その下痢や頭痛は「コーヒーの飲み過ぎ」が原因かも!病気のリスクも

公開日:2020-04-01 | 更新日:2021-05-25
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その下痢や頭痛は「コーヒーの飲み過ぎ」が原因かも!病気のリスクも

愛飲者も多く、日常的に親しまれているコーヒー。
一息つきたいときや朝の1杯に欠かせない方も多いのではないでしょうか?
しかし、飲み過ぎによる体への影響も心配されています。
「一日の適量は?」「病気になることもあるの?」
栄養士さんに詳しく聞きましたので、ぜひ参考にしてみてください。


監修者

神原 李奈 先生

株式会社Luce
栄養士・食育栄養インストラクター

神原 李奈先生

経歴

株式会社Luce・健康検定協会 所属
CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。

その症状、コーヒーの飲み過ぎかも

専門家女性
コーヒーを飲みすぎると、カフェインの過剰摂取となり、体に悪影響を及ぼすこともあります。

症状としては、中枢神経に関するものと、消化器官に関するものとのがあります。

中枢神経への過剰な刺激による症状

  • 心拍数の増加
  • 動悸
  • 興奮
  • イライラ感
  • 頭痛
  • 不安
  • 震え
  • 不眠
  • めまい 等

 

消化器官への過剰な刺激による症状

  • 胃痛
  • 下痢
  • 悪心
  • 嘔吐 等
専門家女性
カフェインの過剰摂取により、脳皮質や延髄神経が興奮することで、これらの症状が現れます。

不調を感じたら、コーヒーはストップ!

専門家女性
まずは、コーヒーを飲むのをやめてください。
水を飲み
、カフェインの血中濃度を下げましょう。

コーヒーの過剰摂取による影響は様々です。

コーヒーではないですが、エナジードリンクを大量に飲んだことでカフェインの過剰摂取となり、死亡したという報告があります。
このことから、コーヒーを飲みすぎた場合、死につながる可能がゼロとは言い切れません

症状がひどい場合は、医療機関(内科)を受診することをおすすめします。

内科を探す

1日の適正摂取量は?

日本ではカフェインの一日摂取許容量は設定されていないことから、一日当たりのコーヒー摂取量は決まっていません。カナダ保健省では、健康な成人において一日のカフェイン摂取量は最大400 mgまで、コーヒーに換算するとマグカップ(237 ml入り)で約3杯までとしていますので、こちらを参考にするのも良いでしょう。

カフェインレスコーヒーなら大丈夫?

カフェインレスコーヒーにもわずかにカフェインは含まれています。
カフェインの感受性は個人差がありますので、人によっては飲みすぎにより何らかの症状が出る場合もあるので注意しましょう。

知っておこう!コーヒー飲み過ぎが体に及ぼす影響

腹痛

肌荒れ

カフェインの覚醒作用によって睡眠の量や質が下がり、肌荒れを引き起こすことがあります。

口臭

コーヒーが口腔内環境を変化させ、口臭の原因となることがあります。

腹痛

過敏性腸症候群の人は、コーヒーを飲むことで腸が刺激されて、腹痛が起こることがあります。
潰瘍性大腸炎やクローン病などの人は、カフェインが腸を刺激し、血便を起こすこともあります。

貧血

コーヒーに含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害するため、貧血を招く可能性があります。

専門家女性
妊婦さんが過剰摂取した場合、低体重児の出産・早産・死産に繋がる可能性もありますので、注意が必要です。

病気のリスクにつながることも

高血圧

長期間過剰摂取しつづけると、肝臓の機能が低下している人は高血圧のリスクがあがる可能性があると言われています。

骨粗鬆症

カルシウムの摂取量が少ない人は、カフェインの利尿作用によるカルシウムの排泄促進により、骨粗鬆症になる恐れもあります。

内臓への影響

米国栄養学会の発表で、コーヒーを1日3杯以上飲む人は肝疾患のリスクが下がることがわかりました。
ただ、適度な量を飲むというのが大切であり、飲めば飲むほどリスクが下がるとは言えません。

腎機能が低下している人は注意

健康な人がコーヒーを飲む分には大丈夫です。
しかし、コーヒーにはカリウムが含まれているため、腎臓の機能が低下している場合は負担が大きくなるでしょう。

専門家女性
特にインスタントコーヒーはカリウムが多いので、気を付けてください。

膵臓がんのリスクが高まる?

専門家女性
コーヒーと膵がんの関係は、まだはっきりとされていません。

過去に、コーヒーは膵がんのリスクを増加させるという研究結果が発表されましたが、その後の研究では必ずしも同様の結果が得られていないようです。
コーヒーの摂取量によって、膵がんのリスクが高くなる、あるいは低くなるというエビデンスは認められていません。

参考
カフェイン 影響
農林水産省 カフェインの過剰摂取について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html
食品安全委員会 食品中のカフェイン
https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf
 コーヒー 肝臓
Care Net 1日3杯以上のコーヒーで肝臓に保護効果
https://www.carenet.com/news/general/hdn/46250

監修者

神原 李奈 先生

株式会社Luce
栄養士・食育栄養インストラクター

神原 李奈先生

経歴

株式会社Luce・健康検定協会 所属
CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。

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