アレルギー性鼻炎の検査方法|何科?費用は?検査を受けるメリットも

更新日:2022-08-12 | 公開日:2020-05-19
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アレルギー性鼻炎の検査方法|何科?費用は?検査を受けるメリットも

「くしゃみや鼻水が止まらない…」
「鼻づまりがひどくて呼吸が苦しい…」

やっぱり私…“アレルギー性鼻炎”かも。
アレルギー性鼻炎の検査は受けるべき?
検査を受けたら何がわかるの?

お医者さんが詳しく解説します。

監修者
瀬尾 達 先生

瀬尾クリニック
院長

瀬尾 達先生

経歴

大正時代祖父の代から続く耳鼻咽喉科専門医。クリニックでの診療のほか、京都大学医学部はじめ多くの大学での講義を担当。マスコミ、テレビ出演多数。
平成12年瀬尾クリニック開設し、院長、理事長。
京都大学医学部講師、兵庫医科大学講師、大阪歯科大学講師を兼任。京都大学医学部大学院修了。

アレルギー性鼻炎の検査を受けたほうがいい人

次の症状がある場合は、一度アレルギー鼻炎の検査を受けてみることをおすすめします。

  • 風邪でもないのに「発作的で連続したくしゃみ」「水のようなさらさらした鼻水」が止まらない
  • 鼻詰まりが改善しない
  • くしゃみ・鼻水が日常生活に支障きたす
  • くしゃみ・鼻水にストレスを感じる

※鼻の症状の他にも、「目の充血やかゆみ」、「のどの違和感」、「皮膚のかゆみや湿疹」、「咳」、「頭が重たい」などの症状を併発する場合もあります。

検査は何科に行けばいい?

医師男性
耳鼻いんこう科、アレルギー科、呼吸器内科を受診しましょう。

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検査を受けるメリット

医者

医師男性
アレルギー反応の原因(アレルゲン)を特定できるのが大きなメリットです。

アレルゲンを特定すると、日常でアレルゲンを回避する対策がとりやすくなります。

また、アレルギー性鼻炎にはいくつかの治療方法があるため、自分に合った薬や治療方法を見つけることができるのもメリットのひとつです。

鼻水やくしゃみの症状の原因が、アレルゲンだけではない場合もあります。鼻の構造によるものであることもあるため、その場合にも有効な治療の方向性を考えることができます。

検査でわかること

  • アレルギーの原因(アレルゲン)
  • 副鼻腔の構造によるトラブルのリスク
  • 風邪・インフルエンザ症状との区別
  • 季節性のアレルギーか、通年性のアレルギーか

例えば、鼻水中の好酸球(アレルギー物質など異物を処理する細胞でアレルギー反応や炎症がおきている際に増殖する白血球)の値を調べることにより、風邪やインフルエンザとの区別ができます。

鼻粘膜の色や状態を診ることで、花粉症なのか、通年性のアレルギーなのかわかります。

かかる費用は?

一般的な血液検査(13項目まで保険適用)で、1000円から5000円程度です。

ただし、検査の種類や保険の種類、病院によっても異なることを考えると、8000円~10,000円を見積もっておくと安心でしょう。

時間はどれくらい?

目安として、30分~1時間程度です。

結果はどれくらいでわかる?

スクラッチテスト(※)は即日、血液検査の結果は、他機関に依頼することが多いため、1日~1週間程度かかることが多いでしょう。

(※)針で皮膚に小さな傷をつけ、アレルゲンの試薬を垂らして、アレルギー反応の有無や強弱を観察するテスト

主な検査項目

医師男性
一般的に、問診を行った後、次のような検査が行われます。
  • 鼻鏡検査
  • 画像検査
  • 鼻水中の好酸球値検査
  • 血液検査
  • パッチテスト  
  • 鼻粘膜抗原誘発テスト 等

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アレルギー性鼻炎と診断されたら…?

医師男性
まずは「アレルゲンの除去と回避」が大切です。

診断によって、ご自身のアレルギー性鼻炎が「季節性」もしくは「通年性」とわかったら、次のことに注意しましょう。

季節性の場合

  • 外出時にマスクやメガネの着用する
  • 花粉がつきにくいシャカシャカ素材の服装をする
  • 帰宅時は玄関前で体や髪の毛に付着した花粉を振り払ってから入る
  • 家の喚起は最小限にし、窓を開けるのは10センチほどにし、10分以内に留める

通年性の場合

  • 絨毯を使わない
  • 寝具などを清潔に保つ(布団乾燥機などで乾燥させダニの住みづらい環境を作る)
  • こまめに掃除機をかけ、ダニの死骸や糞、ハウスダストの除去に気を配る

アレルギー性鼻炎の治療法

四葉

医師男性
基本となる「アレルゲンの除去と回避」に加えて、病院では次の治療を行います。
  • 重症度や鼻炎のタイプに合わせた薬物療法
  • 舌下や注射による低い濃度のアレルゲン物質を体内に取り込み体を慣らしていく特異的免疫療法

重度のアレルギー性鼻炎の場合には、鼻粘膜の焼灼術、鼻腔の通気性を良くする手術、鼻水を止めるための神経切除術などの手術療法などがあります。

▼参考
岩野耳鼻咽喉科サージセンター→
https://www.iwano-jibika.or.jp/costo/
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