なぜ?お酒で顔が赤くなる理由|斑点ができるのは肝機能低下のサイン?

更新日:2021-10-26 | 公開日:2020-01-29
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なぜ?お酒で顔が赤くなる理由|斑点ができるのは肝機能低下のサイン?

「お酒を飲むと顔が赤くなるのはなぜ?」
「赤くなる人、ならない人の違いは?」

お酒を飲むと顔が赤くなるのはなぜか、お医者さんにお聞きしました。
顔が赤くなりにくいお酒の飲み方や、赤みを引かせる方法なども解説します。


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

なぜ?「お酒を飲むと顔が赤くなる」

急に赤くなるのは?

医師男性
「お酒を飲むと顔が赤くなる」のは、肝臓でアルコールを分解すると作られる「アセトアルデヒド」によるものです。
アセトアルデヒドが体内でうまく分解されないと、血管が拡張して顔が赤くなります。

顔が赤くなるだけでなく吐き気、頭痛といった不快な症状も、アセトアルデヒドが原因です。

「赤くなる人」と「赤くならない人」の違い

医師男性
アセトアルデヒドは、「アセトアルデヒド分解酵素」という成分によって分解されて体内に吸収されていきます。
この分解酵素の “強さ”には個人差があり、それによって赤くなる・赤くならないが決まります。

「アセトアルデヒド分解酵素」の活性の強さは、

  • 活性型
  • 低活性型
  • 非活性型

に分けられます。

「お酒に弱い人」は、低活性型・非活性型の人です。
アセトアルデヒドを上手く分解できないため、顔が赤くなりやすく、少量のお酒でも酔っぱらった症状が出やすいといえます。

一方「お酒に強い人」は、活性型の人です。
アセトアルデヒドが分解されやすいため、顔が赤くなりにくく、ある程度の量のお酒を飲んでも酔っぱらった症状が出にくいといえます。

活性の強さは遺伝や性別、体格なども関係しています。
両親がお酒に弱く、すぐに顔が赤くなる場合、その子どもも同じ体質である可能性が高いです。

顔が赤くならないようにする方法

医師男性
体調を整え、健康な身体のときにお酒を楽しみましょう。
また、ゆっくり食事と水分を一緒に摂りながらお酒を飲むようにすると、赤みが出にくくなります。

顔の赤みを治す方法

医師男性
お酒を飲むのをやめて、水分補給をして安静にしてください。
火照りを冷やすため、涼しいところでしばらく涼みましょう

女性であれば、ファンデーションで赤みを隠すこともできます。

なお、赤くなったときは、体からのアルコールの飲み過ぎ注意警報です。
無理をして飲まないようにしましょう。

1.「急に赤くなる」ケース

医師男性
お酒が弱い人は、血管が拡張されて急に顔や体が赤くなるケースがあります。

これは、上手く分解できなかった「アセトアルデヒド」が、血液中に巡ってしまうために起こります。

女性は赤くなりやすい?

医師男性
般的に女性は男性よりも体が小さい場合が多く、肝臓も同様に小さいです。
そのため、女性の方がアルコールの影響を受けやすく、赤くなりやすい人が多い傾向があります。

ただし、アルコールの代謝は遺伝の影響を受けるため、女性でも男性よりもお酒に強い人もいます。

2.「まだらに赤くなる」ケース

医師男性
肝臓の機能が低下していると、まだらに赤くなったり、手のひらが赤くなったりします。
その場合は、少し飲酒を控えましょう。

一時的のものであれば良いのですが、

  • 飲酒する度に体に赤い斑点が出る
  • 今までよりお酒が飲めなくなった
  • 長期的に飲酒をしている

といった人などは、一度検査を受けた方が良いでしょう。

飲酒で赤くなるとニキビが目立つ理由

赤いニキビは毛穴の炎症であるため、アルコールで血流が良くなると目立つようになります。

体に赤い斑点ができるのはなぜ?

飲酒すると体に赤い斑点が出るのは、肝機能が衰えていると出やすい症状です。

3.「赤くなる日とならない日がある」ケース

医師男性
その日の体調によって、肝臓のコンディションは異なるものです。
肝臓の疲労がたまっていたり、働きが悪かったりすると、赤くなりやすい傾向があります。

薬の服用や生理の影響も

  • 病気をした後
  • 薬を飲んでいる時
  • 生理で体調が悪い時

などに赤くなりやすいのは、体の他の器官と同様に肝臓も疲れているからです。

4.「最近、顔が赤くなるようになった」ケース

医師男性
いままで赤くならなかったのに、急に赤くなるようになった場合は、疲れがたまっていたり、肝機能の低下なども考えられます。
肝機能の働きが悪くなると、アルコール代謝が落ちるため、顔が赤くなりやすいです。

肝機能の低下で疑われる「病気」

急に顔が赤くなるようになった場合、

  • 脂肪肝
  • 肝硬変

などの病気で肝機能が低下している可能性があります。

脂肪肝

肝臓に中性脂肪が多く蓄積されている状態を脂肪肝と言います。

こんな症状は要注意!

  • 疲れやすくなる
  • お腹が張る
  • 倦怠感が出る

肝硬変

肝臓が慢性的に炎症を起こして肝機能が低下し硬くなっている状態です。
本来柔らかいはずの肝臓が硬く、小さくなっています。

こんな症状は要注意!

  • 食欲がなくなる
  • 倦怠感が出る
  • 皮膚が黄色っぽくなる
  • お腹が張る
  • 手のひらが赤くなる

受診するのは何科?

医師男性
肝機能が低下や、病気の可能性があるときは、内科・消化器内科を受診しましょう。

肝臓は沈黙の臓器と言われており、病気の進行に気づきにくいです。
悪化を防ぐためには、定期的な検診や早めの受診を心がけることが大切です。

内科を探す

これホント?「お酒を飲み続けると赤くならない」

火照り顔

医師男性
毎日お酒を飲み続けても、アルコール代謝能力が上がることは、ほとんどありません。
そのため、飲み続けたからといって赤くならないということはありません。

弱くないのに赤くなるのは赤信号

医師男性
お酒に弱いというわけではなくても、ひとくちふたくち飲んだだけで一気に真っ赤になる時は飲酒を控えましょう。

赤くなるのはアルコールに対して拒否反応のような状態が起きています。
無理して飲み続けると、急性アルコール中毒になるおそれがあるため、危険です。

まとめ

肝臓も他の臓器と同じように、使えば使うほど老化していきます。
以前は顔が赤くならなかったのに、年をとったら赤くなるようになってきた人は、休肝日を設けて、肝臓を休める日を作りましょう

※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。


監修者

岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

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