【便が出口で止まるときの出し方】市販薬・ウォシュレットなど対処法。病院は何科?

更新日:2021-09-17 | 公開日:2021-08-23
119
【便が出口で止まるときの出し方】市販薬・ウォシュレットなど対処法。病院は何科?

「便が出口で止まる…どうすれば出るの?」

止まった便の出し方を、お医者さんに聞きました。
便秘に効くおすすめの市販薬も併せて解説します。

病院に行く目安、受診すべき診療科も確認しましょう。


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

便が出口で止まって出てこないときの“出し方”

医師男性
  • 腹部をマッサージして、腸の動きを促す
  • ウォシュレットの弱めの水流で肛門を刺激する

といった方法があります。

ただし、ウォシュレットの使用には注意が必要です。
長時間当て続けたり、排便のたびに刺激すると、痔の原因になることもあります。

便を出しやすくする「3つの生活習慣」

医師男性
  1. こまめに水分を補給する
  2. 食物繊維の多いものを積極的に食べる
  3. 食後にトイレに行く

といった習慣を心がけましょう。

水分は、便を柔らかくするために必要です。
食物繊維には腸の動きを活発させる作用があります。
海藻・きのこ・野菜などをしっかりと食べるようにしてください。

また、便意が起こりやすい食後には、排便を試みる習慣を持つとよいでしょう。

薬はどんなものを選べばいい?

医師男性
便が止まってしまっているような重い便秘は、「刺激性下剤」で改善することもあります。

ただし、つらい症状があるときのみ、一時的に使用しましょう。
このタイプの下剤を使用しすぎると、薬の耐性が体についてしまい、腸の運動機能が弱くなってしまいます。
これにより、便秘の悪化を招くこともあるため、使用には注意が必要です。

「刺激性下剤」の市販薬の例

  • コーラック
  • タケダ漢方便秘薬

病院に行ったほうがよい目安

医師

医師男性
  • 5日以上にわたって排便がない
  • 便秘がつらい
  • お腹が張って痛い

といったときは、医療機関の受診をおすすめします。

治療を受けることで、症状のより早い改善が期待できます。
つらい便秘でお困りのときは、医師に相談してみましょう。

何科で受診すればいい?

医師男性
便が出口で止まる症状があるときは、内科・消化器内科を受診してください。

医療機関を受診すると、下剤の処方生活習慣の見直しによって症状の改善を図ってもらえます。

内科を探す

便が出口で止まる症状には、「こんな原因」も考えられます

医師男性

頻繁に便が出口で止まってしまう場合、

  1. 直腸膣壁弛緩(ちょくちょうちつへきしかん)
  2. 加齢による筋力低下

などの原因も考えられます。

原因① 直腸膣壁弛緩(ちょくちょうちつへきしかん)

医師男性
便が入って袋状になった「直腸」が、膣壁に飛び出してしまう病気です。

便が膣壁の袋の方に溜まっていくため、通常の排便が困難になります。
便を排出する場合、膣に指を入れて押し出すといった処置が必要です。

出産加齢が関わって発症すると考えられていますが、詳しい原因はわかっていません。

どう対処すればいい?

医師男性
まずは医療機関を受診して、診断を受けましょう。
直腸膣壁弛緩は、手術が必要なケースもあります。

症状に心当たりがある場合は、肛門外科を受診しましょう。

どんな治療を受けるの?

医師男性

直腸膣壁弛緩の場合、

  • 水分を多く摂る
  • 食物繊維を多く摂取する
  • 骨盤底筋体操(※)

などのセルフケアを促すことがあります。
症状が重い人の場合は、これだけではよくならないため、手術などの治療も検討されます。

※骨盤底筋体操の方法

  1. 仰向けになり、肩幅の広さに膝を立てる
  2. 骨盤底筋(尿道、膣、肛門付近)に力を入れて5〜10秒ほどキープ

徐々に時間を長くしましょう。1日10セットを目安に行いましょう。

骨盤底筋は、子宮や膀胱などを支えている筋肉で、加齢や出産など影響で衰えやすいです。
この部分を強化すると、直腸膣壁弛緩の症状が緩和されることがあります。

肛門外科を探す

原因② 加齢による筋力低下

医師男性
加齢によって便を押し出す腸の筋肉が衰えると、便が出にくくなります。

特に、

  • 水分の摂取が少ない
  • 運動不足
  • 食物繊維、乳酸菌の摂取不足

などに当てはまる人は、症状が悪化しやすい傾向があります。

どう対処すればいい?

医師男性
こまめな水分補給を心がけ、食事で食物繊維と乳酸菌を積極的に摂るようにしましょう。

食後にトイレに行く習慣をつけると、排便が促されやすいです。

ただし、なかなか改善がみられないときは、内科・消化器内科の受診をおすすめします。
長引く便秘の症状には、大腸の病気が隠れているケースもあるため、注意が必要です。

どんな治療を受けるの?

加齢による筋力低下が原因の場合、

  • 下剤の処方
  • 食生活の見直し
  • 生活習慣の指導

などの治療方法によって、改善を図ってもらえます。

内科を探す

※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

「なかなか痩せない」とお悩みの方へ

ライザップ

「ダイエットが続かない!」
「今年こそ、理想のカラダになりたい!」

そんなあなたには…
今こそライザップ!
#PR

「ライザップ」 詳しくはこちら

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 119
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
不正確な箇所についてのご指摘
※「上から2番目の画像が不鮮明」「最初の段落の◯◯という情報の追加を希望する」等、問題箇所についてご指摘いただけたら幸いです。

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

キーワード