なぜ季節の変わり目は風邪を引きやすい?予防や治し方|医師解説

公開日:2019-09-06 | 更新日:2020-08-27
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なぜ季節の変わり目は風邪を引きやすい?予防や治し方|医師解説

季節の変わり目、特に秋は風邪を引きやすいと感じる人が多いようです。

「季節の変わり目は必ず風邪を引いてしまう…」という人もいるほど。これはなぜなのでしょう?

原因と予防法を知って、長引く風邪に悩まされないようにしっかり対策しましょう。

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監修者

荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

季節の変わり目に風邪を引く理由

秋や春に必ず風邪を引いてしまうのはなぜ?

季節の変わり目 風邪

  • 気温差
    季節の変わり目は、朝、日中、夜の気温差が大きくなりますよね。
    寒暖差が大きくなると、体温調節がむずかしくなり、体調を崩す要因になる場合があります。

  • 自律神経のバランスが乱れる
    自律神経とは、体のいろんな調節をしている神経で、交感神経と副交感神経があります。
    寒い季節が近づくと、交感神経が優位になり、血圧を上昇させ、体温を上げて寒さに対応しようとします。一方、温かい季節が近づくと、副交感神経が優位になり、血圧を下降させ、体温を下げて暑さに対応しようとします。
    季節の変わり目の時期は、この調節が行われる切り替えのタイミングのため、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
    そうすると、気温の変化等に身体がうまく対応できず、体調を崩し、風邪をひいてしまうのです。

くしゃみ、鼻水が出ていても風邪じゃないケースも!

季節の変わり目 風邪03

  • 寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)
    気温差(寒暖差)により、鼻水やくしゃみが止まらなくなる状態です。
    気温差以外にも、自律神経の乱れ、寝不足、ストレス等が原因で起こると考えられています。
  • 副鼻腔炎、気管支喘息など
    季節の変わり目に風邪症状(せき、くしゃみ等)が長引く場合は、ただの風邪ではなく、副鼻腔炎や気管支喘息、花粉等のアレルギー疾患等の可能性があります。
    症状が1週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

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季節の変わり目の風邪は長引く?原因は?

気圧変動による自律神経の乱れ

先ほど、自律神経のバランスが乱れると体調を崩してしまう場合があると説明しました。

気圧変動も自律神経に影響を及ぼします。

気圧の変動が大きいと、内耳が敏感にその状況を察知します。

内耳が察知した気圧変動の情報は、脳へと伝達されます。

その結果、自律神経はストレス反応を起こし、バランスを欠いて、体調不良を引き起こし、風邪が長引いてしまう原因となります。

季節の変わり目の風邪予防

季節の変わり目 風邪

下記の対策を実践してみましょう。

  • 朝起きたら、カーテンを開けて日の光を浴び、換気を行い、自律神経を整える。
  • 外出時は、着脱可能なカーディガン等を持っていき、気温差に対応できるようにする。
  • 寝るときの湿度は、50~60%を維持する。
  • 朝夕の気温差に対応できるようにする。
  • 喉を保湿するためにマスクを使用する。
  • 適度な運動を行い、筋肉をつけて熱量をあげる。
  • 睡眠時間をしっかり確保する。
  • 規則正しい生活を心掛ける。(決まった時間に寝て、起きる等)
  • 栄養素バランスがよい食事を摂る。(特に朝食を摂ることが大切)
  • 手洗い、うがいの徹底。(歯磨きも重要)

風邪を引いてしまったら…早く治すには?

風邪を長引かせないためにできること

  • 良質な睡眠
    風邪を早く治すためには、睡眠が重要です。
    いつもより長く睡眠時間を確保しましょう。
  • 消化のよい食事を摂る
    風邪をひいている時に食欲が低下する場合があります。
    かといって、まったく食事をとらないと体力低下をきたすおそれがあります。このため風邪をひいているときは、おかゆやスープなど、体に優しく消化の良いものを、無理のない範囲で摂るようにしてください。
  • 体を温める
    風邪の初期段階で体を温めると、免疫力が向上し、ウイルスに負けない状態を作ることができます。
    特に、三首といわれる、首、手首、足首を温めると効率的に体温が上がります。
    ストールやネックウォーマー、レッグウォーマーを活用したり、洋服でハイネックのものや手首(長袖)、足首(ハイソック)まであるものを着るとよいでしょう。
    ただし、高熱の際は避けたほうが良いでしょう。寒気がする場合は、あたためてください。
  • しっかり水分を補給する
    特に熱があるときは、脱水を予防するために水分補給は必須です。
    脱水状態を回避することで、熱が下がりやすくなるケースもあります。
    熱が高くない場合でも、体内の細胞は水分を欲しているので、こまめに水分を摂るようにしてください。
  • 体調が回復してきたら必要な栄養素を摂る
    食事が摂れるようになったら、免疫力や抵抗力をアップさせる栄養素を摂りましょう。
    タンパク質、ビタミンA、C、E、ミネラル成分を摂り、免疫力を高めましょう。
    味噌汁、野菜を柔らかく煮込んだ煮物、うどん、ミネストローネ等がおすすめです。

季節の変わり目 風邪06

市販の風邪薬を選ぶコツ

季節の変わり目 風邪05

風邪で市販薬を使用する際の注意点は、症状に合う薬を選ぶことです。

熱、咳、喉痛、鼻水、といった風邪の諸症状が多くあらわれている場合は、総合風邪薬を選ぶのもよいでしょう。

全ての症状がでていないのであれば、症状に特化したものの方が、その症状の改善が早い場合があります。

また、副作用にも注意が必要なので、市販薬を選ぶ際は、薬局に常駐している薬剤師さんに相談するのがおすすめです。

風邪薬は、飲めば風邪が治るわけではなく、症状を緩和させるために飲むものです。

できるだけ医療機関を受診して、症状に合った薬を処方してもらいましょう。

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荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

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