幼稚園いじめられたら、どう対応?子どものSOSサイン|経験者ママ・パパ50人に聞きました

幼稚園いじめられたら、どう対応?子どものSOSサイン|経験者ママ・パパ50人に聞きました

公開日:2019-10-04 | 更新日:2022-09-06

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「自分の子どもがいじめられたときは、どうしたらいいんだろう…。」とつらい気持ちを抱えるママ・パパへ。
今回は、実際に子どもがいじめトラブルに巻き込まれてしまった経験のある先輩ママ・パパに、対処法や子どもへの接し方について聞いてみました。

幼稚園で実際にあったいじめ

先輩ママ・パパから、子どもが実際に受けたいじめの内容について話を聞いてみました。
幼稚園児の間で起こりやすいいじめは、次のような内容でした。

子どもが受けたいじめの内容は?

幼稚園でのいじめ(先輩ママ・パパ50人にアンケート「子どもがどんないじめを受けましたか?」※複数選択可)

1位 仲間外れ

幼稚園や保育園に通う子どもたちの間で一番多いのは「仲間外れ」。
遊ぶことを通じていろいろなことを学ぶ年ごろだからこそ起きやすいいじめです。

ママ(困り顔)
自由時間に外で遊ぼうとした時に、輪になっていた集団に入って一緒に遊ぼうとしたら、『~君(息子)はダメ』と言われ、仲間に入れてもらえませんでした。
(2歳と5歳の男の子と4歳の女の子のママ)
ママ
上の娘が年中組の時に、鬼ごっこをしていた時に1人だけ鬼にさせられて、みんなはどこかで遊んでいました。
(4歳の男の子と小学3年生の女の子のママ)

2位 言葉の暴力

子どもは、思ったことをすぐに口にしてしまいますよね。だからこそ起きやすいのが「言葉によるいじめ」です。

ママ
いつも遊んでいた仲の良い友達から「あほ」「あっち行って」など言われるようになった。
最初は本人も冗談と思っていたようだが、「○○ちゃんのこときらい」「遊びたくない」と言われ、近付くと「こっちに来るなって言ったでしょ!」と言われた。
(6歳の女の子のママ)
ママ(困り顔)
下の子が幼稚園の時、同じクラスの女の子にプールカバンがたまたま同じで「何ちゃんと同じプールカバンで嫌だなあ」と言われた。
(小学2年の女の子と小学4年と小学6年の男の子のママ)

3位 身体的な暴力

いじめる側の子は遊びやスキンシップのつもりでつい痛いことをしてしまったり、自分の気持ちをうまく言葉にできないために手が出てしまう…ということも。

ママ
幼稚園のバスの中で、ほっぺをつねられたり、お尻をつねられたりしていました。
子供が「痛いからやめて」と言ってもニヤニヤ笑うだけでやめてもらえず、幼稚園の送迎バスは席順も決まっていたため毎日繰り返されていました。
(小学2年生の女の子と小学6年生の男の子のママ)
ママ
5歳の男の子が1人でブロックやレゴなどで遊んでいると、いきなり壊されて、腕を掴まれて引っ張り回されました。
複数人でお腹を押されたり足を掴まれて引きずり回されたりしました。
(3歳と5歳の男の子のママ)

たとえ相手の子には悪気がないとしても、自分の子どもが「される側」になってしまうと悲しく、つらくてたまらないものです。

いじめられたらどう対応する?

自分の子どもがいじめられたとき、先輩ママ・パパはどう動いたのか。
対応策について聞いてみました。

子どもの話を聞く

まずは子どもの気持ちを受け入れるのが第一。その上で「どうやって乗り越えるか」を親子で考えた、という意見がありました。

ママ
子どもが今感じている事、思っている事、全てまず聞きました。そして、子どもの話に共感する相槌をしました。

子どもの話が全て終わったあと、「これからどんな態度や言葉でお友達と接していったらいいのか」を私の子どもの頃の体験談と一緒に助言しました。

こう言われたらこう言い返してみたらどうかな?と細かく状況を予想して一緒に対処方法を考えました。
(小学1年生の男の子と小学4年生の女の子のママ)

