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E5%AF%BE%E5%87%A6%E3%81%97/
一般社団法人兵庫県医師会
https://ssl.aichikenkonavi.com/column/index.php?mode=detail&id=85
あいち健康ナビ愛知県医師会
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa23/q15.html
公益社団法人日本皮膚科学会

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 119
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
コメント(オプション)

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

キーワード