頬のニキビが治らないのはなぜ?
赤みやかゆみがなかなか治らない原因と対処法をお医者さんに聞きました。
病院で治療するメリットや早く治す方法もご紹介します。
監修者
小田原銀座クリニック
形成外科医
長谷川 佳子先生
北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
を経て横浜栄共済病院 形成外科
平成26年よりKO CLINICに勤務
平成29年2月より小田原銀座クリニックに勤務
それぞれの「肌に何が起こっているのか」詳しく解説します。
自分に当てはまるポイントがないか、チェックしましょう。
肌表面が乾燥状態になると、潤いを維持するために皮脂分泌を増えます。その結果、皮脂が過剰に分泌されて毛穴詰まりを起こし、ニキビが発生しやすい状態になります。
しかし、過度に乾燥を防ごうと化粧水や乳液を使うと、肌の代謝バランスを崩すことになり、肌本来の皮脂分泌が低下するという悪循環にも陥りやすいです。
ニキビ肌状はより敏感になっているため、紫外線ダメージも強く受けてしまうという悪循環に陥ります。
肌のターンオーバーにも悪影響を及ぼします。その結果、古くなった角質が残って毛穴に詰まり、ニキビを発生させます。
アンドロゲンには、皮脂分泌を促進する作用があるため、毛穴詰まりが起こりやすくなり、ニキビの発生に繋がると考えられています。
などは、ニキビを発生させるリスクを高めます。
生理前に分泌が活発になる男性ホルモンは、皮脂分泌を促進する作用があります。
また、黄体ホルモンは毛穴周辺の皮膚を厚くする作用があり、毛穴詰まりが起きてニキビができやすい状態になります。
また生理前は、健康な肌を維持する作用をもつエストロゲンの働きも悪くなります。肌が乾燥傾向になるため、皮脂の過剰分泌の原因となります。
メイクが毛穴の中に残っていると、皮脂と混合されてアクネ菌の栄養分になり、ニキビ発生を促すことがあります。
綺麗になるどころか、角質を厚くしてしまう場合があります。
なかなか治らない頬ニキビ。
その正しいケアを解説します。
洗顔料は、低刺激で弱酸性、殺菌洗浄成分配合の肌に優しい成分のタイプがおすすめです。
またニキビが発生している場合は、オイルタイプよりもミルク・ジェルタイプがおすすめです。オイルタイプは、必要なうるおい成分まで除去して乾燥を助長させてしまうので、全くおすすめしません。
<洗顔のやり方>
油分を多く含むタイプではなく、化粧水・ジェル・美容液等を使用しての保湿がおすすめです。
また、スキンケア用品は、ニキビ肌専用のタイプやノンコメドジェニック表示があるタイプがおすすめです。
特に次の栄養素は、ニキビの改善に繋がるとされています。
<しっかりとりたい栄養素>
次のような食生活は頬ニキビの悪化に繋がるため、避けましょう。
<NG食生活>
よくあるNG行動はこちら。
ニキビの発生・悪化につながるので避けましょう。
ニキビケアに有効な市販薬も多く販売されていますが、ニキビにもいろいろなタイプがあり、自己判断で薬を決めると改善が遅れる場合があります。
また、ニキビと思って市販薬を使用していたのに、実は他の疾患が原因の可能性もあります。
皮膚科で治療を受けると、ニキビ症状に合う治療や治療薬を処方してもらえます。繰り返すニキビの予防も期待できます。
自己判断で市販薬やスキンケア用品を使用して、改善が見られないまま長期にわたり購入し続けるよりも、医療機関を受診して正確な診断を受けた方が早期改善の期待できるでしょう。