おしりがかゆいのは「カンジダ」かも。市販薬は?病院は何科?

公開日:2020-09-24
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おしりがかゆいのは「カンジダ」かも。市販薬は?病院は何科?

なんだかおしりがかゆい…。

その症状の正体は、カンジダ症かもしれません。
「カンジダっておしりにも感染するの?」
「市販薬で治せる?」
不快なおしりの症状の対処法をお医者さんに聞きました。
病院に行く目安も解説しますので、ぜひ参考にしてください。


監修者

長谷川 佳子 先生

小田原銀座クリニック
形成外科医

長谷川 佳子先生

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務

おしりのかゆみ「肛門のカンジダ症」かも!

医師女性
肛門のカンジダ症は、常在真菌のカンジダ菌による感染症です。

カンジダ菌が何らかの原因で過剰に増え、肛門の周囲の皮膚へ感染して発症します。

症状の主な特徴

カンジダ菌がお尻に感染したときは、次のような症状があります。

  • ヒリヒリとしみる
  • 皮膚が剥けて、白くふやける
  • かゆみ

発症しやすい人

真菌が増殖しやすい(湿度・温度が高い)状態や、免疫力が下がっている状態(妊娠・肥満・糖尿病など)が続いていると、感染しやすくなります。

また次のような行動、生活習慣があると発症しやすいです。

  • 合成繊維の締め付けの強い下着をつける
  • ナプキンやおむつをこまめに替えない
  • 衛生状態が悪い
  • 免疫を抑える薬や抗菌薬を服用している

抗菌薬を使うとよいように思われますが、皮膚にいる常在菌も死んでしまうため、よけいにカンジダ菌が増えやすくなります。

カンジダ症はこう対処しよう!

医師女性
肛門のまわりを清潔に保ってください。
ナプキンやおむつをしている場合は、こまめに替え、通気性の良い下着をつけましょう。

規則正しい生活、適度な運動、バランスの良い食事、質の高い睡眠などを心がけ、免疫力が下がらないようにしましょう。

NGな対処法

医師女性
肛門をせっけんで洗ったり、ウォシュレットで洗いすぎたりするのはやめましょう。

皮膚や粘膜の皮脂が失われて皮膚が乾燥するほか、ウォシュレットの刺激で傷つき、バリア機能が低下します。

排便後にトイレットペーパーでゴシゴシと肛門をこするのも、皮膚や粘膜を傷める原因になるので、やめましょう。
もし洗いたいのであれば、専用のせっけんがあります。

人にうつる?

おしりのカンジダ症は他人にうつりますか?
女性
医師女性
はい。カンジダ菌は他人にもうつることがあります。
人にうつさないように、どのようなことに注意すればいいですか?
女性
医師女性

感染しているときは、他人にうつさないよう、次のことに気をつけましょう。

  • 性交渉を控える
  • 性交渉を持つときはコンドームを使用する
  • タオルを共有しない

市販薬で治る?

医師女性
市販薬を自己判断で使用すると、悪化させる可能性があります。医師への相談をおすすめします。

こんな状態のときは病院へ!

医師女性
かゆみに加えて、ヒリヒリとしみたり、皮膚がはがれたりしているときは、早く病院に行きましょう。

放置はNG!早期受診がオススメ

医師女性
カンジダ症を放置すると、他人にうつすほか、組織の奥深くや血液の中に入って全身性カンジダ症という深刻な病気になることがあります。

適切な治療を受ければ、カンジダ症は比較的簡単に治療できる病気です。自身で見極めるのは難しいので、気になる症状がある場合は、早く病院に行きましょう。

何科を受診する?

医師女性
まずは皮膚科を受診しましょう。
その後、肛門外科などを紹介されることもあります。

おしりの検査が不安…

医師女性
個人差はありますが、基本的に痛みはありません。

カンジダ症が疑われる場合、医師が皮膚をヘラのようなものでこすり、こすりとった皮膚を顕微鏡で調べたり培養したりして、原因の真菌を特定します。

おしりのカンジダの治療法

医師女性
抗真菌薬の軟膏や内服薬を使用して治療を行います。
治療を開始して、1週間程で治ることが多いです。

病院に行くときの服装

診察台に横になって、おしりを診てもらうことになるので、脱ぎ着がしやすい服装が良いでしょう。脱ぎ着がしやすいものであれば、ズボンでもスカートでも構いません。

▼参考
MSDマニュアルプロフェッショナル版 カンジダ症(粘膜皮膚)
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル/14-皮膚疾患/皮膚真菌感染症/カンジダ症(粘膜皮膚)

監修者

長谷川 佳子 先生

小田原銀座クリニック
形成外科医

長谷川 佳子先生

経歴

北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務

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