子どもの歯の黄ばみを落とすには?歯磨き粉の効果は?歯医者で治せる?

子どもの歯の黄ばみを落とすには?歯磨き粉の効果は?歯医者で治せる?

公開日:2021-10-26 | 更新日:2021-10-28

子どもの歯の黄ばみを落とすにはどうしたらよいでしょうか?
歯の黄ばみの取り方」や、「黄ばみが付着しない予防法」を歯医者さんに聞いてみました。

「市販の歯磨き粉」で落とせる歯の黄ばみや、歯磨き粉を選ぶポイント、永久歯と乳歯の色の違いなども詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。


監修者

むかい歯科

迎和彦 先生

経歴

1990年 昭和大学歯学部卒
昭和大学第三歯科補綴学教室入局
1996年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生
都内歯科医院管理者(院長)勤務
2004年 大田区大森にて「むかい歯科」開業

そもそも「永久歯は乳歯よりも黄ばんでいる」

先生(男性)
永久歯は、乳歯のように透明感のある白さを元々持ち合わせていません。
ですから、永久歯は乳歯と比べると黄色く感じることがあります。

永久歯は、乳歯よりも象牙質という部分が厚くしっかりできているので、乳歯と比べると黄色が強く見えます。

ただし、「永久歯が生えてきたときよりも黄ばんでいる」場合は、何らかの原因が隠れていることがあります。この記事では、黄ばみの原因と対処法について解説します。

「子どもの歯の黄ばみ」の3つの原因

「子どもの歯の黄ばみ」のよくある原因として、次の3つが挙げられます。

黄ばみの原因

黄ばみの落とし方

①  着色汚れ

  • 丁寧に歯磨き
  • 歯科でクリーニング

②  歯垢

  • 丁寧に歯磨き

③  虫歯

  • 歯科での治療

それぞれの「見た目の特徴」や「黄ばみの落とし方」について、詳しく解説していきます。

原因① 着色汚れ(ステイン)

先生(男性)
着色汚れ(ステイン)は、ケチャップ、ソースなどの食べ物の着色が取れずに残った状態です。

歯が以前よりも黄色っぽく見える、歯の凹凸に沿って茶色っぽい線がつくといった見た目の特徴があります。

歯の着色汚れの落とし方

先生(男性)
歯ブラシを歯にあてたら、細かく動かしましょう。
歯磨きを丁寧に行えば徐々に取れてくることがありますが、1日で取りきれないことも多く、何日か根気よく行う必要があります。

歯磨きで取れない場合は、歯科でクリーニングを受けましょう。

大きく歯ブラシを動かして歯を磨いてしまうと、歯の表面の凸凹の中に入り込んだ着色汚れを取り出しにくいです。細かく丁寧に磨くようにしましょう。

歯科でのクリーニングには、「専用の器具を使う」、「薬剤を使う」などの方法があります。
通院回数は、着よく汚れの度合いによります。1回のケースもあれば、複数回通院するケースもあります。

口呼吸→鼻呼吸にするのも大事!

先生(男性)
歯は、乾燥していると着色汚れがつきやすくなります。

乾燥を引き起こす要因としては、

  • 口を開けていることが多い
  • 口呼吸している
  • 歯並びの影響で口が閉じない

などがあります。

原因② 歯垢

歯磨き不足が原因で歯垢が溜まり、黄ばんで見えることがあります。

磨き残しにより歯垢が溜まった歯は、透明感がなくなって黄色が濃くなったように見えます。
また、歯と歯の隙間、歯茎と歯の間に黄色や白っぽい歯垢の塊が溜まることもあります。

歯垢の落とし方

先生(男性)
歯垢による黄ばみは、歯磨きでも落とせます
歯ブラシを歯にあてたら細かく動かしましょう。

大きく歯ブラシを動かしても、歯の表面の凸凹、歯の隙間などに入り込んだ歯垢は落としきれないことがあるので、歯ブラシは細かく動かすのがコツです。

ただし、放置していると歯垢が増加して歯石となります。
歯石になると、自宅では取り除けなくなります。

原因③ 虫歯

虫歯菌によって溶かされた部分は、黄色から茶色、黒っぽい色へと変色していき、穴が空いていきます。

見た目の特徴としては、

  • ポツポツと変色した箇所がある
  • 歯の溝に沿って変色している
  • 歯と歯の隙間の色が変わっている

などがあります。

虫歯の治し方

先生(男性)
通常、虫歯は放置しても自然に治ることはありません。
歯医者で治療を受けましょう

歯医者では、「歯を削る」、「薬をつける」などして虫歯菌を取り除き、必要があれば歯に空いた穴に詰め物をします。

「歯磨き」のコツ

先生(男性)
食後30分以内に歯を磨いて、着色汚れを防ぎましょう。
食後すぐに磨くことによって、虫歯菌の増殖も防げます。

どうしても歯磨きできないときは「うがい」をしよう

うがいをしたり、子ども用マウスウォッシュを使ったりして、汚れや食べかすが残るのをできるだけ防ぎましょう。丁寧なうがいは、着色を残しにくくします。

「キシリトール」もおすすめ!

