【子どもの口呼吸の治し方】お口ポカン改善トレーニングや「何科を受診すべき」か

更新日:2022-10-27 | 公開日:2020-09-10
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【子どもの口呼吸の治し方】お口ポカン改善トレーニングや「何科を受診すべき」か

子どものお口が…「ポカン」。

”いびき”や”口臭”など、様々な悪影響が考えられる口呼吸。早く治すためにできることをお医者さんが解説します。やってはいけないNG対処もあるので、しっかり読みましょう。

監修者
武井 智昭 先生

高座渋谷つばさクリニック
院長

武井 智昭先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

口呼吸を改善すると、こんなにいいことが!

医師男性
口呼吸が改善されれば、喉や口腔内は必要な湿度が保たれ、病気になりにくくなります。

また、口呼吸が原因になっていた口臭も改善されるでしょう。

反対に、口呼吸を続けると口の中が乾燥します。口の中が乾燥すると、細菌が増殖しやすい状況となります。

口臭・虫歯・口内炎・風邪になりやすくなるというリスクが上がります。
また、舌が乾きやすくなって、ひび割れて痛みを感じる・乾燥の影響で話しにくいなどのデメリットもあります。

口呼吸の「3つの原因」

原因1.鼻がつまっている

医師男性
鼻づまりのせいで、口呼吸になる場合があります。

風邪や一時的な鼻炎であれば一時的なものですが、蓄膿症アレルギー性鼻炎などを発症してしまうと、口呼吸が慢性化します。注意が必要です。

原因2.扁桃肥大

医師男性
風邪などの細菌感染がないにも関わらず、扁桃が腫れていると、鼻から呼吸をするのが難しく、慢性的に口呼吸となります。

口呼吸だけでなく、いびきや中耳炎の原因となることもあります。

原因3.歯並びの影響

医師男性
上顎が出ている(出っ歯)の子どもは、唇が閉じにくいので口呼吸になる場合があります。

口呼吸の治し方

医師男性
口呼吸で、日常生活に悪影響が出ている場合は、一度病院へ相談しましょう。
そこでまずは、原因を究明しましょう。

病院では、「いつ頃から口呼吸になっているか」を伝えるとよいでしょう。
生活に支障が出ている点(口臭・虫歯など)など、気になっている点は何でも相談できます。相談したいこともメモしていきましょう。

何科にいけばいい?

鼻づまり・扁桃腺肥大の場合は、があるときは、耳鼻いんこう科へ。

耳鼻いんこう科を探す

歯並びが影響している場合は歯科へ。

小児歯科を探す

原因が不明な場合は、まずは小児科に相談してもよいでしょう。

小児科を探す

※病院の設備や子どもの症状によって、適切な医療機関を紹介されることがあります。

病院での治療法

病院

鼻づまりの治療

内服薬や点鼻薬が使われます。

扁桃腺肥大の治療

薬での治療か手術の治療があります。成長とともに小さくなることもあるので、年齢と症状によって医師と相談しましょう。

歯並びの治療

矯正方法は様々で、マウスピースをよる装着する方法や器具を固定する方法などがあります。

口呼吸の改善トレーニング

医師男性
あいうべ体操のというものがあります。

<あいうべ体操のやりかた>

  1. 「あー」と口を大きく開く
  2. 「いー」と口を大きく横に広げる
  3. 「うー」と口を強く前に突き出す
  4. 「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

これを1セットとして、1日30セットを目安に毎日行いましょう。

声は出しても出さなくても、どちらでも大丈夫です。

また、口周りの筋肉をしっかりと発達させるために、食事はよく噛んで食べるように指導しましょう。
また、姿勢が悪い(猫背など)と、口が開きやすくなります。毎日の姿勢を正すのも重要です。

口呼吸の防止テープは…使っていい?

医師男性
意思の疎通が取れる年齢になって、誤飲の心配がないようであれば、まずは起きているときにテープで口呼吸の練習をしても構いません。

しかし、まだ小さいときは、少し目を離したことが事故に繋がることもあるので、無理をしないようにしましょう。
メーカーによっては「15歳以下はNG」としているものもありますので、用法はその指示に従いましょう。

寝ているときに使うのは要注意

医師男性
寝ているときに使うのは、窒息・誤飲の恐れがあるので、注意が必要です。

また、何かの拍子で毛布で鼻が塞がってしまい、息苦しくなることもあります。

特に小さな子どもの場合は、テープを貼って寝ている時の様子を親御さんがこまめに確認してあげましょう。

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