妊娠初期のむくみ解消方法｜マッサージやストレッチなど

「妊娠してから「むくみ」を感じるようになった」
「妊娠初期って、むくみやすいって本当？」
と妊娠初期からむくみに悩むプレママは多いです。

お医者さんに、妊娠中のむくみ解消方法を聞きました。

なぜ？妊娠すると「むくみやすい原因」

むくみには、妊娠中に増える女性ホルモンが関係しています。

妊娠すると女性ホルモンが増えます。
なかでもむくみに関係するのは、プロゲステロンという女性ホルモンです。プロゲステロンの持つ働きの中には、体内の水分量を保とうとする働きがあるため、むくみを生じやすくなります。

妊娠でのむくみは個人差があり、顔がむくみやすい人もいれば、下半身がむくみやすい人もいます。

このむくみは、病気などが関係しているわけではないので、出産を終えれば通常通りの体調に通常戻ります。

むくみ解消方法～食べ物～

過剰な塩分摂取は、むくみを増加させます。
塩分を控えて、カリウムなどの過剰な塩分を排出してくれる栄養素をとりましょう。

妊娠中は、高たんぱく・減塩食・低カロリー食が中心です。

食事に塩分を排出する働きのあるカリウムを含む食材を取り入れましょう。きのこ類やわかめ、バナナ、野菜などの食品に含まれています。
その他、乳製品、豆腐、納豆など良質のたんぱく質や野菜、果物を適度に取りましょう。

避けた方がよい食事

塩分が多く、他の栄養素も少ないインスタント食品やカップラーメンを、単体で食べるのは避けた方が良いでしょう。

また、カップラーメンなどの汁は、塩分量が多いので全て飲むのは避けましょう。塩分摂取量は3〜10g/日くらいが目安です。薄味を心がけます。

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むくみ解消方法～マッサージ等～

マッサージやエクササイズでむくみを解消しましょう。

マッサージのしかた

1.  むくみの気になる部分から心臓の方向に流すイメージでマッサージをします。顔は、首の方向に流すイメージで行います。
2.  腕や脚のむくんでいる部分を「モミモミ」というイメージで揉みます。1分程度続けているとその部分が温まってきて血流が良くなりむくみ解消になります。痛まない程度の握力で行います。

服の上から行ってもよいです。
素肌に行う際は、滑りをよくするベビーオイルやクリームなどをつけて行うとよいでしょう。

ストレッチ

＜脚のむくみのストレッチ＞
立ち姿勢でかかとを上げ下げします。
10回を１セット。朝晩3セットくらいつらくない程度に行います。つらいときは、時間を空けて行いましょう。

＜顔のむくみのストレッチ＞
口を大きく開けて「あ〜・い〜・う〜・え〜・お〜」の口の形をして、顔を動かしましょう。また、口をすぼめた状態で、右に3回、左に3回ずつ口周りを回します。顔が動いて、気持ち良いくらいの強さで動かしましょう。

ツボ押し

余分な水分などを排出するツボ「人迎」を気がついたときに押すようにしましょう。

首の喉にあるツボです。のど仏の中心から左右に指幅各2本分離れたところで、指を当てると脈を感じる部分にあるツボです。

＜ツボの押し方＞
１） ツボと同じ側の手の親指の腹をツボに当てる
２） 息を吐きながらゆっくり押し、息を吸いながらゆっくり弱める
３） 左右6〜8回繰り返す

強く押しすぎないように、ソフトに行いましょう。

着圧ソックス

妊娠していても使用可能です。サイズの合ったものを使用し、極端にキツイものは避けてください。
※つらい・痛いなど感じた場合は、すぐに脱いでください。

こんな対処はNG！

マッサージやストレッチを行う際に力を入れすぎないようにしてください。

力を入れすぎるとあざや怪我の原因になります。

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