着色を残しにくくするために、「うがい」の習慣や「キシリトール入りのガム」を噛ませることもおすすめです。

また、キシリトールガムは歯の再石灰化を促し、歯が持っている初期虫歯を治す働きを強化してくれます。まだガムが噛めない子どもの場合は、キシリトールタブレットを活用しても良いでしょう。

「歯磨き粉」を選ぶポイント

先生(男性)
フッ素入りの歯磨き粉がおすすめです。
フッ素は、歯を強化して虫歯に弱い乳歯を強くコーティングしてくれます。

乳歯は柔らかく傷がつきやすいので、大人向けのもの(永久歯向け)は、使用しないでください。歯に傷がつくと虫歯になりやすく、さらに着色汚れがつきやすくなります。

また、市販の歯磨き粉で落とせるかどうかは、いつ頃ついた黄ばみなのかによって変わります。時間が経過していれば、それだけ落ちにくくなります。

「子どもの場合はNG!」やってはいけない対処法

先生(男性)
  • 重曹での歯磨き
  • イチゴやレモン果汁での歯磨き
  • 大人向けの歯磨き粉の使用

などの対処法はNGです。

その① 重曹で歯磨き

先生(男性)
重曹で歯磨きすると、歯に傷がついて余計に着色汚れがつきやすい状態になります。

歯に傷がつくと虫歯にもなりやすいです。

その② イチゴやレモンの果汁で歯磨き

先生(男性)
イチゴやレモンの果汁で歯磨きすると、歯が酸で傷ついて溶けて、着色汚れがつきやすい状態になります。

また、歯に傷がつくので虫歯になりやすいです。

その③ 大人向けの歯磨き粉の使用

先生(男性)
大人向けの研磨剤入りの歯磨き粉の使用は避けましょう。

乳歯は柔らかく、傷がつきやすいので、研磨剤入りのものを使用すると、歯に傷がついて着色汚れがつきやすくなります。

「子どもの歯の黄ばみ」の予防法

先生(男性)

子どもの歯の黄ばみを予防するには、

  • 食生活の見直し
  • 歯磨き習慣づけ

が大切です。

カレー、チョコレートなど、歯の黄ばみの原因となるものを食べる回数を減らしましょう。
毎食後の歯磨き習慣も、歯の黄ばみを予防する上で重要です。

歯医者さんの「定期健診」もおすすめ

定期健診では、歯垢が溜まっていたり、汚れが強く残っていたりすると器具やクリーニングで取り除いてくれる場合があります。

磨き残しが多い部分なども教えてもらえるので、おすすめです。

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歯医者でできるクリーニング

歯科でできるクリーニングには

  • スケーリング
  • エアフロー・ジェットクリーニング
  • PMTC

といった方法があります。

それぞれ詳しく解説していきます。

その① スケーリング

先生(男性)
スケーラーという、歯科で使う器具を使って歯垢や歯石、着色汚れを取り除きます。
専門のスタッフ、医師が目で見て取り除きます。

歯石など、取れにくいものを取る際には刺激を感じることがあります。

費用の目安

費用は3,000円程度です。
歯の汚れ、歯石、虫歯など治療が必要なものがある場合は、保険適用となります。

その② エアフロー・ジェットクリーニング

先生(男性)
空気圧の力で、薬を混ぜたものを歯の表面に塗布していき、汚れを飛ばすクリーニング方法です。

機械を用いて、効率よく歯垢、歯石、着色汚れを取り除けます
歯、歯茎へ負担もありません。

※小さなお子さんの場合は、音を嫌がることがあるかもしれません。

費用の目安

費用は2,000円程度です。
歯の汚れ、歯石、虫歯など治療が必要なものがある場合は保険適用となります。

その③ PMTC(保険適用外)

先生(男性)
「PMTC」とは、歯石除去、歯の表面の清掃を専用の器具などを用いて行うケアです。
歯垢・歯石の除去を行い、着色汚れも取り除けます。

専用機器とフッ化物入りの研磨剤でケアします。
自宅での歯磨きではできないケアです。

※小さなお子さんの場合は、音を嫌がることがあるかもしれません。
また、研磨の刺激を嫌がる子もいるので、小さなお子さんに行うことはあまりないケア方法です。

費用の目安

5,000円〜の医療機関が多いです。
PMTCは保険適用外となります。

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監修者

むかい歯科

迎和彦 先生

経歴

1990年 昭和大学歯学部卒
昭和大学第三歯科補綴学教室入局
1996年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生
都内歯科医院管理者(院長)勤務
2004年 大田区大森にて「むかい歯科」開業

 
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