風邪ウイルスの潜伏期間|潜伏期間中もうつる?発症前に治す方法は?

公開日:2020-01-09 | 更新日:2021-10-26
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風邪ウイルスの潜伏期間|潜伏期間中もうつる?発症前に治す方法は?

風邪ウイルスの潜伏期間について、お医者さんに詳しく聞きました。

「風邪ウイルスは潜伏期間中もうつるの?」
「発症前に治す方法はあるの?」
といった疑問にもお答えします。


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

風邪ウイルスの潜伏期間はどれくらい?

医師男性
風邪のウイルスに感染すると、平均2~5日の潜伏期間を経て、熱や鼻水などの症状があらわれます。

風邪の原因になるウイルス

医師男性

風邪の原因になるウイルスとして、

  • ライノウイルス
  • コロナウイルス
  • アデノウイルス
  • RSウイルス
  • ヒトメタニューモウイルス

などが存在します。

ライノウイルスに感染することで発症するケースは全体の30~50%と最も多くなっており、次に多いのがコロナウイルスの10~15%です。

感染から発症するまでの期間

個人差はあるものの、ウイルスに感染してから発症するまで1〜3日程度のものが多いです。
新型コロナウイルスのように発症まで1日〜14日と幅があるものもあります。

潜伏期間は免疫力や環境の差で異なる

潜伏期間の長さは、個人の免疫力や置かれている環境でも変わると考えられます。
同じ程度の免疫力があっても、寒くて乾燥した場所にいる人の方がウイルスの繁殖が高まり、早く発症するでしょう

赤ちゃんや子どもの場合は?

医師男性
風邪のウイルスは数多く存在しているので、お母さんが感染したことのない風邪のウイルスに赤ちゃんが感染すれば、生後すぐにでも発症します。
子どもは大人よりも免疫も弱いので、風邪にかかりやすいと言えます。

赤ちゃんは生まれてしばらくは、お母さんからの免疫があるとされていますが、それはお母さんが感染したことのあるウイルスに限った話です。
生後すぐの赤ちゃんの不用意な外出は控えた方が良いでしょう。

潜伏期間中に「風邪は治せる?」

医師男性
潜伏期間中にウイルスを増やさないように注意して、体の免疫が侵入したウイルスに打ち勝てば、症状が出ないで済む場合もあります。

発症しにくい「弱いウイルス」もいる

風邪のウイルスには弱いものも多く存在しています。
この場合、人の免疫が勝ち、症状が出ないまま終わりやすいです。

潜伏期間中に発症を抑えるための対策

  • 部屋を加湿する
  • 疲労やストレスをためない
  • 規則正しい生活を送る
  • 質の良い睡眠をとる
  • バランスの良い食事3食とる

ウイルスは湿気に弱いので、加湿しましょう。

また、部屋の湿度を上げることはすぐにできても、体の免疫を上げるのは1日では難しいです。
日頃から規則正しい生活やバランスの良い食生活を心掛け、体の健康づくりを行いましょう。

風邪のウイルスの「感染期間」はいつまで?

ウイルス

医師男性
風邪ウイルスの感染期間は、潜伏期間と症状がなくなるまでの期間を合わせた期間で、多くは1週間程度でしょう。

ただし、個人の回復力やウイルスによって、感染期間の長さは多少前後します。

風邪の感染力はいつまで続く?

医師男性
風邪の感染力が最も強いのは発症して1〜2日です。

ウイルスは、くしゃみや咳などで飛び散ります。

症状が弱くなっても咳やくしゃみ、接触などがあれば、2~3日間は他人にウイルスをうつしてしまう可能性があります。
また、寝不足や体力が落ちているのときは、症状が長引きやすくなり、感染力も維持されやすいです。

うつりやすい風邪ウイルス

  • ライノウイルス
  • コロナウイルス

潜伏期間中でも人にうつるの?

医師男性
潜伏期間中でも他人へ風邪をうつすおそれはあります。
喉や鼻粘膜で繁殖しているウイルスに触れ、体内に取り入れてしまうとうつります。

潜伏期間中にうつる確率

医師男性
風邪のウイルスは種類が数多くあり、差があるので一概には言えません。
しかし、免疫が低下している人・もともと免疫が低い人(子供・妊婦・高齢者・病人)は、うつる確率が上がると考えられます。

ウイルス潜伏期間中の「感染予防の対策」

医師男性
風邪に感染しているおそれがあるときは、ほかの人へ感染させないように、次の対策をしてください。
  • こまめにうがいと手洗いをする
  • バランスのよい食事を心がける
  • 睡眠を十分にとる
  • 鼻水やたんなどを含んだティッシュはすぐに捨てる
  • マスクを着用する
  • タオルを共用しない
医師男性
感染した人と同居している場合は、風邪に感染しないように、次の対策をしてください。
  • こまめにうがいと手洗いをする
  • バランスのよい食事を心がける
  • 睡眠を十分にとる
  • 手洗い後にアルコール消毒する
  • 快適な室温(夏は28度、冬は20度)を保つ
  • 湿度は50~60%程度を保つ
  • 日中1~2時間ごとに5~10分間窓を開けて換気をする

人からうつる以外の感染経路

リモコン

感染経路として

  • くしゃみや咳でウイルスがドアやTVリモコンなど付着
  • 他の人がそのドアやリモコンなどを触る
  • そのウイルスが付いたままの手を、口や鼻に入れてしまい感染する

といったものが考えられます。

感染を防ぐ方法

風邪ひいている人はマスクをして、ウイルスが飛び散らないようにしましょう。
他者と共有することが多い、ドアやリモコンは除菌スプレー(シート)で拭いてください。

風邪を発症したときの対処法

  • 十分な睡眠時間を確保する
  • 食事は、油分控えめのうどんやおかゆなど消化よい食べ物を食べる
  • 首・手首・足首を温める
  • 常温のスポーツドリンクや経口保水液で水分補給をする
  • 部屋の湿度は50~60%程度を保つ

しっかりと休んで、体の免疫を高めることが大切です。
また、水分を十分にとると、ウイルスを体外に排出しやすくなります。

風邪は人にうつすと治るって言うけど…ホント?

医師男性
人にうつしても風邪は良くなりません
うつされた人の潜伏期間とうつした人の症状改善のタイミングが重なることで、うつすと治るなどと言われていたようです。

できるだけ悪いウイルスを繁殖させないよう、感染したらマスクの着用をして、人に接触しないよう努めましょう。

まとめ

医師男性
風邪の多くは、くしゃみや咳でウイルスが飛びだし、他の人にうつしてしまうことで拡大します。
ご自身の症状の悪化を防ぐためにも、人へうつさないためにも、内科で受診しましょう。

また、小さなお子さんや赤ちゃんから大人に感染することもあります。
近くにいる分、どうしても感染しやすいので、マスクの着用と手洗いを徹底し予防しましょう。

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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

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