ぜんそくの症状、正しく理解できてる?発作を止める薬・予防する薬

公開日:2018-10-05 | 更新日:2020-02-12
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ぜんそくの症状、正しく理解できてる?発作を止める薬・予防する薬

20年ほど前に比べると、ぜんそくの患者数は増加傾向にあります。とりわけ小児ぜんそくは、アレルギーが関係していることが多いといわれています。
風邪だと思って医療機関へ行ったら「ぜんそく」と診断されることもあります。
厚生労働省の報告(平成28年)によれば、小児ぜんそくの割合が30年前は1%だったものが、最近では5%と増加しています。

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監修者

荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

子供のぜんそくの治療方法

子供の調子が良くないときは、まずは小児科を受診して調べてもらいましょう。

小児科医はぜんそくを持つ子供の治療の経験も豊富です

ぜんそくとは、気道に慢性の炎症が起きて発作性に気道が狭くなる病気のことをいいます。

ほこりやダニなどのアレルギー反応や風邪をひく、煙、におい、気圧の変化などで起こりやすいといわれています。適切な治療を受けないと、症状が重症化していくこともあるので注意が必要です。

ぜんそくのお薬

ぜんそくの治療には、ぜんそくの発作を止める薬と予防する薬の二つがあります。

ゼイゼイやヒューヒューなどの音が聞こえるときはぜんそくの発作が起こっている可能性があります。

このようなときには、発作を止めるお薬としてステロイド剤の全身投与や短時間作用型の気管支拡張薬などが処方されます。

また、発作が起きず普段の生活を送れているときには、ぜんそくの予防および気道の慢性炎症のコントロールがメインとなります。

吸入ステロイド剤やロイコトリエン受容体拮抗薬や長時間作用型の気管支拡張薬などを使ってぜんそくの発作を予防していきます。

本当にステロイドは問題がないのか?

現在、ぜんそくのコントロール薬では、吸入ステロイド剤が主に使用されています。ステロイドは、一般的に全身の副作用が多いといわれているので問題がないのかと不安になってしまいます。

飲み薬としてのステロイド剤は長い間使っていると副作用が出てくることもあります。しかし、吸入のステロイド薬は飲み薬と違い、大量に使わなければ全身性の副作用は少ないといわれています。

ですが、飲み薬のステロイドにまったく問題がないわけではないので、医師の指示を守る必要はあります。

吸入ステロイドは医師の指示に従って

もともとぜんそくの発作があり、吸入加療で予防できていたはずの人が、吸入指示に従わず発作を起こした場合、吸入加療に必要としたステロイドの何十倍の力のある経口や点滴のステロイドを使用しなくてはならなくなり、吸入ステロイドによるリスクよりも、より高い副作用のリスクを背負う状態になることもあります。

このため、吸入ステロイドは自己判断で勝手に中止しないように気を付けて、減量や終了する際は医師とよく相談するようにしましょう。

薬漬けの不安。治療はどのくらい続くのか?

ごく一部の小児ぜんそくを除いては、ぜんそくは慢性の気道の炎症の病気なので完全に治ることはない病気と言われています。

しかし、適切に治療していけば、一生発作を起こさず病気をコントロールできる病気とも言われています。

症状が出ないのにぜんそくの治療を続けるのは…と思っている方も少なくはないと思います。

しかし、体のなかの炎症は症状が出てないだけでどんどん進行しているのです。

炎症がひどくなれば吸入薬の効果も出にくくなったりもします。

現在は吸入加療が主体となり、薬による身体への影響は少なくなってきています。

お子さんがまだ小さいと、たとえば修学旅行など環境が変わるときに発作がおこる可能性があるので、飲み慣れている薬や使い慣れている薬は必ず持参するようにしましょう。

電動吸入マシンの違い・特徴

発作が起こったときに上手く使うと効果が期待できる電動吸入マシンは、吸入で身体の中に薬剤が入るので効率が良く、副作用も少ないです。

誰でもいつもの呼吸のような感じで吸入できるため、主に幼児の治療で使われています。

しかし、かさばるので持ち運びが不便だったり、吸入時間が携帯用のものに比べると長い、音がうるさいなどの問題もあります。

値段や耐久性、マシンの使用感などメーカーによって異なるため、比較するときは医院からパンフレット等情報を得て、比べてみるのも良いでしょう。

まとめ

ぜんそくは発作が起きると、とてもつらいものです。お薬で治療を続けることはもちろんですが、家庭でも対策ができます。

子供のぜんそくには、アレルギーが関係していることが多いといわれています。

ダニやほこり、花粉などを空気清浄機で取り除くことで発作が起きにくくなります。

また、体力をつけることで自律神経のバランスも良くなり、ぜんそくをコントロールすることにつながっていきます。

適度に体を鍛えるのもオススメです。

食事も大切になってきますので、バランス良く食べるようにしましょう。

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監修者

荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

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