なぜ?風邪が長引く理由を症状別に|咳・鼻水・微熱など。病気の可能性は?

公開日:2020-03-10 | 更新日:2020-09-07
23
なぜ?風邪が長引く理由を症状別に|咳・鼻水・微熱など。病気の可能性は?

「咳や鼻水、微熱や下痢、だるさがいつまで経っても治らない」
「治るどころか悪化している気がする…」
この記事では、なかなか治らないその症状は本当に風邪なのか、それとも他の病気の可能性があるのか、医師に詳しく解説していただきました。
良くならない場合の対処法や、病院へ行くべき症状もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

受付予約できる病院を探す


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

風邪が長引く原因

医師男性
風邪とは鼻腔や咽頭、喉頭におこる感染症のことです。ほとんどはウイルスが原因です。
放っておいても、風邪のほとんどは1週間前後で自らの免疫力で治ります。

しかし、体力が低下している場合免疫力が落ちている場合は風邪が長引きます。
また、風邪以外のウイルスや感染症にかかっている可能性があります(2次感染症)

鼻水・咳・微熱など特定の症状が長引くのはなぜ?

  • 鼻水が長引く場合
    副鼻腔炎の可能性があります。副鼻腔炎は、副鼻腔の粘膜に炎症が起こっている状態です。
    炎症が続くと粘膜が腫れて膿が溜まってしまいます。
  • 咳が長引く場合
    肺炎などの病気も疑う必要があります。
  • 微熱が長引く場合
    インフルエンザやエイズなどの病気が隠れている場合もあります。

赤ちゃん・幼児の風邪が長引いて心配…

赤ちゃん 風邪

医師男性
成人に比べると小さな子どもや高齢者は免疫力が低く、風邪が長引きやすいです。

特に、保育園や幼稚園に通っている子ども、施設に入っている高齢者は集団生活を行っていて、様々なウイルスに感染しやすい環境にいるため、風邪が長引いてしまう原因となります。

春や秋など季節の変わり目の風邪が長引く理由

医師男性
季節の変わり目に風邪が長引く理由として、朝、昼、晩の気温の差が激しいことがあります。
寒暖差が大きいと体温調節が難しくなり、風邪が長引く原因になります。

また、季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、身体がうまく対応できずに風邪を引きやすく、治りにくい傾向にあります。

解熱剤によって風邪が長引く場合も

医師男性
発熱はウイルスや細菌と戦うための身体の正しい反応です。

発熱時に免疫力が高まっている状態で、ウイルスや細菌と戦っている状態なので、無理に解熱剤を使って熱を下げてしまうと、ウイルスや細菌が死滅せずに風邪が長引く可能性があります
解熱剤を服用する場合は、熱が上がり切ってから(38.5度以上)にしましょう。

免疫抑制剤の服用で風邪が長引く?

免疫抑制剤とは、自己免疫疾患の治療や移植した臓器の拒絶反応を抑制する場合に用いられる薬です。
免疫力を抑制しているため、風邪などのウイルスや細菌に感染しやすく、風邪も長引く可能性があります。

長引く風邪の対処法

症状に特化した薬を選ぶ

薬

医師男性
熱を下げるのであれば「解熱剤」頭痛やのどの痛みを和らげたいのであれば「鎮痛薬」鼻水を抑えたいのであれば「抗ヒスタミン剤」を選ぶようにします。

また、これらをまとめたものを「総合感冒薬」といいますが、様々な風邪の症状を和らげてくれるため、長引く風邪にも有効です。

咳や微熱には漢方も

咳などが続く場合「麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)」、微熱や吐き気がある場合「柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)」などがおすすめです。

睡眠・水分補給・身体を冷やさないことが大切!

睡眠時間をしっかりと確保し、水分補給をして身体を温めましょう。
また、他のウイルス感染を防ぐためにも手洗い・うがいは必須です。

妊娠中の対処法

妊娠中は、市販の薬でも胎児に影響を与えてしまうものも多いため、医師や薬剤師に相談してから薬を服用するようにしてください。
また、高熱が続く場合は、胎児に悪影響を与える場合もあるため、必ず病院へ行って診察してもらいましょう。

受付予約できる病院を探す

こんなときは病院へ

風邪は放っておいても、1週間前後で治ることが多いです。
そのため、2週間以上症状が続く場合は病院へ受診しましょう。

受付予約できる病院を探す

重篤な病気の可能性

咳が治らない場合

医師男性
肺炎以外にも、ぜんそくや百日咳、中高年では、COPD(慢性閉塞性肺疾患と言う、気道が狭くなる状態が続く病気)も考えられます。

特にCOPDは、重症化すると咳以外に体重減少やむくみなどが生じる特徴があります。

微熱が続いてなかなか下がらない場合

医師男性
インフルエンザをはじめ、肺結核、エイズ、白血病、悪性リンパ腫など も考えられます。

白血病は大量の発汗や貧血、あざや出血などが起こり、悪性リンパ腫は、体重減少や大量の寝汗、リンパ節のしこりなどが見られます。

何科を受診?

基本的には内科を受診し、咳などが気になる場合は呼吸器内科を受診しましょう。
妊娠中の場合は、まずはかかりつけの産婦人科に連絡し、指示を仰いでください。

受付予約できる病院を探す

呼吸器内科を探す


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

お薬手帳「また忘れた…」からサヨナラ!
お薬手帳ダウンロード(ゴールドパスポート)

薬局で必ず聞かれる
「お薬手帳はありますか?」

「つい忘れがち」という方には、スマホで使える「EPARKお薬手帳」がおすすめ。

\DLキャンペーンを実施中!/
【期間限定】お薬手帳アプリDL&ログインで美容院やヘアサロンで何度も使える
プレミアム優待券ゴールドパスポートをプレゼント!

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 23
不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

修正箇所
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
コメント(オプション)

貴重なご意見をありがとうございます
Medicalookはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

関連キーワード

キーワード