先生に相談

幼稚園内で起こっているいじめであれば、現場の先生に相談し、事実確認や指導を行ってもらいましょう。

ママ
幼稚園の先生に相談をしたところ、先生からいじめている子どもを含めクラス全員で話し合いをしてくれました。
(3歳と5歳の男の子のママ)
ママ
うちの子はおとなしい子で、自分では絶対に先生に話せないと思ったので、私が幼稚園に電話をして先生に相談をしました。
(小学2年生の男の子のママ)

「担任の先生には話にくい」という場合は、園長先生や副担任の先生など話しやすい先生に相談してみましょう。

子どもの環境を変える

子との接触を減らすという手もあります。
転園は難しいという場合は、習い事などを始めることでほかのお友達を作ったり「子どもの居場所」を増やすように工夫するのもよいでしょう。

ママ
もう学年が変わる事もあり、先生には話しましたが同じクラスにしないで欲しいとだけ伝え、学年が変わると他のクラスになり話さなくなりました。
(中学1年生と高校1年生の女の子のママ)

訴えることはできる?

話し合い

パパ
身体的虐待があったので、まずは園に相談しましたが、らちがあかないので市役所に問い合わせをしました。
(6歳の子のパパ)

幼稚園の対応に納得できない場合は、お住まいの市区町村の役所の担当者や、市町村の議員・民生委員・主任児童委員さんなどに相談してみましょう。

また「子どもの人権110番」では、子どものいじめや体罰などに関する相談を、メールや電話で無料にて受け付けています。
子ども自身からだけでなく、大人からの相談も受け付けています。

【子どもの人権110番】
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html

家での子どもへの接し方

自分の子どもがいじめられてしまったときに、ママ・パパはどんな風に子どもに接するべきなのか、先輩ママ・パパの体験談から探ってみました。

1.子どもの気持ちを受け止める

ママ
とにかく、子どもの言うことを否定しないことですね。
子どもの話すことをよく聞いて、理解しようと努力すること。
目を見て話すこと。
パパとママはきみの味方だと言い聞かせること。
いっぱい抱きしめてあげること。
(2歳と4歳の男の子のママ)

2.コミュニケーションを欠かさない

ママ
1日のことをたくさん話していました。嫌な事も楽しかった事も、聞いてあげる時間を増やしました。
あと、スキンシップを増やし話しやすい感じにするようにしていました。
(中学1年生と高校1年生の女の子のママ)

3.無理に聞き出そうとしない

ママ
子どもは小さくても、プライドがあり親に知られたくないと思って話さなかったのだと思います。
なので、私は子どもに追求することはしませんでした。
特に「誰かにいじめられているの?」という言葉は、絶対に言わないようにしていました。
(小学2年生の男の子のママ)

大切なのは「わが子の一番の味方でいること」。

子どもが安心して話せる雰囲気やリラックスして過ごせる環境作りをしましょう。

いじめに気付く方法

ママと男の子

「もしかして、うちの子いじめられてる?」と感じるサインはどんなものがあるのか。

ここでは、例として3点ご紹介します。

いじめのSOSサイン①幼稚園へ行きたがらない

「幼稚園大好きな子どもが急に幼稚園を休みたがる」
「体調は悪くなさそうなのに登園をしぶる」
という場合はいじめのSOSサインかもしれません。

また、「朝は元気に登園したのに、帰宅後の元気がない」など、子どもの表情の変化にも気を付けましょう。

いじめのSOSサイン②物が汚れている・なくなる

子どもの持ち物に落書きされていたり、毎日のように物を忘れて帰ってくることが続く場合は要注意。

先生も気づいていない場合もあるので、すぐに幼稚園側に確認してみましょう。

いじめのSOSサイン③ケガが増える

ケンカや自分で転んでできた傷の場合は、先生が把握しているはずです。

体の不自然な場所にアザやキズができているのに気付いたら、すぐに先生に確認しましょう。

幼稚園でいじめにあっている子どものママ・パパへ

ママと女の子

「自分の子どもがいじめられているかもしれない」と思うと心が締め付けられますよね。

まずはママ・パパが冷静になって状況を把握することが大切です。
その上で、子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。

また、親子で抱え過ぎず信頼できる人に相談し、1日でも早く解決できるように動いてみてください。

参照
全国民生委員児童委員連合会
https://www2.shakyo.or.jp/zenminjiren/

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